Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

まだまだ仕事はたっぷりありますが・・・今日も修理をしています

2023-11-20 20:20:06 | 修理

本日の山陰は曇りでした。
朝方には少し雨が降ったような感じがしましたが出勤時には完全に曇り・・・午後からは少し青い空も見えまして天気は回復してきているのがわかります。

昨日は臨時休業だったのですが・・・今朝はなんと宮城県からお客様がいらっしゃいました。
まったく初めての方だったのですが、どうやらブログをご覧いただいている様で私の行動を全てご存知でした(笑)
まあそんな変な行動はしてないはずなんで・・・(滝汗!)
でもね〜宮城県からお越し頂くっていうのはまったく有難いお話ですよ。
私も納品の時には全国つづ浦々まで行きますがそれは仕事なんでね、たとえ観光のついででも私のアトリエにお立ち寄り頂くというのは有難いんですよ。

厨房係はまあ普通くらいかな・・・午後になってティータイムのお客様が多かった様な気がしますが・・・

今日は畑の作業も無しで朝から本業をしていましたが、中庭の整備のために草取りの方に来て頂いていますのでゴミを積むための軽トラックを中庭に回したり準備は色々しておきました。
で・・・朝から本業です。

昨日リアウインドウの部分が気に入らないと書きましたが一晩考えましたがやっぱり気に入らないのです。
う〜ん、どうしてやろうかと・・・(笑)
一応仮組みができるかな〜!?と思いまして組み立ててみています。
ですが・・・リアウインドウ越しに見える風景(エンジンルームのね)少し歪んで見えてしまうのはとても残念なんですよね。

でも、先にやらなければならないことをやっておきましょう。
ステアリングの中央にホーンボタンがついていますのでデカールを作っておきましょう。

赤いホンダマークのみ作ってみました。

ダッシュボードをフラットブラックで塗ってからベースになるシルバーの丸をカットして貼り付けます。

そしてホンダマークを貼り付ければホーンボタンの完成ですね

やっぱりリアウインドウを作り直すことにしました。
難しいのは部品の整形よりも使う素材とヒンジかな〜、また少々考えます。

で・・・次は自分のポルシェ911GT-3ですね。
このミニカー修理のサンプルのために分解状態だったのです。
やっと元に戻りました。

今日は午後からS木さんもいらっしゃってなかなか忙しい1日になってしまいました。
そういえば少し前にアネシーの330P4スパイダーを入手してしまいました。
最近はキットを買わないようにしていたのですがあまりにも安かった(1万円以下)だったんでついついやっちゃました。
息子からは「また〜!!!」って大顰蹙を買っていますが、買ったのは顰蹙ではなくキットだったりいたします。

中身も欠品は無かったですね〜。
近い将来引退したら必ず作ろうかと思います。

そう言えば・・・いつまで模型の仕事ができるのでしょうね〜。
父親が亡くなったのが66歳、今私が63歳・・・ヤバいな〜と感じる今日この頃ですよ(滝汗!)

もうそろそろ引退の時期に来ているんかもしれませんね。
多分ですが66歳になったら多分引退しているんじゃ無いかと・・・少なくとも仕事のやり方は変えてゆかないといけないと思っています。


リアウインドウが気に入らない・・・な〜。

2023-11-19 20:26:12 | 修理

本日の山陰は・・・天気は良かったです。
まあ途中で雨が降ったりしましたが・・・多少雨がふるあいにくの天気だったような気がするんですよ。
まあず〜っといい天気の方が心配ではあありますが・・・(笑)

本日は何事もなく家内の実家の法事が終わりました。
久しぶりに会う親戚は実にありがたいですね。
私自身もいつまで元気なのかまったくわかりませんのでね。

午後少し遅くなってアトリエまで戻りましたが・・・

昨日修理をした1/43のNSX-Rのリアウインドウですが・・・気に入らないんですよ(笑)

一見綺麗に見えていますが・・・
プラスチックの樹脂自体がなんだか少し柔らかいのです。
まあ内装パーツも塗装がグタグタですからね〜。
明日少し考えましょう。


明日は法事の為臨時休業いたします

2023-11-18 19:11:39 | 修理

本日の山陰は全体的に寒い1日になりました。
昨夜はまだそんなに寒いとは思いませんでしたが雷が酷くてなかなか寝られませんでしたよ。
今朝起きたら雨が降っていまして・・・出勤時にはミゾレになりました。

