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読書と旅行と柴犬のブログ
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「モーツァルトとクジラ」夢のような食卓をみんなで囲んで

2007-04-01 10:41:37 | ミニシアター系映画
「モーツァルトとクジラ」★★★☆ワリと好き
ジョシュ・ハートネット、ラダ・ミッチェル主演
2004年アメリカ


自閉症の一つとされるアスペルガー症候群
主人公は数字には強いが
不安なことがあると、素数や好きな数字のことを
考えて自分の中に入ってしまう。

そのため社会になかなか適合できないでいるが、
同じ症状をもつ女性と出会って、
彼は変わっていく。

そういう病気に罹って生きていくことは
大変だろうなと、率直に思う。

けれど懸命に生きていれば
何かしらの明るい光は訪れるものだ。

そんな風に考えると、そんなに甘くない
もっと現実は厳しいものだとも思うけれど、
いいじゃないか、映画館の暗闇の中
もう少し明るい面だけをみようとしても。

ラダ・ミッチェルは、突飛な行動をし、
嬌声を上げて、時々自分の衝動を抑えられない、
そんな女性を好演している。

こんな人が側に居たら
合わせるのは難しいだろうが、何が起こるか楽しみかもしれない。
もちろんそんな簡単じゃないけれど
そんなふうに幸せを考えられるほど
軽やかな部分も持っている映画だ。

ハロウィンの扮装はモーツァルトとクジラ
こんなこと現実には起こらないだろうなと思いつつも
映画なら信じられそう、
テーマは重いが軽やかな雰囲気を持つ作品だ。

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ジョシュ・ハートネットはだいぶ前からトップスター候補だが
なかなかブレイクできていない。大作での主演でのヒットが欲しいところ。

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