本日の山陰も天気が良かったですね〜。
空は青いし少し涼しい風も吹いています・・・天気予報では28度まで気温が上がると言っていましたが・・・果たしてそこまで上がっていたのかどうかわかりません。
午後4時ごろが一番暑かった様な気がしますが・・・温度計を見たわけでは無いので?ですけどね。
天気予報はまあ別として結構涼しかったのも事実です。
中庭は少し草が多くなってきましたので今度のお休みには草刈&芝刈りですね〜(😆)
さて本日の本業も修理から入ります。
今日はコレからです。
1/18のアウディのミニカーです。
よく見ますとルーフの塗装もちょっと曇っていたりして雑ですね〜。
この他にもドアのハンドルの接着部分は瞬間接着剤をヒゲノズルを使ってつけたらしく大いにはみ出ています。
いや〜コレを見ますと雑としか言いようがないです。
クリアーボンドか絵エポキシ系の接着剤を使えば拭き取りも出来たでしょうに・・・勿体ないですね。
ダイキャスト製なのですがちょっと作りが雑でサイドウインドウのモールに接着剤がついてしまっています。
まずは攻撃性の低いエナメルシンナーで拭き取ってみますが・・・100%は綺麗になりません。
こうなったら仕方がありません強硬手段です。
2000番程度のペーパーを使って固まった接着剤を除去します。
プラスチックに蒸着メッキなのでこんな具合に剥げてしまうのは仕方がありませんね。
ここでペーパーを使って凸部分を除去したのは表面を滑らかにするためなんです。
表面の傷を無くすためにここはウレタンクリアーをサフ代わりに使います。
サフでも良かったのですがサフですとまた下地にブラックを塗らなければならないからでして・・・
ウレタンクリアーで下地ができれば相対的に薄く下地を作ることができます。
パテで修正した部分はペーパー傷が付いていたりパテのグリーンがボディカラーの塗装の邪魔になりますのでホワイトウレタンサフを塗りました。
この補修時のウレタンサフですが・・・筆塗りをしました。
と言うのもエアブラシを使いますと周囲に広がってしまいまして研磨する範囲が広くなってしまうのです。
こんな場合は筆塗りを推奨します。
サフはもう一度研ぎますから筆塗りでも影響がないのです。
下の写真はサフを研磨してみたところです。
そしてどこかに書きましたがリアウイングのステーの角度の問題です。
リアウイングはホワイトメタルなので収縮しませんがボディは収縮しますその場合両サイドのウイングステーが曲がってしまったり折れてしまったりすることも考えられます。
今回の修理もなぜ折れてしまったかは伺っていませんので判断は難しいところなのですが・・・
右側のウイングステーは折れていまして左側は上側が少し開いています。
こんな場合そのまま曲げますと右側と同じ部分が破断してしまう恐れがあるのです。
なのでこの場合温めてから元に戻します。
問題は温める手段です。
ドライヤーなどで周囲を含めて温めてしまいますとバキュームパーツのリアウインドウが変形してしまう恐れがあるのです。
そこで考えたのがハンダゴテです。
温度を上げておいてリアウイングステーの付け根部分に近づけます(決して当ててはいけません・・・塗装が傷つきます)2〜3分の間近づけておきますと部分的に温まってレジンが柔らかくなりますのでウイングステーの角度を直してやります・・・冷えてきたらそのまま硬化します。
ほぼ治りましたね〜。
何度かやってみて違和感のない角度に戻しておきます。
次はいよいよ補修塗装ですが・・・その前にベース板を交換しておきます。
マスキングはしますがベース板が汚れてしまうと再起不能になってしまいますからね〜。
最初にボディカラーの塗装をしますが必要な部分だけ塗りたいところですが周囲をぼかして塗らなければなりません少し大きめにマスキングします。
ボディカラーを調色して塗ってみました。
塗る作業はそうでもないのですがボディカラーを合わせて作ると言うのがなかなか手間がかかりますね。
色々な塗料を混ぜて少しずつ合わせてゆくしかないからです。
最終的に塗料が出来た時には結構沢山作ってしまったり、何度も作り直しをしたり・・・(笑)
ウイングステーの内側も・・・
続いてCB72です
エンジンとフロントフォークの部分の塗装をすっかり忘れていました(滝汗!)
この部分は仮組み時に瞬間接着剤を使っていましたのでアセトンに漬けて分解していたのでした
接着剤も完全に溶けて完全にバラバラですね〜。
バラバラにしてから再び組み立てます。
今度は問題点を解消しながらの組み立てになります。
例えばこのシリンダーですが側面に縦の分割線が見えていますね。
まあ実車はこんなところに分割線はないのです、しかし金属地での仕上げにしたいので何とかしないといけません。
フロントフォークはウレタンサフを塗ってからウレタンのブラックで塗ります。
コレはシャーシと同じ仕上げですね。
こちらは組み直したシリンダーです。
ご覧のようにメタル地を生かして仕上げています。
実車は・・・
多分金属地だったと思います。
ネットを調べますと色々な仕上げのものが出てきます中にはシルバーを塗った個体もあります。
私の古い記憶によれば確か無塗装だった記憶がありますのでこのままメタルの風合いで仕上げます。
ただし、酸化防止のためにミッチャクロンとラッカークリアーだけは塗っておきます。
コレもまた記憶の中ですが・・・
セルモーターとエンジンのサイドカバーはシルバー仕上げだったように思いますので、ウレタンサフを塗っておきます。
ただ、ポイントのカバーとその反対側の丸いカバーは金属色だったような記憶がありますのでマスキングして金属色仕上げですね。
この部分のシルバーは普通のシルバーのようにギラギラした感じではなく少し目が細かな落ち着いたシルバーだったように思いますのでシルバーに少しグレーを混ぜてギラギラ感を抑えたシルバーにしています。
塗装が硬化した部品を乾燥機から出してきまして箱の中に並べています。
整理整頓は必要ですからね・・・部品がなくなったりしますと最初からやり直しになってしまいますからね〜。
明日は月曜ですね・・・私にとっては週末です(笑)
明日も頑張りましょう。
明日は何を作りましょうか・・・!?
明日は明日の風が吹く・・・ですね。