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「小泉首相の靖国神社参拝」とキャスターが言っていた。
やはり最後の最後には8月15日に行ったんだなと
納得しながらも、どこかすっきりしない気持ちで見た。
7月の広島行き、それからこの8月まで、
戦争について色々考えたし勉強もした。
知れば知るほど戦争で死んでいった、
今の日本の礎を築いた人への
感謝の祈りを捧げることに、何の問題も無い。
他の国の人の感情が傷つけられるなら、
根本的な謝罪がまだなされていないからなのだろう。
祈りとは別に考えたい。
参道を人間が埋めていた靖国神社を見ると、
日本人の多くが、やはり同じ様にこの日、祈りを捧げているのだ。
さて、夜TVをつけるとコンサートでCoccoが歌っていた。
wowowで沖縄で行われているコンサートをライブで放送していて、
結局そのまま見続けた。
コンサートの最後の方で
「昨日ひめゆりの塔に行って来きました。
資料館には、あそこで死んだ人の写真とひとりひとりのことが
書いてあったよ、ホクロがあったとか、人望厚い人だったとか、
ひとりひとりがそこにちゃんと存在していたことが分って
不謹慎かもしれないけど、嬉しかったよ。
私のおばあちゃんは戦争の事は一度しか話してくれなかった、
話すことがつらかっただろうし、私にそんな悲しいことは知らないでいいと
言っていたんだ。
忘れたいことと、忘れられないことって、同じ場所にあるけど、
でも忘れない強さと前に進む勇気というものを教えられて
話をしてくれたおばあ達にお礼が言いたいです。
私も祈る気持ちを忘れずに、
ちゃんと自分がやるべきことと成し遂げるべきことを全うして
ちゃんと生きていきたいと、あのひめゆりのおばあ達に誓いたいと思います。」
だいたいこんな事を彼女は言っていた。
朝から大問題となっている靖国参拝と比べると
なんてすっきりとして分りやすいのか。
祈る場所はどこでもいいんだろうな、
問題は心にある、祈りはどこでもきっと届くのだ。
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