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パク・ヘイル主演作首位獲得!★韓国最新映画ランキング 4/15付

2007-04-22 18:20:49 | 韓国映画・アジア映画
★韓国最新映画ランキング 4/15付

新作が首位の週末、
公開2週目の「優雅な世界」も
ガンバってます。
全世界で良い成績の「ゴーストライダー」でも
韓国では苦戦のようだ。

①「極楽島殺人事件 」(4/12公開)
パク・ヘイル、パク・ソルミ、ソン・ジル、
パク・ウォンサン 主演

外の世界と隔絶されたような極楽島、
そこにはいかにも純朴そうな17人が住んでいた。

そして殺人事件が発生する。


②「優雅な世界」(4/5公開)
ソン・ガンホ、オ・ダルス、パク・ジヨン主演

平凡な家長になりたい特別なお父さんの
夢見る優雅な世界。


③「ゴーストライダー」(4/12公開)
日本より公開が遅いハリウッド大作、
世界で首位を獲得しているが
さすが、韓国では首位獲得ならず。


④「里長と郡守」(3/29公開)
チャ・スンウォン、ユ・ヘジン、
ピョン・ヒボン主演。

大ヒットまではいかないが、ゆっくりと後退中。


⑤「300」(3/15公開)
日本では公開は少し先のハリウッド大作は
韓国でも大ヒットとなった。


「千年鶴」(4/12公開)チョ・ジェヒョン、オ・ジョンヘ主演は
7位発進と冴えない公開となってしまった。

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韓国の映画界も前半は大作もなく
話題に乏しい。夏に期待か。

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「世界はときどき美しい」日々は一瞬の連続、美しかったりそうでなかったり

2007-04-21 16:34:26 | 邦画
「世界はときどき美しい」★★★
松田龍平、市川実日子、松田美由紀、柄本明主演
御法川修監督、2004年

5つの短編
それぞれの物語につながりはないが
どこかに自分が今も、もしくは
かつて感じた「何か」を見つけるかもしれない。

肉体の衰えを感じ始めたヌードモデルなんて
主人公がでてくると、自分とは関係の無い
世界の話のように感じるが、
人が日々生きていることは
同じ様に死に向かって生き続ける事。

そう思うと俄然映像がこちらに
近づいてくる。

また飲むことだけの為に生きている男が
その飲むという行為を通して
生きていることを目にすると
たぶん、誰もがこんなズタズタな生き方をしていないにしても、
やはり徳にもなんにもならないことを
人は飽きもせずに繰り返しているのかもしれないと
考えてしまう。

限定的な公開で
多くの人が押しかける映画ではないけれど
こういうの悪くない、
劇場でなくても、レンタルになったら
キツイ一週間を終えて
一息つくような週末に、ゴロリと横になって
ザラツイタ画面を見ながら
自分の事を考える時間も悪くない

そんな風に思える作品。

この5つのエピソードをひとつの作品に
盛り込んでも面白いかもしれない。

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普段は目にも留めない道端の小さな花、
そんなものが愛しく感じたら、
こんな小さな作品も同じ様に愛しい

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「ステップ・アップ」動かない体でも心は躍る

2007-04-19 00:22:52 | ミニシアター系映画
「ステップ・アップ」★★★☆
チャニング・テイタム 、ジェナ・ディーワン主演
アン・フレッチャー監督、2006年アメリカ

美術学校でバレエで
世に認められたいと練習に励むヒロイン、
そして将来なんて言葉に
何も感じられない荒れた生活をする主人公。

あるきっかけで二人は出会い、
クラシック・バレエとストリート・ダンスを
効果的にミックスして
二人はひとつのダンスを作り出す。

甘めの青春映画だ、
けれど前編にあふれ出すような
踊りに対する情熱を見つけると
見ているこっちも熱くなって来る。

そんな力をもった映画だ。

夢を諦めない、
よく目にしたり、
耳にするサインのような言葉は、
今を生きている人に共通する
気持ちだと思う。

だけど、今の生活を全部ご破算にして
新しい「何か」に進むことは果たして可能だろうか。
何も保証の無い「夢のようなもの」に
突き進む事が本当に出来るだろうか。

この映画では才能にあふれた人達が
溌剌と生きているシーンに多く出くわす。

そんなとき、ただ心を熱くさせてばかりはいられない
現実もいやおうなく分かってしまうのだ。

だからこそ、この映画で主人公達が見せる
高い高いジャンプや激しい運動の最中でも
こぼれる笑顔に力づけられるのだ。

出演者の殆どが知らない役者ばかりだけれど、
映画を見たらすこし目線を上にして
劇場を後に出来るだろう。

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ストリートダンスをするイメージとは違う主人公、
まずは白人ということ、そしてどちらかというと骨太な体格
でも体重を感じさせない軽快な踊りは清清しい。

