私も旦那も生き物が好き。
昔から犬か猫を飼いたいと思ってきた。
迷い犬をしばらく飼っていたことがあるが、それ以外は子どもの数が多かったこともあって断念した。
マンションに越してからは、
ここで生き物を飼うのはかわいそうだと考えて、実行してこなかった。
人生の残り時間を考えると、ここらで一念発起しないと最後まで動物と暮らすという願いはかないそうもない。
犬にしろ猫にしろ飼うならば、どこか行き場のない仔を一匹でも貰い受けたい。
「うちのとらまる」さんや「猫撮る」さん。
そこからつながった保護活動をされる方のHPやブログを、その日のためにチェックを欠かさないでいる。
そこには、とにかくご苦労様ですとしか言いようのない日々の努力がつづられている。
彼ら彼女らに見守られ、家猫の資質を身に着けていくにゃんたちの変容を驚きとともに楽しみに観ている。
だが、
劣悪な環境で過ごしてきたであろう犬猫は、手数のかかる例も多い。
“野良”ならば生きていけない状況も多いのだろう。
そんな動物の姿に打ちひしがれてしまったブログの主が、時折吐き出すように思いをぶちまけるときがある。
今回は、立て続けに二人の方が耐え切れない思いを文字にされていた。
ああ、つらいなあ・・・
動物達も、彼女たちも、大変な毎日を過ごしている。
がんばってほしい と思う。
そして、私は、
動物を飼うということが、「都会」ではこんなに大変なことになっている事実に辟易としてしまっている。
彼らの発信するものはその実態を知るにつれ、仕方がないことだなあと納得できるものばかり。
それでも、
求められているルールやマナーは厳しいもので、これでは生き物を飼うというだけでストレスになってしまう。
ああ、都会ってひどいところだ・・・と思う。
私がこれから住む場所は、札幌にしろ、東京にしろ、犬猫と暮らすにはあまりに都会すぎる。
その他にも譲渡希望者の資格の中に年齢制限があるものが増えてきて、
私と旦那だけでは、譲渡してもらうこともできない。息子か娘に一緒にもらってもらうということが条件になってくる。
ハードルが一つ多い。
ふううううう
それでもいつか環境を整えて、そういう仔と時間を過ごすときがくるといいなあと思う。
「都会」の中で、そんな道を選べるようにしたい。