つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

寒かった

2022年03月04日 | サッカー
開幕戦にいったころ、末っ子に聞かれた「ルヴァンが柏であるんだけれど、行く?」
 
私は旦那と知り合ってから、
もっと言えば北海道にサッカーチームができ、
生まれてきた男の子たちが二人ともサッカー小僧だったから、
付き合いで試合を観戦するようになり、
いまだに戦術とかはよく理解できないが実際に観ると、
11人の選手が流れるように動くダイナミックなスポーツなんだとわかるようになった
1プレイが流れを変える
それは選手だけでなくサポーターの応援で流れが変わることがある
 
東京に来て、コンサドーレを応援しに行くとうれしくなる
だからできるだけ行こうと思うんです
問題は私たち夫婦の体力
とてもとても末っ子のように日帰りで福岡に行ったりはかなわない
「柏は行くのどんな感じなの?」恐る恐る聞いた
「常磐線で30分だよ」
お!行けるじゃん…試合のある日、図書館があるんだけどナイターで十分に間に合うという
頑張ろう!
 
「清水はね、ホームとビジターとゆるかったけれど、柏は厳しいからね」とは末っ子の談
なんでも入り口もきっちりと分けているし、交わらないようにしているんだって、
 
なるほど、レイソルのスタジアムは柏駅から歩いて30分ほど
商店街、住宅街と抜けてたどりついた入り口はホームチームだけ
そこからさらに坂を上ったところがビジター用
 
薄暗い感があってあらまあちょっと寂しいなあ
 
こんな案内があった

 
末っ子に言わせると柏サポーターが結構過激なんだそうな
騒動がこれまでもかなりあってこういう措置がとられているんだそうな
なるほど
 
たどり着いたとたんに雨が降り出し、慌ててカッパを用意する
しかし…いいなあ、サッカー専用スタジアム
ピッチがこんなに近い
選手がそこに見える、足元がよく見える
札幌ドームは天気の心配も暑さ寒さの心配がないが、いかんせんピッチが遠い


 
私たちは指定席ですが、末っ子はゴール裏へ

 
どこかにいます

 
肉眼だともっと近くに感じます
「よ」ていうと選手が振り返りそうです

 
コロナになって応援が静かになり、試合中の選手の声がよく聞こえるようになりました
すごい声を掛け合っているんです それに呼応するように選手が動くんです
 
ものすごいスピードで走りながらボールを操り、体をぶつけあって道を開け、
ダッシュとストップの繰り返しです
あれはすごい!
 
試合は、前半柏に2点入れられてこれを追いかける後半でした
もうカッパの中で2点だものなあと少々気分は落ち気味でした
寒さがね、じんじん身にしみました



 
ところが、2対3で勝ったのです

流れを持ち込んだのは19歳のFW中島大嘉
後半30分ごろ投入されるとそのしょっぱなのプレイが目を見張った
つながらなかったのだが、ものすごい勢いでボールを奪いに走った
彼は大柄で坊主にしていて、まるで重戦車のようにどすどすとものすごいスピードでボールに突進した
それで下向きだったチームの空気が変わったように感じた
 
その中島が2点入れた

 
途中寒くて帰りたいなと思ったりしたが、頑張って応援してよかった!
うん、サポーターも頑張った! 楽しかった
 










コロナでなければ「すすきのに行こう」を歌うところだよ!
 
ありがとう
 
 
 
家に着いたのは11時近かった 当然シャワーを浴びてバタンキューでした
コメント (2)
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2月の本

2022年03月01日 | 本・・・

北海道の大雪に驚いています

直後の気温の上昇にかの地の苦労を思います

こちらの友人たちに「いないくてよかったね」と言われますが、

複雑な気持ちです

皆さんが大事ないように願っています

 

