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読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

「ステップ・アップ」動かない体でも心は躍る

2007-04-19 00:22:52 | ミニシアター系映画
「ステップ・アップ」★★★☆
チャニング・テイタム 、ジェナ・ディーワン主演
アン・フレッチャー監督、2006年アメリカ

美術学校でバレエで
世に認められたいと練習に励むヒロイン、
そして将来なんて言葉に
何も感じられない荒れた生活をする主人公。

あるきっかけで二人は出会い、
クラシック・バレエとストリート・ダンスを
効果的にミックスして
二人はひとつのダンスを作り出す。

甘めの青春映画だ、
けれど前編にあふれ出すような
踊りに対する情熱を見つけると
見ているこっちも熱くなって来る。

そんな力をもった映画だ。

夢を諦めない、
よく目にしたり、
耳にするサインのような言葉は、
今を生きている人に共通する
気持ちだと思う。

だけど、今の生活を全部ご破算にして
新しい「何か」に進むことは果たして可能だろうか。
何も保証の無い「夢のようなもの」に
突き進む事が本当に出来るだろうか。

この映画では才能にあふれた人達が
溌剌と生きているシーンに多く出くわす。

そんなとき、ただ心を熱くさせてばかりはいられない
現実もいやおうなく分かってしまうのだ。

だからこそ、この映画で主人公達が見せる
高い高いジャンプや激しい運動の最中でも
こぼれる笑顔に力づけられるのだ。

出演者の殆どが知らない役者ばかりだけれど、
映画を見たらすこし目線を上にして
劇場を後に出来るだろう。

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ストリートダンスをするイメージとは違う主人公、
まずは白人ということ、そしてどちらかというと骨太な体格
でも体重を感じさせない軽快な踊りは清清しい。

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