安藤美姫がシングルマザーとなった。その事はお目出度いことであるが、その安藤選手に「素敵なことだ」と言う知人(痴人)のコメントを報じている。
マスコミは日本の倫理観を崩壊させるつもりか?未婚の母を増やす方向に勘違いするバカが増加することは容易に想像できる。
倫理観の崩壊を増長しておきながら、慰安婦問題で発言する橋下市長を糾弾する方向に誘導する報道を行うマスコミ。
売れさえすれば、視聴率が取れさえすれば良いのであり、国民の方を決して向いているわけではない。NHKスペシャルで放送された、戦前の新聞社の人間が、「戦争を煽る記事を書けば、部数が増加した。記事がエスカレートして行った」と発言していた。今も同じである、部数が視聴率が取れば何でもするのである。そして如何に責任回避するか考えるのであろう。ある空調機メーカーのコマーシャルで「インフルエンザウィルスを100%除去」とのコピーがあったのだが、これは医師法及び薬事法違反である。TV局が知らないわけはない。しかし超大手メーカーのコマーシャルである動くコマーシャル料は大きい、故にTV局全局で放映すれば怖くはないとして放映した。この内容では医療機器となり家電製品の扱いにならないそうだ、某TV局のOBが言っていた。医療機器の場合その許認可に数十億円を要する(臨床データや安全性などのデータ等の収集に)。また医療機器の取り扱いは原則医療従事者しかできない。その後「ウィルスの殆どを除去」に変更されたが、その間に販売された台数は不況の中相当台数であった。
BBCや米国の3大ネットの場合、過去に自分たちが犯した瑕疵がどのように発生したか徹底的に暴く番組を自社で作成するそうだ。その番組の視聴率は高く、より深部に切り込むそうだ。故にTV局への信頼度は高い。日本のTV局は自社の瑕疵をお茶を濁す程度に扱うだけだ。故に益々視聴者が離れて行く。新聞からTVへ国民の興味が移ったように、同じことである。同一内容で複数の記事が比較できるインターネットへと信頼度が傾く。
日本のマスコミも鼎の軽重が問われている。