2月の読書メーター
読んだ本の数:31
読んだページ数:4088
ナイス数:150

剛心 (集英社文芸単行本)剛心 (集英社文芸単行本)感想
読みながら、読み終わるのが嫌でたまらなかった 名前を残すよりも風景を汚さない設計を目指したという妻木頼黄 今の東京を見たらどういう風にいうのだろう? 物語は、たくさん登場人物が混乱の時代背景に忙しく進んでいく 主人公の位置づけの妻木が登場するのも少し間があるし、また妻木の死後も流れがある でも実際そんなものだろう…誰が死んでも世の中は続いていく 作中いささか悪者として登場する辰野金吾 私の祖父が少々縁があった「変わり者で」と苦笑していた祖父の姿を思い出して、それも楽しかった 楽しい読書の時間を過ごした
読了日:02月26日 著者:木内昇
ますだくんのランドセル (えほんとなかよし)ますだくんのランドセル (えほんとなかよし)
読了日:02月24日 著者:武田 美穂
フランソンのさむい冬の日フランソンのさむい冬の日
読了日:02月24日 著者:セシリア・ヘイッキラ
ゆうこさんのルーペゆうこさんのルーペ感想
想像すればこういうことで本を読める人たちがいるというのはわかることなのに、身近にいない、経験がないということで初めて知った 足りない力を補う方法がいろいろあるんだと、もっと柔軟な心を持たないといけないと思った
読了日:02月24日 著者:
希望の牧場 (いのちのえほん23)希望の牧場 (いのちのえほん23)感想
手に取らなければと思いながら出会いがなかった ふっと目の前にこの本があったときにどきっとした 忘れていただろうと突き付けられたように思う 牛飼いだから牛を飼う それぞれにある生業がそれぞれにいかされるようでなければ、どんなに声高に唱えたところで、その政は間違いがあるってことじゃないだろうか? 
読了日:02月24日 著者:森 絵都
まっくろ (講談社の創作絵本)まっくろ (講談社の創作絵本)感想
単純に受け止めればいいのだろうが、単純に受け止められないものがこの作品にはある 教室にいた一人の子どもがやったことにしているところにちょっとした悪意を感じてしまう 私がひねくれて受けとめてしまったせいだろうが、あまり読後感がよくない
読了日:02月24日 著者:高崎 卓馬,黒井 健
この本をかくしてこの本をかくして感想
表紙のコラージュにひかれて手に取りました コラージュによって陰影が付いた画が風が吹いたり砂がまったりするように感じて魅力的でした 透ける印刷物の背景は、本を守るその気持ちが表現されているようでした その土地に住む人の暮らした歴史や文化を蹴散らす戦争 そんなことをしてはいけないんだと伝えてくれている
読了日:02月23日 著者:マーガレット・ワイルド
少年時代少年時代感想
この方のエッセイを始めて読みました 達者なものだなというのが初めに感じたこと そのうちに、言葉のない絵があれだけ雄弁に伝えてくるのに、このエッセイは目先のことしかつたえてこないなあと不思議に思い出した そのうち寿命の残りを見据えて次の世代にご自分の生きた時代を伝え残したいのかもと感じたら、するすると読めた 時代は随分変わりました 戦争をしない国であり続けるようにと思います
読了日:02月22日 著者:安野 光雅
あかのほん <いろのいろいろ絵本>あかのほん <いろのいろいろ絵本>
読了日:02月22日 著者:五味 太郎
しろのほん <いろのいろいろ絵本>しろのほん <いろのいろいろ絵本>
読了日:02月22日 著者:五味 太郎
くろのほん <いろのいろいろ絵本>くろのほん <いろのいろいろ絵本>感想
「しろのほん」「あかのほん」とまたがっての構成に次々と手に取ってしまった 本を移動する楽しさがあった
読了日:02月22日 著者:五味 太郎
ワンガリの平和の木―アフリカでほんとうにあったおはなしワンガリの平和の木―アフリカでほんとうにあったおはなし感想
「もったいない」で名前を知ったワンガリさん ワンガリさんの植えた9本の苗が、女たちの手のよって3000万本へも増えた すごいなあ、この方の話をもっと知りたいと思った 
読了日:02月22日 著者:ジャネット ウィンター
図書館にいたユニコーン (児童書)図書館にいたユニコーン (児童書)感想
