握ろうとしたら、

空が高くなってきた。

空が高くなってきた。
次女が帰ってきた。
大学は9月いっぱい夏休みなので、まだまだゆっくり充電期間だ。
だが、早いもので彼女も3年生。そろそろ就活を考えなければならない。
長男や長女の姿を見てきている彼女は、世間でみんながやっている就活をしようとしている。
己の力と比べて、なかなかしんどそうな時間になるようだ。
でも、就活をせずにここまで踏ん張っている兄や姉の姿をみて
「あれはあれできつい」 と、はっきり受け止めている。
生きていくのはどんな生き方でも、やっぱり大変で、大変だからこそ自分の好きな道、好きなやり方で進むしかない。
それはわかっているようだ。ならば親は何も言うことはない。
がんばって!
ところで、次女に限らずだが、
末っ子と旦那と三人の暮らしに誰かが混ざると、その違和感?というか、
そのなんとも言えない複雑さに快感?がわいてくる。
これだよ!これ!!ていう感じ。
末っ子には悪いが、一人っ子の生活って単純なんだ。
何かあっても、末っ子に合わせるか合わせないかのこの一点でしかない。
それが上の子どもが一人でも混ざると、別の道があらわれてくるような気がする。
実は、これがちょっと居心地がいい。末っ子一人だけの時には感じられない“何か”だ。
次女がいるのは一週間。
「とにかく魚が食べたい」というから、一度は回転ずしに連れて行かねばいけません。
それはそれで、なんとなく楽しい。