島根県西部では大雪注意報が出ているみたいですが・・・島根県の場合西部はどちらかと言いますと南側になりまして私の住んでいる東部の方が雪が多い印象がありますが今回は気流の問題で西側に降るんでしょうね。

一時的には結構強く雪が降りまして・・・
中庭の羊や山羊の置物を避難させてから寒々と見えてしまうアルミ製のテーブルとチェアをガレージにしまい込みました。
まだ上空の気温が比較的高いのか雪に含まれる水分が多くて雪の落ちてくるスピードは早いですね。

お昼は既にご予約をいただいていましたので天気が良く無いわりには忙しかったですね。
中には薪ストーブが珍しかったらしくず〜っと暖をとっている方もありました。
確かに今や家の中で火が燃えている事など火事でないと無い訳でして(笑)
私が子供の時だとお風呂は薪で焚きましたし・・・子供が火の番をしていましたからね〜。
家内の実家にも掘り炬燵(こたつ)がありまして練炭や炭で温めていました。

でも午後からは嘘のように良い天気になりました。(同じ日の同じ場所には全く見えませんね〜)
先日広島に行ったのですが当日がこんな天気でなくてよかったですね。

さて今日も修理をします・・・だいぶ終わりましたがまだまだあります。
早くP4始めたいんですけどね(笑)

今日最初の患者さんは・・・
スープラです。
この車は流行りましたよね〜。
日本ではセリカXXという名前で売っていました、違いはスープラにはオーバーフェンダーが付いていたんですよね。
従兄弟が乗っていまして・・・欲しかったのですが私はトヨタオート(現ネッツトヨタ)のセールスだったのでカローラ店の取り扱いのこの車は買えなかったという痛い思い出があります。
買うなら2.8Lのツインカムで5速MTですね(笑)

余談が長くなってしまいました(汗!)
リアハッチの中央にPの文字の部分に何やら出っ張りがありまして・・・お客様によればこの出っ張りはキーホールだそうなんですね。
で・・・出っ張りでボディカラーしかないのでキーホールのデカールを作って欲しいという事だったのです。
キーホールの上にSUPRAのデカールが貼られていてしかもクリアーコート無しという事でしたのでその上にChromeのデカールを貼るのは結構難しいのです、と言うのもデカールの軟化剤が使えないんですね。
最初から貼られているSUPRAのデカールまで溶かしてしまう恐れがあるのです。
デカールだけなら作って送って差し上げれば終わりの話なのですが、万が一失敗されるとまた修理として戻ってくる(!?)
ので先にミニカーを送って頂き加工することにしました。
軟化剤でデカールを溶かしてしまうのはお客様ばかりに限ったわけではありません私がやっても溶ける時には溶けますから、でも私なら溶けない方法で作ることもできます。

まず洋白線を旋盤で削ってリングを作りました。

小さいので良くみて下さいね〜!!

次にリングの中に入る寸法で洋白を削って中央に糸鋸でスリットを入れます。
中心に入れるのが難しくて3回やり直し・・・4回目で成功しました。

そして先程作ったリングをはめてボディに接着します・・・が洋白のような厚みのある部品をボディに埋め込むにはボディを少し掘り込んで凹みを作っておく必要があります。
そうしないと出っ張りすぎになってしまうのです。
しかも元々ボディに出っ張りがあると書いていましたでしょ?
その出っ張りを目立たないように削ってなおかつ少し凹みを作るのはなかなか難しい・・・しかもデカールにはクリアーコートしてないのでデカールが欠けたらアウトになってしまうと言う責任重大な場面です(笑)
出来ですか?下の写真をご覧いただくとお客様も安心されるんじゃないかな??

