Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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またしてもアルミ板を貼っています

2023-09-29 20:25:28 | TADANO GR-1000N

本日の山陰は天気が良かったですよ。
こんな天気は久しぶりかな〜(目が遠い空を見ています・・・笑)

天気が良いので隣の畑に耕運機をかけたいところなのですが、昨夜雨が降ったらしく畑の土は水分が多くて耕運機に土が付いて落ちないだろうと言うことで・・・・
耕運機は諦めました。
で・・・いつものようにオクラの収穫をしてからニンニクの掃除をしています。
このニンニクは今年6月に当方で収穫したものでタマネギ干し場で乾燥させていた物なんです。
今年植え付けのものからは青森産の福地ホワイト六片とジャンボニンニクをを作りますので今までの品種はこれで最後です。
今年はニンニク2倍セールで売り切ってしまいましょう(笑)
まあ残りも少なくなっていますので早い者勝ちかな〜。

本日のオクラは・・・またもやバケツ2杯分でした、まだ元気なんでね〜どんどん実をつけてくれています。
今年は今までに比べたらずいぶん沢山頂きましたね〜。

厨房係は今日はちょっと暇だったんですがそれでもアトリエに戻ったのは午後2時でした。

本日の本業は100tのクレーン車です。
まだまだアルミ板を貼る仕事は続いているんです、何故ならエポキシ系の接着剤で接着する関係上完全硬化にかなり時間がかかってしまうのです。
確かに瞬間接着剤を使えばもっと仕事は早いかもしれませんが・・・白化の問題とか耐久性の問題を考えたら今一番良いのはエポキシ系の接着剤なんですよ。

まあ、時間がかかるのには他にも訳があります
アルミ板を接着する部分キッチリの寸法に加工する必要があるのです、実際にやってみますと最初の頃は接着後に削り合わせるから大丈夫なのですが最後の締めの部分になりますと微調整にも時間がかかります。

接着しますと目玉クリップで挟んで仮止めします。
と言うのも結構ずれやすいのですよ(笑)
昔、1/12のF-1のシャーシにアルミ板を貼ったときにもそうだったですね〜。
触りますとズレますから接着後はなるべく触らない・・・
そして目玉クリップは確かその時代から使っているものも多々有ったと思います。

続いて反対側です・・・
反対側は写真が少なくてちょっと困っていますが・・・
この部分は多分出っ張りの途中までしか貼られていないらしいです。
なぜかと言いますとこの部分にはステンレス製の小物入れが特注されていましてその後ろ部分はアルミ板が貼られていないはず・・・

ここの2箇所アルミ板を貼ったらずれるといけませんからアルミ板は取り敢えず終了します。
続いて・・・

塗装をします。
え〜!?
このタイミングでどこを塗るの?と思われるかもしれませんが実はこのクレーン車ずいぶん特装(お客様のご依頼で加工された部分ですね)部分がありましてその部分を再現しないとこのクレーン車の特徴が再現できないのです。
同じような画像が続きますが今度はフロント部分です。
マスキングしています・・・
この部分は元々のクレーン車の部分からフロント側にデッキを延長してあります。
しかも出っぱった部分はアルミ製ではなく多分強度上の問題からスチールの板でブラックになっているのです。
なので塗らなければならないのです・・・。

ブラックに塗る為には最初にプライマーを塗ってからサフを塗っています。
塗装しますとより触れなくなりますよね(笑)
このまま明日まで放置してからブラックに塗ってさらにアルミの貼り付けをする予定です

時間が少し余ってしまいましたので修理を進めましょう。
昨日途中になっていたスープラのテールランプの修理です。
結局テールレンズの部品は・・・赤い部分が全部剥げませんでした。
ここからは想像ですが恐らく表面に赤い樹脂をつけた塩ビ板をバキュームして整形して切り出したけど・・・
切った部分の表面のクリアーレッドの樹脂の部分が剥げてきたのでクリアーレッドを塗ったんでしょうね。
ですが塗る塗料を間違えた・・・恐らくクレオスのクリアーレッドを使ったのではないかと・・・
染料系だったか顔料系だったか忘れました(頭の中のイメージで塗料を使い分けますから何系なんて全く記憶していません・・・笑)がクレオスのクリアーレッドは少し不透明なんですね。
なのでこう言う部分に塗るならガイヤノーツのクリアーレッドの方がよろしい訳です。
まあカットしたり削って合わせるときに表面のクリアーレッドが剥げてしまう事はよくあることですからね〜。

補修はガイヤのクリアーレッドをクリアーで少し薄めて色味を合わせて塗っています。

塗装が乾きましたら元のミニカーに戻します。
取り付けたらこんな感じです。

不透明な感じは全くありませんね。
しかも大事なことは左右の色味が同じである事なんです、クリアーレッドでも何回吹き重ねるかで明るさが変わって来まして・・・
テールランプなどのように左右が一度に見れる場合は色味も重要なポイントなのです。

ちなみに左右を同時に見ますと・・・

O田さん、これでいかがでしょうか?
そう違和感はないと思いますが・・・

続いてコチラです
いつものウインドウ関係の修理です。

お客様のご依頼はウインドウの修復です。
リアウインドウはこの様に曲がっていまして・・・指摘は一番上だけでしたがよく見ますと全部曲がり始めています。
まあそれは当然ですよね・・・ボディが収縮しているのですから・・・。

右のウインドウですがウインドウの透明部品自体が凸凹しています。

当然反対側も同じ症状ですね。

フロントはプラスチック製のウインドウなんですが・・・やっぱり上下方向が短くなっているらしくて・・・。

全部外しました・・・まあこうする他ないんですよ。

外したところで時間がなくなってしまいました。
続きは100tクレーンも同様ですが明日の仕事にします。

本日帰り道で・・・今日は中秋の名月ということに気がつきました。
安来市の能義平野から見た名月(笑)です。
右側の山は山陰の秀峰「大山」です