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読書と旅行と柴犬のブログ
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「ブラッド・ダイヤモンド」見ごたえ充分、世界の真実も見えてくる

2007-04-12 00:15:46 | 大作映画ハリウッド系
「ブラッド・ダイヤモンド」★★★★☆見ごたえアリ、オススメ!
レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・コネリー主演
エドワード・ズウィック監督、2006年アメリカ


舞台は90年代、
内戦中のアフリカのシエラレオネ。

政府軍とゲリラが戦うが
政府軍とゲリラの差はこれまで統治してきたか
どうかだけ、国民生活の安定を願うというより
利権をどちらが取るかということが最大の目的だ。

主人公はダイヤの密売人、
ダイヤの為なら仁義も捨てる一匹狼、
そしてジャーナリストとダイヤを発見した現地の男という
3人は、ダイヤを求めて
内戦の真っ只中を進む。

かなりの重量感、
銃撃シーンは、こっちにも当たりそうで
思わず頭を低くする、当たるわけないのにね。

そしてダイヤの価値のせいで
そのダイヤを指に飾ることもできない
アフリカの人々が殺されているという真実。

その真実は見せられた映像と共に
銃撃戦より堪えた。
いつだって弱いものが悲惨な目に遭うのだと言う
分かっていても、虚しかった。

ディカプリオは骨太な印象で
複雑なバックグラウンドをもつ主人公を熱演、
無法地帯のような町を歩く姿も慣れたもの、
役者だなーと実感、次も期待したい。

アクションシーンもいいが、
アフリカの自然の大地が美しく
そんな楽園世界で人間同士血を流し合うということについて
考えずにはいられない。

スピード感に溢れ、
国際的な格差の真実も訴える作品は
映画がまだまだ力があるぞと感じさせてくれた。

ということで★4つ半、エンタメとしてもオススメです。

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今回主演の3人はそれぞれの持ち味を
十分に見せてくれて、映画らしい映画を楽しんだ。

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