続いて・・・
1/43のホンダNSX-Rです・・・こちらも私の大好物・・・ついつい力が入ってしまう!?(笑)

普通ならメイクアップのウインドウでも外れたの?って思われるかもしれませんがこちらはメイクアップ製ではありません。
まあメイクアップ製ならこんな事にはならないはずです。

でも、このモデルは初めて見ましたね。
フル開閉です・・・1/43なのに。
修理のご希望は内装の変色です。
なんだかダッシュボードが変な色になっています。

とりあえず分解します。
知らないモデルは分解するのが怖いですが・・・なんとかなりました。

心配をしていた通りダッシュボードは表面が溶けてベトベトです。
ただ変色しただけでは無いみたいです。
この様な場合普通はタイヤの軟化剤が悪影響を与える可能性が高いのですがボディのホイールハウス付近は異常無いのです。
内装の部分には軟化剤を使った部品は何もありません。

この様な場合はクリーニングの方法を先にテストするのです。
まずは影響の少ないエナメルシンナーを綿棒につけて拭き取ってみます。
これで綺麗になる様であればエナメルシンナーの中に浸けて掃除すればいいのですが・・・
エナメルシンナーでは溶けませんでした。
そこで次はクレオスのラッカーシンナーです、これを綿棒につけて拭き取ってみます。
クレオスのシンナーだと綺麗に剥げますね。
と言うことはこの表面で溶けているのはラッカークリアーであることがわかりました。

このダッシュボードですがセンターコンソールの部分は別部品になっていまして外れましたが・・・外した部品が付いていた部分も白く変色しています。
しかもメーター部分はエッチングでそれを外した部分も白く溶けている・・・
この部分はこのクリアー塗料を塗ってから後で取り付けていますので樹脂の軟化剤の影響は受けにくいはずなんです。
と言うことは・・・原因は艶消しのクリアーの劣化にあるのでは無いかと思われます
このダッシュボードですが黒いプラスチックで整形されていましてそのままだとグロス仕上げなので艶消しのクリアーを塗って仕上げてあるのです。

私の対応は・・・
クレオスのシンナーにつけてブラシで洗いますと表面は少しベタつきが残りますがなんとか剥げてくれます。

問題は・・・こちらです。
同様の仕上げが施されているシートやフロアーまで全部ベタベタです(滝汗!

冗談抜きで結構溶けているのです。。。
わかります??人差し指1本で内装が全部持ち上がるのです(笑)
決して指の裏に両面テープを貼っているわけではありません・・・。

結局シートも全部外します、クレオスのシンナーに浸けて表面のベタベタを取ります。
ここで気がついて頂きたいのは・・・
赤い塗料が溶けていない裏のブラックも多少傷はありますが溶けていないことです。
シートの素材はレジンです・・・と言うことはこのレッドとブラックはウレタンカラーで塗られていると言うことですね。
それに艶消しラッカークリアーで仕上げられていると言うことです。

床板もラッカーシンナーで綺麗さっぱり・・・グロス仕上げになってしまいました

そしてこのモデルのもう一つの問題点ですが・・・リアのエンジンフードの部分は透明なプラスチックでできているのですが・・・中央部分が少し変形して凹んでいるのです。
せっかくのモデルなのにこの部分が反射ですごく変形しているのが気になるんです。
お客様に連絡を取った時にも内装よりもこの部分が気になったのが正直な感想ですね。

こんな場合は表面を平らに削り中央部分の凹みが見えないくらい削るのですが・・・中央部分は薄く最悪の場合穴が空いてしまうことがあるのです。しかもこの部分はヒンジが一体整形なのでバキュームや平板で作り直しが効かないんですね。

意を決して削りました、まずは一番荒いペーパーでざっくりです。
他の部分にペーパーが当たるといけませんのでマスキングしておきます。
まだ中央部分には完全にパーパーが当たっていないのがわかりますね、それくらい薄いのです。
薄いと言うことは削る時に負担がなん度もかかりますと疲労して割れてしまうのです。

そして中目のペーパーにチェンジです。
ここでも完全にペーパーが当たっていません(当てないのです)

最後にバフレックスの3000番で磨きます。
そして普通ならコンパウンドですが・・・コンパウンドは使いません。
コンパウンド仕上げの場合上から押さえつける格好になりますからね、プラスチックの部品に負担がかかり必ず割れます。

