社会科学上の不満

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呪いその2

2013-07-22 00:00:28 | 社会常識と教育

 スターリンが1932年に発刊した「国際コミンテル・テーゼ日本版」は、日露戦争で負けたソ連(ロシア)が日本に対しより注意深くその理論構成を構築し、スターリン自ら加筆したものである。この和訳本の内容が日教組の運動基本方針とソックリな事と多くの評論家が指摘している。

 未だに国旗・国歌を認めない。これは「国民と国家を乖離させる」とした、条項そのものである。反論は当然お有りであろうが、現実にその行動と結果に対して責任を採る事が現代世界の常識である以上言訳は通用しない。

 しかし、スターリンは1953年には没している。現在もそのスターリンが書いた日本弱体化計画書を言われる「‘32年テーゼ」を、日本の法律より優先的遵守する日教組、滑稽と言われても仕方がない。まさに「呪い」である。

 いやそれより祖国ロシアでさえ否定的なこのスターリンの「国際コミンテル・テーゼ」を表題が違うだけで未だに金科玉条としている日教組の教諭に子供を預けたいとは誰も思わない。そして未だに教諭の3割近い人間がこの日教組に加盟している。

 日教組は労働組合なのか?労働組合の名を借りた共産化の尖兵ではないのか?日教組に加入していた知人の教諭がいつも嘆いていた。労働組合の存在意義も否定できない以上この隠れ蓑は大変有効だった。しかし本当に必要な時には労働組合としての活動は余りしていない。過去においてはあったであろうが現在の教育現場の荒廃を見るに活動していないと言ってよい。反論があるならばナゼ子供たちと担任が接する時間を多く作れるように運動しないのか?「加盟者が3割しかいない」との反論が予測されるが、市場で3割の占有率を有していればリーディング・カンパニーである。しかもその他の七割は纏った勢力ではないではないか。ここに左翼の甘えを見ることができる。

 結局はスターリンの「呪い」に振り回されて、国家と国民を乖離するように行動していただけではないのか?

コメント
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