酒酒楽楽

酒店のオバちゃんが、商工会活動や家族のことなどをマイペースで綴っていきます。

今年初めての定休日

2011-01-14 21:03:20 | 日記
今年初めての定休日は、娘の奢りで「天ぷら佐久間」へ。
昨年暮れからの約束だった。

3年前の春、女優の山本陽子さんが座ったらしきカウンター席が空いていて、
運よくそのカウンターに座ることが出来た。

海老から始まり、舞茸、いんげん、銀杏、蓮根、百合根、とろろ、御前人参のかき揚げが次々と、そして最後の〆はまた海老のかき揚げ。

約30分間のランチ定食に大満足。

と、隣の席の男性が「アイスの天婦羅をお願いします」と。
このお店にかなり慣れてる人らしい。

もう別腹の余裕などない私たちは、せめてアイスの天婦羅とはどういうものか、どのようにして揚げるのか、見せてもらおうとじっと待っていた。

なるほどなるほど、あのようにして揚げればよいのか。
企業秘密をちゃっかり盗んできたので、いつか試してみよう。


その後、デパートの「京都物産展」と図書館みたいな大きな本屋さん(ジュンクドウ書店)をブラブラし、
                     


3時頃になって、水分を補給すべく薄皮まんじゅうの柏屋本店2Fの「薄皮茶屋」へ。

先ずは緑茶一服と薄皮まんじゅう。(饅頭は持ち帰ることにした)

      

                焼き団子とあんみつと紅茶で525円也

<おまけ> とろろのお焼き風



夕食は義母と二人。
歯が悪い義母のために「とろろのお焼き」みたいなものにした。
とろろと玉子と小麦粉をかき混ぜ、ホットケーキのように焼いた。
中にとろけるチーズを挟んでふんわりとろとろと・・・



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樹上脱渋の柿など

2010-11-20 21:08:38 | 日記

     軒下のミニトマト・キャロルロゼ(撮影:2010.11.20)

今年5月19日に買い求めて鉢植えにしたミニトマト。
数こそ少ないけれど、小春日和のこの日、温かい日差しに真っ赤に映えていた。

11月も下旬となり、こちら↓はもう終わりかな?


同じくキャロルツリー(撮影:2010.11.20)




ビタミンCが不足気味の我が家に届いたフルーツの詰め合わせ。
柿(オオヒラタネ)とリンゴ(フジ)と洋ナシ(ラ・フランス)
送り主は、天童市のさくらんぼ農家のIさんである。

リンゴは少し早いかもしれないと言ってたけれど、凄く美味しかった。
歯が悪いため固いものが食べられない義母でも、このリンゴは食べられるそう。
歯触りやサクサク感が丁度良いのだろう。
(因みに、娘の会津土産・会津葵本店のふんわりとした葵餅が、柔らか過ぎて歯にくっついて食べられないのだという。)

オオヒラタネ柿は、本来渋柿なのだが、
9月頃に、枝になったままの状態で渋抜きをし、袋をかぶせる。
渋が抜けたら、袋を破いて大きく育てる。
高い枝になってる柿は、脚立に上って作業をしなければならない。大変な作業である。
そのような作業を経て、ゴマがびっしり入った固くて美味しい甘柿として出荷できるというわけだ。


[2008年11月17日の記事より「樹上脱渋」について抜粋]

柿を「樹上脱渋」という方法で渋味をぬいて「柿しぐれ」を作ります。
袋をかけるのは「大きい・無傷・形が良い」といったいわゆる「美人柿」に限ります。

夕日のようなだいだい色、光沢ある平べったい四角い実、果肉は堅めでゴマが入り、
種なしで食べやすく甘味もたっぷりです。ぜひこの機会にご賞味下さい!良く洗って皮のまま食べることができます。

「樹上脱渋」とは・・・まだ青い渋柿に固形アルコールを入れたポリ袋をかぶせ、
気化するアルコールで渋みを抜く方法のことです。通常の渋柿のように、収穫後の脱渋作業は行いません。我が家では9月28日に作業を行いました。(以上説明書より)


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心機一転

2010-11-10 20:03:06 | 日記

     庭のニシキギの紅葉(撮影:2010:11:4)


今年の紅葉は、いつにも増して美しいような気がする。
我が家のニシキギでさえ、この美しさだから。



10月半ばから約一ヶ月の間に、3人もの大切な人との別れがあった。

今年の春からお世話していたAさん(仮名)が、10月12日に亡くなった。
この日の早朝、介護施設から連絡があった時から、民生委員のIさん、隣組班長のIさん、住職、葬儀屋さんと相談しながら葬儀の一切を執り行うことが出来た。
地区高齢社会長Sさんのご協力のお陰で、予想以上の参列者があった。
介護施設の職員・Kさんと、町の包括センター・Hさんには、3日間付きっきりで奥さんのお世話をしていただいた。

