在宅ヘルパーの仕事をしていて困るのは、一人でそのお宅に行って仕事をするため、
先輩や上司、見習うべきものがないということ、勉強するべきものが無いということでしょうか。
本を読んだり、ネットで検索したり、という知識では手に入れることが出来ても
経験という面ではどうにもこうにも一つずつの場面で、
一つずつ決断して失敗も繰り返して積み上げていくしかなく、
先輩のやることをみてということが出来ないのがつらいです。
先日仕事場で“事件”が起こりました。
その場で必死に対応したつもりだったのですが、訪問看護士さんから
「危機感が足りない」とお叱りをいただきました。
いえ、それはそれで起こったことなので叱られて当然のことなのですが、
私が当惑しているのは自分に本当に危機感というものがなく、
あったのは、今もあるのは緊張感だけで、
その場で最善を尽くすという気持ちで対応してきて、今現在もそうしていて、とても当惑しています。
医学や医療知識に乏しく、ヘルパーの経験もあまりない私が持ちえなかった“危機感”
持つべきだった“危機感”の正体がいまだ見定められません。
何が求められていたのだろうか・・・ああでもない、こうでもないと日々思いあぐねています。