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「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」みんな知ってる物語を劇場で見よう

2007-04-17 21:32:15 | 邦画
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」★★★★泣ける!
オダギリジョー、樹木希林主演
松岡錠司監督、2007年



原作がヒットしドラマ化と露出過多気味だけれど
やはり見てきました。

入院中のオカンと見舞う主人公、
現在から子供時代を回想する仕掛け、
原作と少し違うところもあるが、
うまくまとめている。

何と言ってもオカン、
精力的であり可愛くもあり
だれにもひとりだけいるオカン

もちろん似ては居ない
けれどなんとなく誰もが
そこに自分のオカンを見つけるだろう。

長生きしてね。

後悔と言う文字、
後で悔いても遅いけれど
人間はバカな生き物だから
分かっていながら、気が付くのが遅いのだ。

映画館を出たら
近いうち田舎へ帰ろうかなという気になる、
懐かしい人、
無償の愛を注いでくれた人が住む町へ。

これは豊かではない時代の
人間の営みと
その次の世代の豊かさを享受し、
ただ消費つくす現代を照らしている。

何も無いけれど豊かだった

そんなフレーズを時々目にする、
でもそれは違う、
何もないということは豊かではない
心だって豊かさを常に求めている。

でも決して空虚ではなかった時代、
そして今。

たまにはこんな映画もいいね、
たぶん殆どの人が泣く用意をして劇場へ向かうだろう、
そう思うとこの存在はちょっと変わった位置にある。
でも期待した分はちゃんと持ち帰ることができるよ。

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母親の重大な報告を病院で聞く日の
オダジョーは全身ピンク、こんなの似合うのは彼しかいないな。

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「松ケ根乱射事件」何だ!この映画は、乱射はいつ起こるんだ!

2007-04-14 00:14:06 | 邦画
「松ケ根乱射事件」★★★☆
新井浩文、山中崇、木村祐一、川越美和主演
山下敦弘監督、2006年

コンビニや信号なんてなさそうな
雪の田舎町

そこらじゅうで顔を合わせる人の全てを
知っているような小さな町。

ここで「乱射事件」が発生する、
タイトルからのイメージで
いつ、誰がどんなふうに銃をぶっ放すのか
そう思いながら。

展開するのは
ひき逃げ事件、それだって小さな町では大事件だ、
そのほかには警官である主人公の双子の兄が
ヤクザっぽいカップルに脅されたり、
家出中だった父親が戻ってきたと思ったら
子供が出来たと分かったり。

一体いつ乱射事件が起こるんだろう、
ゆるーく、ゆるーく過ぎていく毎日
何だかはぐされっぱなしで、
それが妙に心地良い、
こうなったら最後は派手にやってもらわないと
そんなふうに思っていると

クライマックスはやってくる。

気持ちいいね、
なんだこのカタルシスの開放。

でもこの町にぴったりだ。
こんな何にも無い町の日常をさんざん見せられて
もう乱射もどうでもいいやって時に
それはやってくる。

こういうのを見ると、製作者はこれが映画になるって
どうして思ったのかとまず考える、
そして映画となってその完成品を見てみると
これがちゃんと映画になってるんだよな。

多くの人が押しかけるような映画じゃないし、
この映画を見逃したら、重大な損失ってわけじゃないけど
この心地良い映画体験は
映画好きで良かったと思える瞬間だ。

見終えて、こうして感想というか
自分がどう感じたかと書きながらも
何が自分の気持ちをひきつけたのか明確には
分からないが、それこそが映画体験なんだろうな。

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自分が感じたある種の幸福な気分は
映画館でなければ無理かも、ソウ思えるからこそ
余計と映画館で見ることが重要と思える。

レンタルしてきて寝転んでたら、あまりの
緊張感の無い映画に寝てしまうこと必至。

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