つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

くら寿司チャレンジ!

2024年09月12日 | 日記
歌舞伎に行った日
 
歌舞伎は幕間を含めると時間がかかる
そう“幕の内弁当”というか、食事をする時間がとられているから
午前中に始まる1部に行っても帰りは夕方になる
 
旦那様は午前中で仕事が終わるので「私は夕方だから」とだけ伝えてあった
歌舞伎が終わり「終わったよ」とラインを入れたら「くら寿司いかない?」と返事が来た
 
こちらに来てから時折「くら寿司に行ってみたい」といっていた
どう考えても旦那の口に合うはずがないと考えて、
何度も「あれは鮨じゃないからね、くら寿司だからね!」と話していた
 
それでもはやりのリーズナブルな回転鮨に行ってみたかったのだろう
「了解」と返事をした
 
時間を見計らって…
 


 
たまたま運がよかったのかするするっと入れた
というか入店から着席、注文…諸々のことがすべてセルフ作業だ
私は以前次女にスシローに連れて行ってもらったことがあるだけ
じじとばばはあれやこれやすったもんだしながら、
「くら寿司」にありついた


 
ネタの鮮度……ふむ、大きく望みようもなく
しかしすごい技術だよなあ…このネタの薄さ
マグロは握りより巻物のほうが味が感じられた




会計も勝手にレジだが…クレジットカードがうまく通らず
レジが「店員を呼んでください」と…で呼び出しボタンを押したら、
出てきたのは日本人ではなく、レジのトラブルだけ解決していなくなった
何が悪かったのか説明がなかったので、大丈夫かとカードをさしたらまた止まってしまう
どうやらカードの磁気に汚れがあったようだった
こういう機械操作で躓く年寄りはいやがられるんだろうなあ、と思いながらなんとか支払いが完了
 
ままごとのようだった
遊んでいるようにくら寿司を食べた
 
旦那様は意味ありげな笑いを浮かべながら、それでもこういった
「スシローにも行ってみたい」
 
え?
 
「スシローの鮨は鮨じゃないからね!くら寿司とスシローの違いは、
トリトンとなごやか亭の違いみたいなもんだからね」と叫んでいた
 
私はもういいなあ…どうせならおいしい鮨を食べたいけどなあ
行きたいなら仕方がない つきあうんだろうなあ
ちなみにスシローは今回行ったくら寿司のちょうど向かい側にある
 
 
 
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九月大歌舞伎

2024年09月12日 | 日記
半年に一度の歌舞伎座行
 




わかりやすい勧進帳のほうがいいなと思ったが、
旦那様のことが面倒だったので、午前の部に行ってきた
 
二幕目の演目は、空海が中国に渡った折の物語で、
普通の演劇に似たものがあった
大陸風の衣装を身に着けた女形が、もう女性にしか見えなかった
歌舞伎の演目では「女形」として見ているのだと、自分の感性に驚いた
 
鬼というか、魔物が出てきて、うわあはっはっはっはと高らかに笑う場面があったのだが、
これは歌舞伎役者に勝るものはないのだなと感じた
様式美の先にある貫禄のようなものが圧倒的だった
 
 
今回、いつも以上に席が埋まっているように感じた
年配客が多いのは平日ということもあるのだが、
外国人の姿を多く見かけた
テレフォンガイドの受付で扱い方の説明を受ける姿があった
 
また半年後、今度はどんな演目に出合えるのだろう
 
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九十歳。何がめでたい から

2024年09月11日 | 日記
映画を観ました
 
 
痛快で、楽しくて、原作を読みたいと思いました
たまたま入ったブックオフで見つけ、ほくほくと頁をめくりました
 
佐藤愛子さん痛快に憤慨して、痛快に語っている
気持ちがよい
 
中で、こんなことあったっけ…?と思う記述があった
 




佐藤愛子さんは嘆いている
放課後、子どもが校庭でのびのびと蹴ったボールが誤って外に出た
「運が悪かった」と、昔ならそう言った事例ではないかと…
私もそう思い、この事故どういうものだったかとネットで検索した
 
誰が誰を訴えたかというと、亡くなった方の遺族がボールを蹴った少年の保護者に、
未成年者保護監督義務違反で賠償金を求めたものだという
 
子育てをしてきたものとして、どうしてこういうことになったのか気になった
なんでこの遺族は親を訴えたのか???不思議だった
あれこれ書かれたものをつまみ食いしながらなるほどと思った
 
当初、骨折して入院したこの85歳の老人のもとに見舞いに訪れた少年と保護者に
この方は「気にするんじゃない」といっていたそうだ
だがその入院が老人性痴呆を誘発して、食事中に誤嚥を起こし、肺炎に進み亡くなっている
 
確かにもとは飛び出してきたボールが原因だが、
裁判に進むほどこじれたのはどうしてだろうと思った
佐藤愛子さんの言われる通り、運が悪かったと気持ちを治めることのできる事故ではないのか??
 
悪いが、被害者側も85歳の老人である
今なら免許返納を考える年齢だ それを家族はどのように受け止めていたのか
相手が若い人なら軽々よけていたものかもしれない
少年側にしてもこのことは不運だった
 
また、少年は放課後の学校の校庭で、
校庭に起これたサッカーゴールでフリーキックの練習をしていた
親に責任があるのなら、学校はどうなんだろう?
サッカーゴールは門に向かっておかれていて、
門や塀の高さは1.3メートルだったという
 
食事中の誤嚥まで少年の責任がいえるのだろうか?
 
