佐久を出て向かったのは、
ま、まず、昼ご飯!
メニューに鍋焼うどんとあり、飛びついたのですが、……ほうとうにすれば良かったかな?
腹ごしらえが済んで、
また、さらに山道を行きます
再会です
住所は、南アルプス市です
ここに、旦那の伯父が住職を務めたお寺があります
務めた と言うのは、ちょっと前に亡くなったのです
伯父さんには男の子が三人、皆僧籍を持っています
ただ、これが三人とも飛び抜けて出来がいい!
うちの旦那と兄弟のように過ごしていた時期もあるらしく、そろそろ引退の年頃だが、
長男さんと次男さんは、それぞれ分野が違うが大学教授を生業としている
三男も出来がいいのだが、これが進路が関わる時にとんでもないことが起きてヘソが曲がってしまった!
その三男が独身を通していて、身軽さゆえ寺守りを引き受けている
伯父さんにうちの旦那はえらく世話になり、
道外に進学が叶ったのも、なんとか生活を成り立たせられたのも、この伯父さんがいたからだと言います
生きているうちから大学病院に献体の申し込みをしていて、葬式後迎えにきた病院の車に乗せられて、親族はその車にお別れをしたそうです
伯父さん最後の大仕事が終わり寺に戻り、お墓に入ったと連絡があったので、この機会にと寄る事にした
まあ、佐久から3時間、話すと皆大変だったねと言いますが、うん、でっかいどうでは当たり前の移動で、距離自体はそれほど苦になりませんでした
寺は、当時、住職の居ない荒れ寺で、
伯父さんが一つ一つ直し、立て直したものだそうです
旦那の従兄弟になる三男君、いっくら火炊いても暖まらないさ!ともこもこの姿で登場
広い寺を使って、趣味の大型のアンプを広げ、場所はいくらでもあるとCDが店屋のように並んでいました
古い木造の寺に流れるジャズは、腹に響きました
この三男がヘソを曲げた話は、伯父さんの豪快さを示す時に親族が持ち出す有名な話で、
まあ、◯◯ちゃんもああいう親をもったと言う事で、で締めくくられる
子どもの頃から出来の良い三兄弟だったが湯水のように教育費が出てくるはずもなく、大学に進学したいなら国立大学と厳命していたそうだ
またそう言われてスルスルと皆が知ってるあの国立大学に合格しちゃうのがスゲ〜ところなんですが、
合格したら通わなくてはならず、当然下宿です
長男はまだ良かったようですが次男もとなった時に、面倒臭くなったらしい
一家で東京に移る事にした!
その時三男は高校二年生、目の玉ひん剥いて驚いたらしい
伯父さん、一つ条件を出した
上二人は国立大学と縛ったが好きな大学を選んでいいと言ったんですって、
どんなにお金のかかる私立をえらんでも用意してやるってね!
そんな事から、一家は仕送り回避のために移住したのですが、いくら好きなところ選んでいいからと言われても感受性豊かな年頃、兄貴のために人生ねじ曲がったという感情は隠しようがなかったらしい
うちの旦那は出来の良い兄貴達より、このへそ曲がった三男と気が合い、
この度もあれやこれや話は尽きないようだった
続く
ま、まず、昼ご飯!
メニューに鍋焼うどんとあり、飛びついたのですが、……ほうとうにすれば良かったかな?
腹ごしらえが済んで、
また、さらに山道を行きます
再会です
住所は、南アルプス市です
ここに、旦那の伯父が住職を務めたお寺があります
務めた と言うのは、ちょっと前に亡くなったのです
伯父さんには男の子が三人、皆僧籍を持っています
ただ、これが三人とも飛び抜けて出来がいい!
うちの旦那と兄弟のように過ごしていた時期もあるらしく、そろそろ引退の年頃だが、
長男さんと次男さんは、それぞれ分野が違うが大学教授を生業としている
三男も出来がいいのだが、これが進路が関わる時にとんでもないことが起きてヘソが曲がってしまった!
その三男が独身を通していて、身軽さゆえ寺守りを引き受けている
伯父さんにうちの旦那はえらく世話になり、
道外に進学が叶ったのも、なんとか生活を成り立たせられたのも、この伯父さんがいたからだと言います
生きているうちから大学病院に献体の申し込みをしていて、葬式後迎えにきた病院の車に乗せられて、親族はその車にお別れをしたそうです
伯父さん最後の大仕事が終わり寺に戻り、お墓に入ったと連絡があったので、この機会にと寄る事にした
まあ、佐久から3時間、話すと皆大変だったねと言いますが、うん、でっかいどうでは当たり前の移動で、距離自体はそれほど苦になりませんでした
寺は、当時、住職の居ない荒れ寺で、
伯父さんが一つ一つ直し、立て直したものだそうです
旦那の従兄弟になる三男君、いっくら火炊いても暖まらないさ!ともこもこの姿で登場
広い寺を使って、趣味の大型のアンプを広げ、場所はいくらでもあるとCDが店屋のように並んでいました
古い木造の寺に流れるジャズは、腹に響きました
この三男がヘソを曲げた話は、伯父さんの豪快さを示す時に親族が持ち出す有名な話で、
まあ、◯◯ちゃんもああいう親をもったと言う事で、で締めくくられる
子どもの頃から出来の良い三兄弟だったが湯水のように教育費が出てくるはずもなく、大学に進学したいなら国立大学と厳命していたそうだ
またそう言われてスルスルと皆が知ってるあの国立大学に合格しちゃうのがスゲ〜ところなんですが、
合格したら通わなくてはならず、当然下宿です
長男はまだ良かったようですが次男もとなった時に、面倒臭くなったらしい
一家で東京に移る事にした!
その時三男は高校二年生、目の玉ひん剥いて驚いたらしい
伯父さん、一つ条件を出した
上二人は国立大学と縛ったが好きな大学を選んでいいと言ったんですって、
どんなにお金のかかる私立をえらんでも用意してやるってね!
そんな事から、一家は仕送り回避のために移住したのですが、いくら好きなところ選んでいいからと言われても感受性豊かな年頃、兄貴のために人生ねじ曲がったという感情は隠しようがなかったらしい
うちの旦那は出来の良い兄貴達より、このへそ曲がった三男と気が合い、
この度もあれやこれや話は尽きないようだった
続く