Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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仮組みを進めます

2023-04-22 21:02:52 | 1/12 HONDA CB72 TYPE1

本日の山陰は通勤時にはまだ昨日からの黄砂が残っていまして近くの山も薄黄色に霞んでいました。
そして風が強く空は曇りなのか黄砂なのかよくわからない状態でした。
それでもお昼頃には黄砂も通り過ぎたのか少しスッキリしてきましたが相変わらず風は強く吹いていましたね。
この強風で黄砂がどこかに行ってしまったのかもしれませんので風が強くて良かったかもしれません。
気温は多分15〜18度くらいでしょうか・・・
屋外で畑を片付けていますと汗が流れます。
子持ち高菜のシーズンが終わってしまいましたので草刈機で刈ってからマルチシートを片付けまして耕運機をかけました。
本当なら根から抜いて片付けて耕運機ですが・・・根があまりにも強くただ抜いただけではこちらの体が悲鳴をあげてしまいそうだったんですね。
耕運機で耕して根が出てきたものは片付けておきました。
これで午前中の時間はほぼなくなってしまいましたが・・・夏野菜を植えなければなりませんから準備が必要なのです。
右奥に花の咲いた子持ち高菜が残っていますが・・・あれは来年のタネ用にとっておきます(笑)
しかも黄色い花も結構可愛いので・・・。

お昼はいつものように厨房係です。
今日は少し暇だったですね・・・まあ毎日忙しかったら私は倒れてしまいますから神様からのご褒美ということです。

午後からはいつもの様に本業を開始です・・・と言ってもお客様が全く無かったわけでは無いので洗い物を終わったらいつもの午後2時でした・・・。

昨日の続きでCB72を進めます。
昨日最後に書いていましたが、ハンドルがどうにも気になるのです。
一応キットの部品を使って仮組みをしていましたが、気になったのはハンドルのパーツの中央部分です。
メタル製なので磨けば一応金属っぽい色にはなりますが、ハンドルは一般的にスチール製でクロームメッキなんですね。
だからピカッと光っていないとどうも満足できないのです。
もう一つはブレーキとクラッチノレバーの位置なのです。
部品の形状からグリップ部分よりもレバーの位置が高くなってしまうのです。
私も原付には長いこと乗っていましたので、この状態で乗ったら手首に負担がかかって痛くなっちゃうな〜などと・・・(笑)
まあバイクによっても違います、アメリカンタイプならいざ知らず・・・CB72のようなスポーツ系のバイクでは少し前傾姿勢になって乗りますから手首への負担が大きいような気がします。
これが作り直しの理由なんです。

作る部品は2種類で3点だけなんですけどね・・・まず難しい方の部品から作ってゆきます。

下の写真で何を作っているのかわかりますかね〜?

上の写真はハンドルを固定するための部品なのです。
同じような形状の部品が二つ必要なのでフライスを使って長物を作ります。
素材はピカッとした光り方をさせたいので洋白の丸棒ですね。

続いて旋盤に固定して突っ切りバイトで切ります。
この部品は2個必要なので厚みが同じことが大事なんです。
だから旋盤でカットするのです。
まあ糸鋸でカットしても良いのですが後で厚みを同じように調整するのはなかなか大変なんです。

これが作った部品です・・・いつも書きますが下のカッターマットの四角は1.0cm四方ですからどれくらいの大きさの部品なのかご想像ください。
この後さらにヤスリとペーパーで微調整します。

続いて・・・裏側の中央に0.5mmの穴を開けます。
フロントフォークのトップに固定するためのピンを差し込んでハンダつけするためですね。

最初は旋盤でよく使うセンタードリル(0.5mm)を使って凹みをつけておきます。
ポイントはセンターポンチで凹みをつけたらフライスを移動させないことです。
動かしてしまいますと2度と同じ位置に移動させることはできません(笑)

なのでフライスのハンドルは一切触らずドリルに入れ替えて穴を開けます。
キリは0.5mmです。
中央の大きな穴まで貫通しているのがわかるかな〜??

ハンドルのホルダーの部分にも0.5mmの穴をあけます。
この部分は左右にハンドルを固定するボルトが取り付けられていますので穴をあけておきましょう。
穴が無いとボルトの固定にちょっと手間取りますからね〜。

ハンドルのバーの部分は2.0mmの洋白線をカットして両端を旋盤で削って差し込みピンを作っています。
ただし・・・両端は少し曲がっていないといけないのですが、流石に2.0mmの洋白線となりますとそのままでは曲げにくいのです。
なのでCafeの厨房でガスコンロを借りまして赤くなるまで熱してから曲げました。
これだとハンドル本体が変形しやすくなりますから思った角度に曲げられました。

上記の方法では表面が黒く変色しますのでバフ掛けしてピカピカに磨きました。
ついでにハンドルのホルダー部分も磨きます。

ハンドルの目安がつきましたのでキットのホワイトメタルのパーツをカットしました。
両端の部分は加工して使います。
中央部分は・・・使いませんよ(笑)

ブレーキ(クラッチも)のワイヤーが入る部分と洋白で作り直したハンドルを差し込むための穴をあけています。
この部分は穴をあけないと接着強度が保てません。
あ〜そうでしたもう一つ、バックミラーのステーを差し込む穴も開けましたから3つ穴をあけたことになりますね。

車体についているのは今回作り直したハンドルです、指で持っているのは元々のパーツをカットしたもの・・・。
一見そんなに変わらないような気がしますが・・・(滝汗!)

今日はハンドルを作っただけで終わっちゃいました・・・
明日ももう少し仮組みを進めます。