この少年、保険に入っていたようだ
対物、対人、そういえばそういう保険がある
子どもがたまたま壊してしまった、けがをさせてしまったときの保障だ
その保険会社との話し合いがこじれて、裁判になったという
 
考えてしまった
この保険がなかったら、どうだったのだろう
 
子どもを守るためにと用意されたものが、
結果として大人が寄ってたかって多感な少年期に苦しみを与えてしまった
彼は今どうしているのだろう
 
佐藤愛子さんの怒りが胸にしみた
 
 
 
この裁判、一審二審は遺族側の勝訴 保護者に賠償金が求められた
普通ならここで裁判の負担を考えると控訴を取りやめにするらしいが、
この保護者についた弁護士さんはあきらめきれず上告した
私の説明に齟齬があるといけないので記事を添付します
<最高裁・逆転判決>小学生が蹴ったボールで転倒し死亡――親の「賠償責任」認めず - 弁護士ドットコムニュース

<最高裁・逆転判決>小学生が蹴ったボールで転倒し死亡――親の「賠償責任」認めず - 弁護士ドットコムニュース

いまから11年前、学校の校庭でサッカーをしていた小学6年生の男児(当時11歳)が蹴ったボールが道路に飛び出し、それをよけようとした男性(80代)が転倒して、約1年半後に...

弁護士ドットコム

 

 

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友達のブログから

2024年09月08日 | 日記

お友達のブログに年配男性二人のトラブルの記事があった

自転車に乗った人と、徒歩の人がぶつかりかけた

結果無事だったようだが、この年配男性互いをののしりだした

何ともはやのようすだったらしい

彼女は「くそじじいども」と評価していた

 

そんな出来事を読んだ昨日、夕方から銭湯に行った

仕方がないが東京の銭湯の洗い場は広くない

気を付けないと湯が飛んでくるし、石鹸の泡が流れてくる

でも、それも狭いからお互いさまの状況だと思っている

私が入ったときはまだ選べるほどだったが、

そのうちうろうろとあいている場所を探すような感じに混んできた

すいていれば隣を開けて座るが、望めようもない

そして小さな女の子を連れたお母さんが入ってきた

女の子は楽しそうにおしゃべりをしながらお母さんにまとわりついて歩いていた

私が座っている場所はいっぱいだったので奥の方へ行ったのだが、

私のななめ後ろにいた年配の女性二人が親子連れに関して大きな声で話し出した

 

「母親がさ、注意しないんだもんね」

「遊んで、騒いで、何も言わない」

「シャワーで、後ろにいたらかかってもさ、しらんぷり、何も言わないのよ」

風呂の中は賑やかだから、その話が響くことはなかったが後ろにいた私には筒抜けだった 

隣で髪を洗っていた人も困ったような表情で笑っていた

そして最後にもう一言の賜った

「私はやられたらやり返す 常識というもんがないんだから!」

殺伐とした空気があった

 

説明が要りますね、決して、この場で何かトラブルがあった訳でなく話し出したのです

先の友人ではないが私も腹の中で「おいおい、それはくそばばあだぞ」と思った

 

私は20年以上も前、自宅に風呂がなかったので銭湯に通っていた

4人の子ども全部、生まれたときから銭湯に世話になった

うちの子どもたちはやんちゃではなかったので、そうひどく困ったことはなかったが、

いろいろ迷惑をかけたと思っている

いや、事件は起こしている…今では笑い話だが、

あの当時もはっきり注意してくる常連さんがいた

でも、それは決して「やられたらやり返す」ものではなかった

何かが崩れているように思う

 

なにかぎすぎすとした そういうもの

どうしたらもっとゆったりと過ごせるのか そう思う

誰でも風呂はのんびり楽しめるといい

 

 

 

 

 

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吉田遠志展に行きました

2024年09月05日 | 日記
場所は府中市美術館
チラシをみたら無料駐車場があるとわかり、旦那様を誘った
始めていくところ、彼はのってくるだろうし、吉田遠志なら好きだろうと思った
 
 
小1時間もかからず到着したが、駐車場の入り方がわからず近辺を三周してしまった(笑)
北海道とは全く勝手が違う!慣れないです!




 
吉田遠志先生とは縁がなかったが吉田穂高先生と少し仕事でかかわりがあった
こちら側の担当者のアシスタントというような薄いかかわりだが、
私の人生の中で、吉田一家というのは思い出深い方たちです
 
それと吉田一家は我が家の近くにアトリエを構えていたことがあるのです
 
遠志先生 やっぱりすごいなあ
穂高先生はセンスがすごいと思ったが、遠志先生はすべてがすごい
写真が身近にない時代にこれほどの瞬間的な写実の描写ができるって
どれだけのものだろう
 
木版の技術も目を見張るものがあった
彫りも摺りも、どれも、どうやったんだろうと手品をみるようだった
 
写真製版技術を使ったと感じるものが出てくると、
それ以前のすべて手作業だった作品の重厚さが身に染みてくる
 
旦那様は大好きだったようで無言でカタログに手を伸ばしていた
 
良い時間をすごした
 
 
 
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