本日の参院は雨が降ったり止んだり・・・
朝から中庭の草刈りをしようかと思っていましたが、草刈り機を出して刈り始めると雨が降ってきて中断です。
降ったり止んだりで疲れます(笑)
昨日は納品から帰ってきまして、かなり疲れていましたのでアトリエには行けず・・・
即自宅に戻りましたので・・・
家内からは「何か荷物が届いたよ〜」って聞いていましたのでアトリエに出勤して荷物を確認させていただきました。
お客様から差し入れをいただきました。
私の大好物の「うなぎパイ」・・・(静岡ホビーショーのお土産はいつもこれです)
と・・・シンナーや綿棒・マスキングテープをいただきました。
これを使ってより頑張ってね〜って事かな(笑)
最初にも書きましたが・・・
中庭と隣の畑の草刈りをしながらの本業になりますので今日は制作ではなく修理を進めます。
今日の患者さんはフェラーリ512BBの修理なんですがちょっと違うのは今回の患者さんはお客様が修理をされたものをあらためて修理するということなのです。
そうそう、一番やっちゃいけない修理だったんですよ(笑)
一見したところミラーとエンジンフードの上側のパーツが外れただけに見えますが・・・
左のドアミラーの部分は・・・
瞬間接着剤でゴテゴテになっています。
ドアミラーの取り付けの後ろの下側の部分にも接着剤が付いているのが見えますね。
屋根の上ですが・・・
接着剤なのかそれとも白化しているだけなのかわかりませんけど、こんな状態なのです。
右側のドアミラーもこんな感じなんですよね。
これじゃあね〜ちょっとね。
ボディから少し浮いていますよね。
そして決定的な?です。
ワイパー何か変じゃないですか?
512BBのワイパーは長い物と短いものの2本ブレードがついていますが小さいものはワイパーの付け根側(写真の向かって右側で写っていない側)に付くのですが・・・これってワイパーのエッチングの取り付けが先端と取り付け側と逆になっています。
しかも瞬間接着剤でベトベトについています。
ウインドウの周囲は修理要らないって言われたんですが・・・これはやらなければならなくなっちゃいました。
ワイパーを取り付けられる時にボンネットにも接着剤が飛び散っていますね。
う〜んこれではね。
これが逆に付けられたワイパーの取り付け部分です。
そしてボンネットの左側にも接着剤が飛んでいますね〜。
これはちょっとね〜。
さて修理を始めます。
左側のドアミラーの取り付け部分ですがかなり酷い感じですね。
瞬間接着剤を削ってゆきます。
ボディカラーの上にはウレタンクリアーが塗られているはずなので接着剤を削ってゆきましてウレタンクリアーの範囲(厚みで)収まったら磨くだけで済みそうなんですが、この時点で既にダメですね。
ボディカラーが剥げています。
反対側のミラー部分はまだ大丈夫そうですね。
これくらいなら削って磨けば元に戻りそうです。
このボンネットはどうしましょうか?
瞬間接着剤の白化ならまだコンパウンドで磨けば大丈夫なんですけどね。
さすがにこんなに接着剤が付いていますとコンパウンドではダメそうですね。
3000番のバフレックスで削ります。
そしてラプロスの6000番・8000番で研磨してみました。
Cピラーの部分にも接着剤が付いています。
ルーフウイングを接着しようとして接着剤が付いてしまったんですね・・・多分ね
側面は接着剤を削りました
上側の方も接着剤が残っていますね。
このままですとルーフウイングの取り付け角度が狂ってしまいますね。
バフレックスの3000番で磨いただけですと傷だらけになってしまいます。
なので続いてラプロス8000番で水研ぎしますと傷は見えなくなりますね。
Cピラーの部分も同じ様に8000番のラプロスで磨いています。
かなり綺麗になりましたね。
で・・・一番難しい左側のドアミラーの部分ですね。
したのフラットブラックの部分を削ってしまうといけませんのでマスキングテープを貼っておきます。
ルーフの部分にも白化したものが付いています。
でもここは削るまでしなくても大丈夫そうですね。
さらに研磨しています。
ルーフやボンネットの研磨をしてみました。
映り込みは十分綺麗そうですね〜。
ドアの部分も研磨しています。
ほぼ綺麗になりましたね。
明日はこの修理の続きをしましてインプレッサの製作に戻りましょう。