ここからはラッカークリアーで仕上げます、まずパラ吹きからですね〜、まだパラフキなので表面は凹凸が見えます。
4〜5回くらい重ねて仕上げに持ち込みます。

他の部分ですが艶消しクリアー仕上げをせずフラットブラックを塗ります。
後々に黄変しない様にね・・・
シートだけは仕方がないので艶消しクリアー仕上げの予定で裏側のブラックの部分を先に補修しておきます。
使うのは下の塗装と同じくグロスのブラックです。
艶消しブラックとか使いますと後で補修痕が見えてしまうことがありますから同じグロスを使うのです。

本日はここで時間がなくなってしまいました。
明日はタイトルにもありますが臨時休業をします。

多分本業も無理かと・・・(笑)


修理とベース板塗装をしました

2023-11-17 20:35:37 | 修理

本日の山陰は・・・
移り変わりの激しい天気でして・・・晴れていたと思ったらいきなり雲が出てきまして結構激しい雨が降ってきます。
でも短時間で雨が上がってまた青い空が見えたりしています。
風は結構強めかな〜。

今日から明日にかけて結構移り変わりの激しい天気らしいいので気になりますね。

今日は天気が悪いと聞いていましたので朝から本業に取り掛かっています。
少し前から修理をしていましたフェラーリ288GTOエボルツォーネですがフロントウインドウのモールの仮止めを外しました。

実はまだ終わらないのです。
お客様曰く・・・フロントフードの合わせの部分に問題があると・・・。

確かにフロントフードの中央部分が少し高いような気もします。
ただし、フロントフードの変形もあるようでしてフロントフードの左と右でカウルの下側の隙間が違うのです。
なかなか難しい部分なんですけどね〜。
多分フロントカウルの変形かと思うのですが右側は羽馬のマークの下側のクリアランス(黒い部分ですね)が比較的大きめなんです。

でも左側は比較的小さいのですよ。

仕方がないのでボンネット内側に細切りにした紙を差し込んでおいてカウルを閉めて紙を引っ張りますと明らかに何処かが干渉しています。
ボンネット内部の構造材の部分がカウル内部の部分と若干クリアランスが無いみたいで干渉しています。
お客様は削り合わせをご希望だったのでカウルの内側を少しだけ削りました。
多分のこの写真からはわからないかもしれませんが・・・。

削った後の同じ部分です
ただし多少建て付けの問題もありますからいつも良いとは限りませんけどね〜。

クリアランスの部分だけに気を取られていましたら・・・
下の写真で何か違和感がありませんか?

 

車体の下側です。
床板が外れていますね〜。

仕方がないので車体をベース板から取り外して裏返してみますと・・・
何もなかったような風景が・・・(笑)

でも車体を普通の向きにしてみますと・・・
やっぱり床板が外れていますね〜。

隙間にマイナスドライバーやピンセットを差し込みまして床板を剥がします。
思ったよりも簡単に剥がれました。
しかも驚いたことに接着剤がほんの一部しか接着されていなかったように見えますね。
下の写真をご覧になるとわかりますがダークイエローのゴム系接着剤は接着されずそのまま硬化してしまったように見えますね。
オマケにシート以外の部分は全て金属製なのでしっかり接着されていない床板にとっては負担が大きかったのではないかと思いますね。

もう一度綺麗に掃除をしまして接着をし直しておきました。
今度はエポキシ系の接着剤でガッチリと接着しておきました。

元々のベース板に戻しまして・・・
フロントカウルの内側をブラックでタッチアップしておきます。

続いて・・・
N白君が作ってくれたベース板の塗装を始めます。
チークカラーで着色しました。

今回は6枚ですが・・・材料が残り少なくなったらしいので・・・ちょっと考えないといけないかもしれませんね。

ここで本日の作業時間がなくなってしまいました。
明日も修理ですね・・・もう4〜5日で一段落するかもしれませんね〜。

明日も頑張りましょう。


本日もまだ修理しています

2023-11-16 21:23:03 | 修理

本日の山陰は数日前の天気予報では雨の予報だったのですが、今朝の天気予報を見ますと・・・夜から雨のマークに変わっていました。
しかも出勤時には青い空が見えまして意外と天気が良いじゃないですか〜!!
夜に雨が降るなら昼間のうちにタマネギを植えておいた方が良いよね〜、て事で朝イチでまた近くのホームセンターに・・・