子どもが本に興味を持つきっかけは奇跡なような瞬間で、それがノアの箱舟に乗れなかったユニコーンなんだ 戦火にのまれた図書館の本 本を守ることは自由意志を守ることに通じると感じた場面だった 
読了日:02月21日 著者:マイケル モーパーゴ
はまじとさくらももこと三年四組はまじとさくらももこと三年四組感想
さくらももこのエッセイもろくに読んでいない私が、この本にあれこれいうのは違うなとも思うのだが… 「ちびまるこちゃん」のモデルになった人物がものを書く これ、すごいことだと思う もう少しまっとうに書いてほしかったように思う 垣間見えた三年四組の様子が、あんなに不思議な漫画の世界を生み出したのということなのだから…
読了日:02月21日 著者:浜崎 憲孝
葉っぱ切り絵コレクション いつでも君のそばにいる 小さなちいさな優しい世界葉っぱ切り絵コレクション いつでも君のそばにいる 小さなちいさな優しい世界感想
すごい!作る始まりは、ADHDだったのが理由だったのかもしれないが、そういうこと抜きにして素晴らしいと思う これからどんなものが出てくるのか楽しみにしている
読了日:02月18日 著者:リト@葉っぱ切り絵
街どろぼう (福音館の単行本)街どろぼう (福音館の単行本)感想
わがまま言って手当たり次第ほしいものを集めても癒されなかったということか…見過ごしていたところに大事なものがある これまでも使われているテーマだが、この作家が手掛けると違う味わいがある 大きな巨人が出てくる話なのに、手の中に納まるような本の体裁も小気味いい
読了日:02月18日 著者:junaida
図書館は逃走中図書館は逃走中感想
これは…読みだして題名と本の装丁から感じていた内容と違うことに読む手が止まった 暴力的なものが苦手な私は読み続けようかどうしようか悩んだ 時間はかかったが読み終えて感じているものの多さに満足している 暴力やいじめや虐待によってやんでしまった者が移動図書館に乗って一本の藁をつかもうとあがく サイボーグを目指すサニーが私の理解の範疇を超えていて…サニー 君は本当にいいやつなんだね 
読了日:02月17日 著者:デイヴィッド ホワイトハウス,David Whitehouse
嫁をやめる日嫁をやめる日感想
読みだして既視感にあれ?となった 改題されていたんですね とりあえず再読 頼みの息子に若く先立たれた姑 自分の年齢を考えるとここが共感すべき対象かと注目を合わせて再読 切ないねえ
読了日:02月15日 著者:垣谷 美雨
モーツァルトはおことわりモーツァルトはおことわり感想
残された映像で到着した列車のわきで演奏をする楽団の姿を覚えている 追い立てられている人々に目が行ってしまっていたが、ああ、そこにも踏みにじられた人の心があった モーパーゴはそういう大事にしたい小さな思いを気づかせてくれる作家だ
読了日:02月15日 著者:マイケル・モーパーゴ
黄色い星: ユダヤ人を守った国王とデンマークの人たちの物語黄色い星: ユダヤ人を守った国王とデンマークの人たちの物語感想
感じたことは二つ ナチスドイツの起こしたことをかの地ではいろいろな形で残そうとしている ふり替えって我が国はどうなんだろうということ もう一つは国民を愛する国王 国民から愛される国王 日本の皇族の方々は国民に信頼や愛を持っていてくださっているのだろうかということ 「おらが国の自慢の王様」それがとてもうらやましかった 皆さんに読んでもらいたい一冊です
読了日:02月15日 著者:カーメン・アグラ・ディーディ
一万円選書 北国の小さな本屋が起こした奇跡の物語 (ポプラ新書)一万円選書 北国の小さな本屋が起こした奇跡の物語 (ポプラ新書)感想
5年ほど前に一度選書していただいたことがある 本読みとしてこんな贅沢があるだろうかと思った そんなご縁からこの本の案内が届いて送っていただいた 楽しかったあの時間てこういうものだったと改めて思った 以来選書していただくご縁を手にしていないが、近所の書店もやっているとの情報があった 一度訪ねてみようと思う 本は読まれて本になる 本読みの私にとってこんなうれしい言葉はない
読了日:02月12日 著者:岩田徹
森と海からの手紙―C.W.ニコルの世界森と海からの手紙―C.W.ニコルの世界感想
