東京に戻って旦那様が「映画観に行かないと」いつもの優待券の期限が切れてしまう
上映スケジュールを見ると、あれ?何観たらいい??
あれやこれやで、早朝8時からの「関心領域」を選んだ

アウシュビッツの隣に住む家族の話とは予告編で知っていたが、
収容所所長のヘスがモデルとは思わず、
観終わってからいろいろ考えてしまった
旦那様も「ヘスのこと調べないとな」
映画に、強制収容所内での出来事が直接描かれることはなかったが、
音や、煙、時ににおいを感じて、その異様な状況での生活はどんなに精神を痛めただろうと思う
が、ヘスの妻は、そこでの生活を望み選んだ
おかしな行動を起こす子どもたちや、ある日突然逃げ出した母親には、
まだ正常な気持ちがあったというのだろうか…
戦後ヘスは収容所で絞首刑になったという
ヘスの家族はどうなったのだろう…気持ちが落ち着いたら受け止めようと思う
まっとうな感想のほかに、意地悪な思いも
ドイツ人が言い訳をしているようにも感じたのです
でも、そんな言い訳も、すべての出来事の前に何も意味を持たないように思う