お店まで戻ったのは午前9時半を少し回ったあたりでしょうか・・・
さて、タマネギを殺菌剤に浸けて1時間で植え付け・・・と思ったら、広島県からお客様がお見えになりました。
先日修理完了したマーチF-1のお引き取りにI澤さんがいらっしゃいました。
お話を伺いますとどうやら9連休らしく(羨ましい〜!!・・・笑)14日に広島に行った時に一緒にお持ちすれば良かったですね〜と。
平日だったので絶対仕事だろうと思い込んでいた私がバカでした(笑)
しかもI澤さんは宮島がある廿日市町なんですよね。
結局、お昼の厨房係の呼び出しがあるまで楽しくお話をしていました・・・やっぱり同世代なので話題が合うんですよね〜(笑)

そして厨房係が始まりますとI澤さんもCafeの方に移動されて昼食を食べてからお帰りになられました。
もう完全に到着されていると思いますが・・・14日に往復したばかりだったので有難いやら申し訳ないやら・・・。
次は連絡してから行きますよ(いつになるかわかりませんけどね・・・)

今日の厨房係は・・・すごく忙しくて・・・いつもはもっと暇ですが(笑)
15時ごろに解放されましてアトリエに戻ります・・・と言うか畑に直行でした。
殺菌剤に浸けたタマネギが待っていたのです・・・よ。

一番左のマルチシートに450本植えておきました。
種類ですか?・・・昨日に続いて「ケルたま」です。

残りはジャガイモが植わっているところに残り500本を植えます・・・「ケルたま」か?
それとも今まで通り「もみじ」かな??

タマネギ植えが終わったら本業を開始します。
残りの時間はあまり多くないですけどね・・・今日も頑張ってみましょう。

まずは少し前に修理をしていたアベンタドールです。
ウインドウを仮固定していたマスキングテープを剥がします。
うまく接着できていれば大丈夫なんですが・・・たまにすぐ外れたりすることがありますから修理はなかなか難しいですね。

続いてケーニッヒテスタロッサです。
リアのテールランプの外側につけられているスリットのつけ直しをしています。
まあこれもボディが収縮していれば曲がってしまいますからね〜つけ直しは必須です。

よくみますとスリットの部品の角の部分ですが・・・
ボディカラーが少しチップしていますね。
ボディの収縮から角の部分に負担がかかったのでしょうか?

ボディカラーを少しだけ調色しましてタッチアップしておきましょう。
もう補修塗装は全くわかりませんね。

続いてBBRの1/18フェラーリSP3です。
比較的新しいモデルなんですけど何処を修理でしょう?

エンジンルームのカバーの一部に透明な窓がついていましてオイルフィラーキャップが見えるのですが位置が少し違っているという指摘なんですね。
まあ確かに右側に寄っていますね〜。

こんな場合はどうやって修理するのか・・・
と言うのもボディとシャーシを分解して修理するのはいつもの手法ですね、ただそれをすると問題があるのです。
展示ベースの裏側ですがビスが見えないような構造になっているのです。

裏返してみますと・・・やはりオリジナルは大事にしないとね。

仕方がないので・・・と言うかたまたま中央にはこんな部品がとり付けられていますからこの部品を外します。

前側は接着剤がドバ~ッと付けられていまして付いてる接着剤を剥がします。

オイルキャップを外しますとこんな取り付け用のダボが見えます。
このダボも右に寄っていますね。
と言う事は・・・このダボを使う限り右に寄ってしまうって言う事ですよね。

一応フィラーキャップは接着してみました。
ただし取り付け用のダボを削ってしまってから微妙な調整をしています。

これできちんと中央に来たかな?
なかなか難しいのですけどね〜。

もう一つシルバーのカバーを接着していた部分ですが接着剤の影響からか変な盛り上がり方をしています。
この部分は削ってならしておかないと上側のシルバーのカバーが傾いてしまいます、他の部分のボディカラーを傷つけたりゴミが中に入ってしまうとよく無いので細心の注意をして削ります。
ゴミは掃除機で吸いながら削っています・・・手が3本欲しいくらいです(笑)

センターのシルバーの部品ですが傷がついてしまいますと塗り直しになってしまいますからね〜。

さてとりあえずセンターがきちんと決まらないとね〜修理したことにならないのです。

明日もまだまだ修理が必要ですね。
3人のお客様には明日修理品を発送する予定です。

お楽しみに〜!!