「リア王行く?」と聞いたら旦那様「うん」といったので、チケットを2枚頼んでいってきました
シェイクスピアは本当に久しぶり
若いころに平幹二朗で観たように思うが定かでない
今回は横内正が手掛けているという ほかにも名前をよく見かける役者さんがいっぱい
どんなかなあと楽しみにしていた
多分シェイクスピアは一場面一場面が長いんだと思う
それでは現代人は耐えられないから、短く端折っているのだろう
場面が次々移り変わって、話がどんどん進むので、
誰が誰だかしっかり覚えきらない私は右往左往してやっと物語についていった
前半はそんなこんなで面白さがわからなかったのだが、休憩をはさんだ後半は、
なんだかとても引き付けられて目が離せなかった
そして驚いたのだが、
私は「リア王」を読んだと思っていたのだが、物語の最後を知らなかった
あんなにみんな死んじゃうんだ…そうだよなあ、四大悲劇だもの
私の記憶の中では、コーディリアがリア王を助けに来てハッピーエンドになっている
私が読んだと思っていたのは子ども向けのもので、
もしかしたら、その児童書ではそういう終わり方をしていたのかもしれない
これは「リア王」読み直さないといけません
戦闘シーンの演出など見ごたえがありました
旦那様の都合で千秋楽の観劇になったのですが、
カーテンコールでは、舞台の人も、客席も、素晴らしい時間の名残を何度も惜しんだ
案内がきて、半分付き合いでいつもチケットを手にしている
でも、そういうきっかけがないと生のお芝居を観に行くなんてしないかもしれない
ご縁で良い時間をすごさせてもらっている
また次もぜひ案内をくれるといいと思っている