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「相棒」韓国映画リュ・スンワン,チョン・ドゥホン/激しく生きる男の姿に涙

2007-04-08 00:45:41 | 韓国映画・アジア映画
昨年6/17に、ソウルで鑑賞したときに書いたものを
再掲載、加筆する。

「相棒」★★★
リュ・スンワン,チョン・ドゥホン主演
リュ・スンワン監督、2006年韓国


公開2週間で観客100万人突破という
活きのいいアクション映画を見た。

幼馴染の死に疑問を抱いた主人公は
友人と共に独自で捜査を始める、そして事実に行き着く。

リュ・スンワンは「クライング・フィスト」「アラハン」などを監督、
この映画では主人公チョン・ドゥホンの相棒を演じている。

アクションシーンは圧巻。こんな物凄い格闘シーンは
なかなか見られない。拳だけじゃなく
金属バットやナイフまで、
痛い、痛いシーンの連続。

暴力的なシーンのうまい見せ方を
熟知したようないいテンポと交差する
男たちのすばやい勢いのままの殴り合いは
やはり見ていて熱くなる。

主人公のギリギリの感情の爆発を眼にして
気持ちが主人公に同調していく。

ただ主人公に今ひとつ華がない。
アクションだけで押していくにはもうひとつかな。


子供時代を共有したチングとのつながりの描き方も
もう少し丁寧に見せてくれたら
ラストの事実に一緒に驚き、悲しめたはず。
爽快な気分にはなれないが、この虚しい気持ちと共に
映画館を出るのも、そんなに悪くない。

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★いつもは軽めのイ・ボムスが今回はガラリと違う面を見せてくれている。

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