「渇いた季節」★★★☆海外ミステリ
ピーター・ロビンスン著 730ページ1.140円
夏の盛り、干上がった貯水池から、![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/12/d790ec6be9568c53077139235138f8cc.png)
半世紀前の沈んだ村が姿を現す。
そこで人骨が見つかり、二人の捜査官が
調査に乗り出す。
常に2人の語りでストーリーは過去と現在を
行きつ戻りつしながら、最後に同じ一転に結びつく。
かなり凝った設定のミステリー。
長い小説だが読み応えアリで、本読みの心を
満たしてくれるが、致命的なのは
事件が半世紀前であり、臨場感に欠ける。
そのうえ、捜査する二人の刑事の恋の話が
もたもたしてして、もっと整理すれば
読み易かったか。
ただしこれだけの長編にいくつかのエピソードを
詰め込んで、破綻することなく書ききるのは
かなりの力量。他の作品が読みたいと思った。
ピーター・ロビンスン著 730ページ1.140円
夏の盛り、干上がった貯水池から、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/12/d790ec6be9568c53077139235138f8cc.png)
半世紀前の沈んだ村が姿を現す。
そこで人骨が見つかり、二人の捜査官が
調査に乗り出す。
常に2人の語りでストーリーは過去と現在を
行きつ戻りつしながら、最後に同じ一転に結びつく。
かなり凝った設定のミステリー。
長い小説だが読み応えアリで、本読みの心を
満たしてくれるが、致命的なのは
事件が半世紀前であり、臨場感に欠ける。
そのうえ、捜査する二人の刑事の恋の話が
もたもたしてして、もっと整理すれば
読み易かったか。
ただしこれだけの長編にいくつかのエピソードを
詰め込んで、破綻することなく書ききるのは
かなりの力量。他の作品が読みたいと思った。