ふむ、
少し前に、出身高等学校の同窓会から会報が送られてきた
当然だが、結婚して転居し、その後も転居し、
そのたびに同窓会には変更届を出している
それが、このたび届いたのは、どういうわけか、…???
住所は現住所で、宛名が旧姓で届いたのです
ま、私の名前はそうなかなかあるものではないから、
郵便屋さんも間違いないと配達していったのだろうが、
思わずわいたのが、
「まあだ、別れてないぞ!」
その後が
「神様のお告げかな?」
ま、何かの間違いだろうから、次もこうなっていたら訂正しないとなと、
呑気に構えていたら、
お詫びのはがきが届いた
個人情報満載なので、写真掲載は遠慮するが、
〇〇高等学校同窓会会員様へ 会報誌宛名不備についてのお詫び
と冠された一文を掲げてみたいと思う
謹啓、いつも〇〇高等学校同窓会会報誌をご愛読頂きありがとうございます。
会報誌の印刷、配送を承っております株式会社●●ネットと申します。
この度、会報誌2019年春号(№34号)におきまして、新姓になられた会員様に
対し旧姓の宛名で配送されたという不祥事が発覚いたしました。一部の会員様には
郵便局からお名前確認などがあり到着が遅れる可能性がございます。つきましては
期日などがあるイベントのご案内につきましてはこちらのお詫びとともに別途裏面
にて告知させて頂きます。
(一部申し込みに必要な振込用紙などにつきましては、恐れ入りますが本誌の到
着を少々お待ちください)
会員様、会報ご担当者様には多大なるご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。
以後このようなミスが無いよう細心の注意を払い業務管理する所存でございます。
何卒今後とも変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。 敬具
宛名面の下半分を使って印刷された「お詫び」なのだが、
ざっと読んでなんか引っかかった!
なにかなあ????
ん?“不祥事”????
不祥事て何?
辞書によるとーーー関係者にとって不都合な事件、事柄
とある
不都合な事柄????
旧姓で送られたことが、不都合な事柄なんかい???
いやいや、そう多くはないだろうが、
私が改姓したことを知らない旧知の人たちがいるはずで、
その人たちは当然旧姓で呼びかけるだろう…それが不都合な事柄なのかいな?
ふうん?
それに30年も使っている今の姓が“新姓”てなんか、変じゃない?
せめて“現姓”じゃないか???
こういう話はうちの旦那様大好きだから、すぐはがきを見せたら
「これもらっていいか?教材に使える」
文章を書くときは “誰が” “誰に” “何のために” をはっきりさせないと、
読んでいる人が混乱するのだが、
文章を書くのを苦手とする人は書いているうちに、
それがあいまいになっていってしまうことがあるのだそうな
このはがきの場合、本来は、
“同窓会事務局” が、“宛名を間違えられた会員” に、
不愉快な思いをさせた “お詫び” と、郵便物の遅配を “お知らせ” するはずが、
“同窓会事務局から仕事を委任されている発送業者” が、
“宛名を間違えられた会員” に、
発送した郵便物の遅配だけを “お知らせ” してしまった
ここには、なぜ、こういうことが起こったのか原因が書かれていないので、
また起こるかもしれないし、それに対しての責任は同窓会事務局ではなく、
請負業者の業務管理になるのだということらしい…
世の中は、ことほど左様に、ちょっと考えたらおかしいことばかり
これもきっと、
同窓会事務局の年配のご婦人方が「あら、〇〇さん困ったわねえ」
「申し訳ございません。こちらですべてお詫びのはがきを準備して発送しますから、
事務局の皆様にはご迷惑はかけません」などなどというやり取りが
あったんだろうと、想像しています
請負業者は、同窓会事務局に対して謝っているのであって、
宛名を間違えられた私たちには誰も謝ってくれていない
そんな風に感じるから、不愉快なんだな??
と、一通りいちゃもんつけて、旦那と二人で大笑いしました!
とりあえず、学生さんのためになるので、ハッピーハッピー!!