つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

遅ればせながら、観た映画

2019年03月20日 | 映画

東京で観た映画は、2本

時間が有り余って、思わず映画館にいったのですが、

1本目は、これ!

私の記憶の中に、鮮明に残る「メリーポピンズ」は、

小学校に入ったばかりのころに

映画館に行ってみた初めての映画だったと思う

その頃、父親の仕事の関係で北陸の地方都市で暮らしていて、

なんだかあの時は父が「メリーポピンズ」のチケットを家族分持ってきて、

観に行ったんだよなあ…???買ってきたのかな?もらってきたのだろうか?

それが不思議なことに、全員で一度に行ったのではなく、

まず初めに私と母が行き、

日にちを置いて姉が父と行くことになっていた

その時に見た「メリーポピンズ」が忘れられない

綺麗で、夢のようで、楽しくて、本当に幸せだった

眠れなくて、布団の中で、何度も何度も思い描いていた

さて、日にちを置いて今度は姉がいくというときに私、ぐずったんです

もう一度どうしても観たいって、

初めてもう一度観たいと思った映画が「メリーポピンズ」だったのですが、

ぐずる私を、親は、姉と一緒に再度映画館に連れて行ってくれました

姉も偉かった

 

 

 

それがこのたび「メリーポピンズリターンズ」がつくられたという

人生の最初の方と、最後のほうにめぐり合ったこの映画

ということで、おばさんは使命感を感じていました

観に行かなくっちゃ!!

 

 

 

 

だがなああ、うむ、何と言ったらよいのだろう?

映画製作の技術もいろいろ開発されて、なんでもできるようになったのだが、

夢のように楽しかったか…と聞かれると、前作のほうがはるかに魔法のようだった

 

私は忘れられないのです

メリーポピンズがやってきて子どもたちの世話をはじめてする場面で、

寝る前に呑むシロップが、スプーンに注がれるたびに色の違う液体が出てくる

あれはびっくりした!

そんな手作りの愛情あふれると感じる場面が、今作からは感じられなかった

 

私は前作をこよなく愛し、隅から隅まで状況を把握して観に行ったが、

この映画でお初の人は理解できないものがいっぱいあったようだ

娘の友人は予習が必要だったと言っていたようだ

 それはその通りで、前作があって初めて成り立つ映画であって、

これだけでどうかというとなんとも魅力が薄い

 

柳の下にドジョウは二匹いなかったが、続き物としての魅力は大いにあったと思う

 

 

 

コメント (1)
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