soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

ソウル安宿事情「ミョンドン・アイテル」ミョンドンに泊まりたいなら良好

2006-08-10 21:22:07 | soramove
ミョンドン・アイテル「明洞itel」

セジョンホテル前に着く空港バスから
最も近いバジェットホテル。

ダブルの部屋は6畳位のひろさ。
小さな窓からの景色は望めない、隣のビルが手の届きそうな
ところに迫っていて、日中もあまり明るくない。
バスタブは無く、シャワーのみ。必要な設備は一通り
揃い、大きな鏡とドライヤーもある。

また各階に水とお湯の出る装置があり、
僕はドリップタイプのコーヒーを持って行くので
こういう設備はありがたい。

場所はミョンドンの外れだが、ロッテホテルまでも
10分以内なので、ミョンドンノで買い物メインなら、
立地は申し分ない。

ネットで申し込むと70,000ウォンのダブルの料金が、
20%オフで56,000ウォン(約7,000)なので、
すごく手頃な料金に感じるが、もし割引が無くなったら、
料金70,000ウォン(約8,750円)の釣り合いは微妙に割高に感じる
立地のみで選ぶなら、フロントも日本語0Kで,
ネットも1台のみだが無料なのご利用価値あり。
@シングル、ダブル 70.000w
@デラックスツイン  80.000w
@トリプルルーム   95.000w

総合評価3点(5点満点)
立地はミョンドン起点の観光なら文句無く良い。
ただし設備や部屋のグレードを考えると、ウォン高の
今はお得感は薄れつつある。
フロントは日本語問題なく、対応も丁寧。
買い物をミョンドンノ中心でと考えたら、選択肢の
ひとつと言える。

★HPはここから、日本語もOK部屋数が少ないので、事前予約は必ず。←

★参考になったらここもクリック←ランキング向上委員会


「ファーザー、サン」父と息子の息苦しい関係

2006-08-10 00:18:57 | ミニシアター系映画
「ファーザー、サン」★★★
アレクサンドル・ソクーロフ 監督、2003年、ソビエト

モノクロ画像のような
色の無い冒頭のシーン、
父は息子を
赤ん坊のように抱いているが、
父の腕は息子を
全てのものから守るには足らない。

セリフは少なく、
お互いの意味ありげな目配せや
過剰な触れ合いは恋人同士のように見える。

二人の住む古い家、
息子の通う軍人養成学校、
そして坂の多い古い町
限られた場所で主人達の行動を追うだけの映画、
特に目を引くような事件も起こらない。

微妙にとられたバランスがいつか崩れるんじゃないかと
見つめるが、最後までその緊張は続く。

溌剌とした肉体をさらそうと、どこかに漂う死の雰囲気、
何が言いたかったんだろうと考えるが、
明確な何かは明らかにされない。

今、目で見たものを堪能せよということなのか。

「エルミタージュ幻想」では美術館をただ美しいだけでなく
光と影を使ってまさに幻想的に映していた。
映像作家という呼称があるなら、監督はまさにそれだ。

★何かを感じたらココをクリック!←ランキング参加中