来月から人民元に関連し、市場梗塞などの危機が発生した場合、韓国銀行(韓銀)が韓中通貨スワップを通じて調達された人民元を市場に直接供給する。
韓銀は26日、国内の人民元市場の安定のために、来月から必要に応じて韓中通貨スワップ資金から調達した人民元を外国為替銀行に直接支援する「人民元流動性供給制度」を施行すると明らかにした。
これに伴い、今後、韓国の人民元市場が滞った場合、韓国銀行は国内の銀行および外国銀行の支店のうち「競争入札方式外貨貸出基本約定」を締結した銀行に対して競争入札を通じた担保貸出方式により償還期間1年内の資金を支援する。
韓銀は、この制度が施行されれば人民元市場の安定性が向上し、公示効果を通じて投資心理の回復と金融市場の安定に寄与することが期待されると明らかにした。
中央日報日本語版 2015年06月26日16時09分
http://japanese.joins.com/article/369/202369.html
これ6月26日の記事である、現在7月15日である。さすが韓国、最悪のタイミングで最悪の決断を行う。良い事例である。中国株の多くが売却禁止状態、資本主義が崩壊した現在、中韓スワップはただでさえ苦しい韓国経済を巻き込んで崩壊していくことは誰の目にも明らか。
「元」「ヲン」をお互い持ち合うということが中韓スワップであるが、国際価格がどちらが得するか決める。ドルを基準として決まる。
中国側は「『ドル』でヨコセ!」と言うであろう。共産主義国家の中国は「元」は幾らでも刷れる。今中国が必要なのは「ドル」である。
中国がギリシアの支援を行っていたらと思うと恐ろしくなる、即世界恐慌であった。ただでさえこれから中国バブル崩壊が始まったのであるから、世界恐慌となる可能性が高い。しかし僅かでも時間的猶予がある。
AIIBに参加を叫んでいた日経新聞や朝日新聞など左翼系マスコミは何の責任もないのか?中国はAIIBの資金を自国に使うために始めたと多くの日米のエコノミストは見ていた。
韓国が中韓スワップに応じなければ他のアジア諸国のスワップ協定にも影響する。日本は日韓スワップを「終了」させていて正解だった。「終了」であり「中断」ではない。
「日韓スワップ終了でも中国とスワップできた」とホルホルしていたではないか。自業自得である。
韓国はスワップを「援助」と考えていたのではないか?当然「渡す」こともあるのがスワップ協定である。
中国の経済崩壊に自ら飛び込んでいく形である。日米は韓国を助ける余裕はない、中国経済崩壊はそれほど大きな事件である。優秀な大韓民国は自力で切り抜ける以外ない。
日米も大変な事態となるのに韓国が生き残れるか?UAEの原発の違約金払えねば、UAEは日本が韓国に売っている石油を停めるように要請している。産油国で韓国に直接石油を売ってくれる国はない。イランの石油代金支払い凍結解除になったが未だ支払えてないであろう。
日本は韓国を「助けない」「教えない」「関わらない」を基本とした無視外交を続けていく。