「試験が近いから、行かない」
と言っていた末っ子が友達から声がかかり、私たちを追うように戻ってきた
手先の不器用な末っ子は、固いワイシャツのボタンに苦労して
ネクタイはお手上げ状態で、
身体が大きい末っ子
旦那は手が回らず椅子に座らせ、やってみせる
あー、良い写真…きっとあとから何度でも見直してにんまりできる!!
天気に恵まれた今日、待ち合わせた友人と楽しそうに会場に向かっていった
「試験が近いから、行かない」
と言っていた末っ子が友達から声がかかり、私たちを追うように戻ってきた
手先の不器用な末っ子は、固いワイシャツのボタンに苦労して
ネクタイはお手上げ状態で、
身体が大きい末っ子
旦那は手が回らず椅子に座らせ、やってみせる
あー、良い写真…きっとあとから何度でも見直してにんまりできる!!
天気に恵まれた今日、待ち合わせた友人と楽しそうに会場に向かっていった
郵便物は止めて、まとめて配達してもらった
その中に年賀状の他に書類などもいくつかあり、
そして、実家の菩提寺から
ああ、そうか、姉ちゃんの七回忌は分かっていたが、母親が、 五十年…
そんなに時間が経ったんだ、
長い時間が過ぎた
あと10年、いや5年生きていてくれたら、と何度も思った
だから私は子どもが出来た時、どんなに自分が出来損ないの親であろうと、
この子が25になるまでは絶対死なないと決めた 歯食いしばっても生きると考えた
我が子たちはそんな事ないのかもしれないが、
もう少しでその誓いを全うできる自分にいささか満足している
長生きするのが当たり前の時代に、なんとも滑稽な誓いだが、なかなか本気だったのだ
姉は母が大好きだった
一緒で、よろこんでいるなあ……きっと