国が何をしてくれるかではなく、国に何ができるか…ニコルさんのいう国は、組織ではなく日本という大地 日本の海と森にできることがあると奮闘してくれたニコルさん 一度講演を聞いたことがある もう闘病中だったと思う 自分にはあまり時間が残されていないから、皆さんに種をまくというようなことを言われていた あの時の熱がこの一冊に詰まっていた 
読了日:02月12日 著者:C.W. ニコル
はじまりのはじまりのはじまりのおわり (福音館文庫 物語)はじまりのはじまりのはじまりのおわり (福音館文庫 物語)感想
読み終わって、とても充実した読後感を味わっている エイヴォンの冒険は、他の大きな生き物からしたら、ほんのその枝の先までの行き帰りだったかもしれないが、とても機知に富み興味深い行程だった エイヴォンはきっと死ぬまで語り続けて、本にするのかもしれない それを読んだ第二のエイヴォンがまた冒険の旅に出る 本の世界は限りない冒険の入り口なんだ 私も次の冒険の入り口を探す旅に出ます
読了日:02月09日 著者:アヴィ
カイト―パレスチナの風に希望をのせてカイト―パレスチナの風に希望をのせて感想
ドキュメンタリー作家が出会った少年との4日間 その静かな風景の背後にあるとてつもない事実や思いや願いや希望、、、言葉にならない 『平和』 望むのはそれだけなのに…誰も殺されない世界は高根の花なのだろうか?サイードはあきらめていない 言い続けなくては、自分のありようをかみしめる一冊だった
読了日:02月09日 著者:マイケル モーパーゴ
四十歳、未婚出産 (幻冬舎文庫)四十歳、未婚出産 (幻冬舎文庫)感想
どうなんだろう???よくわからない 一夜の勢いで授かった命に対して、実の父親は否定するけれど、そのことによるご縁でつながった家族と将来を描いていく 子どもに対する思いって、男と女で違うのだろうか??血のつながらない子でもわが子と認知した凡庸さんは良い家庭を作りそうだ…事実は小説より奇なりという いろいろなありようがあっていい…そういう社会であってほしいという願いだと受け止めた
読了日:02月09日 著者:垣谷美雨
みちのく忠臣蔵みちのく忠臣蔵感想
相馬大作事件という史実を知らず読了 途中不可解に感じることも妙に説得力があったのが印象的で、なるほどと思った  描き出された相馬大作が実に魅力的な武士で抗えない何かに引きずられるように物語が進んでいく 知らない歴史がたくさんある 出会いに感謝している
読了日:02月06日 著者:梶 よう子
小さな家のローラ小さな家のローラ感想
子どものころこのシリーズは読んだはずだが、安野光雅監修いうことで手に取った 流れは覚えていたが、内容はすっかり抜け落ちていて、魅力的な絵に導かれるようにあっという間に物語を読み切った 物語も素晴らしいし 本の仕立ても素晴らしい 想像しきれない西部開拓時代のあれこれが添えられた絵の助けで、自由自在に頭の中で動き出す 楽しかった 仕立ての違いで印象が違うんだと実感した  
読了日:02月03日 著者:ローラ・インガルス・ワイルダー
教会ねずみとのんきなねこ教会ねずみとのんきなねこ感想
教会で暮らし、牧師さんの教えを守って仲良く協力する猫とネズミ わけわからない物語だが、面白い!!絵も魅力があった
読了日:02月02日 著者:グレアム・オークリー
赤い目のドラゴン (大型絵本)赤い目のドラゴン (大型絵本)感想
何気なく手に取って、摩訶不思議な物語にそれでもなんだか魅力を感じて誰が作ったのかとみたら、リンドグレーン…へええ、面白かった ロマンを感じた
読了日:02月02日 著者:アストリッド・リンドグレーン
七十歳死亡法案、可決 (幻冬舎文庫)七十歳死亡法案、可決 (幻冬舎文庫)感想
読みだしてから再読本だと気が付いた それでも、楽しく読了 自分の親なのに妻に任せっきりで自分は世界一周旅行に出かけちゃう夫が、親友に言い含められるところが好きです
読了日:02月02日 著者:垣谷 美雨
世界の不思議な家、楽しい家世界の不思議な家、楽しい家感想
こんな突拍子のない家が実在しているんだ…楽しくページをめくった すごいなあ、建築家ってどんなものでも建てられちゃうんだ 楽しかった
読了日:02月01日 著者:

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