これからの課題(奥さんの今後のことなど)も残されてはいるのだが・・・



     最後のゴーヤ(撮影:2010:10:29)

最後のゴーヤを収穫したのは、先月29日のことだった。
小ぶりだけれど、二つは実がしっかりとしていて、残りの一つはもう種が真っ赤に熟れていた。
細く切ってから揚げにして・・・来年夏まで味わえないと思うと、少々の苦味もむしろ美味しく思えた。

確かこんな事を書いてUPするはずだったのだが、なんだか拍子抜けして・・・
生活のリズムが狂うとブログUPの意欲まで萎えてしまう。


そう言えば、「かな書展」もあったっけ。


6日(土)の午後、娘と二人で見に行った。
娘の作品「良寛の歌」は、立派な掛け軸に恥ずかしそうにおさまっていて、また「Aちゃんの歌」は、若人らしさが感じられるいい歌だ。

                「変わらずに あるものだけを信じよう 
                                      この景色とか君の笑顔」


 K先生の「南吉の言葉」もいい。 

*新美南吉・・・「ごんぎつね」「てぶくろを買いに」等の作者  新美南吉記念館


  

ドウダンツツジが真っ赤に色づく頃に亡くなった本家のおばちゃんの思い出は、
ドウダンツツジの真っ赤な色と共にいつまでも瞼に焼き付けておこう。


          


拙いブログをいつも楽しみにしてくださっている皆様へ

すっかりご無沙汰してます。
更新が止まってましたが、体調が悪いわけではありません。
ゆっくりと更新していきますので、またどうぞよろしくお願い致します。
   
     *小さい画像は、クリックしていただければ大きく表示されます。



三春町 街中散策 (2)

2010-08-30 21:22:41 | 日記


次に向かったのは、娘がお勧めの「三春郷土人形館」である。

すぐそこに建物が見えていながら、国道から少し入った小高いところにある歴史民俗資料館は、猛暑の中を歩くのを躊躇い、次回のお楽しみということに・・・


郷土人形館の中には、東北地方の伝統こけしや土人形が展示されているが、撮影禁止なので、<こけしについて>と書いてあったのをメモしてきた。(実は、メモしたことにはある訳がある。)

<こけしについて>
こけしは、木地師とよばれる工人がロクロにかけて作る木製の人形である。
東北地方独特の民芸品で百数十年の伝統があり、子どのおもちゃとして親しまれてきた。材料は主にミズキ・イタヤ・アオハタなどで寸法は小は(約3㎝)から大は(約90㎝)まであるが、普通は6寸(約18㎝)から1尺(約30㎝)ぐらいが多く作られる。
こけしは産地や師弟関係によって構造・形態・描彩様式にそれぞれ特色があり現在は11系統に大別されている。
系統に分類困難なものはそのほかとし、産地名などを冠し○○こけしとよんで整理されている。
 (三春郷土人形館)


伝統こけしに魅せられ、ある時期こけしの収集をしていたことがある。
結婚記念に友人たちから贈られた大きな“作並こけし”も宝物の一つである。
夫も旅行へ行くたび、記念にと買ってくれた。

ところが・・・・・

義母はどこからそんな情報を得たのだろう?
時々思い出したように・・・

「こけしは子を消すと言い、良くないそうだ」と自信あり気に断言する。

2番目の子供を亡くし憔悴していた時は、正直悲しく切なかった。

「こけしは、昔から“きぼこ”とも言い、子どものおもちゃとして作られていた」程度の知識は持っていたので、反論はしてみたけれど、やはりどうしても説得力に欠ける。


またいつか義母に同じようなことを言われたら、今度は自信を持ってきちんと説明しようと思う。
娘という力強い味方もいることだし・・・。



見学後、建物の裏側に出て、裏通りの懐かしい風景を撮ってみた。
ブログ友のちょびママさんのことを想いながら・・・







ちょびママさんの技術を真似てみたつもりなのだが、果たして出来栄えは?
ん?? 足元にも及ばない? 


<おまけ> フレンチナスのお料理

美術館マルシェで買った白っぽいフレンチナス。
娘が作ってくれて揚げびたしが、さっぱりして美味しかった。
ナスの色は違うけれど、味は普通の紫色のと変わりがないみたい。


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三春町 街中散策 (1)

2010-08-26 21:18:28 | 日記


まほらの駐車場に車を乗り入れると、開場まで時間があるので街中を散策することにした。
三春町は、町の施設のほとんどが、この国道288号沿いに集中している。
役場、図書館、保健センター、三春町歴史民俗資料館、まほら等々。


暫く歩いて見つけた立派な門。
随分立派な門だけどなんだろね。
神社?お寺?



暑くて歩きたくないと思いながらも階段をトントントンと。
明徳堂??三春町立三春小学校??
ええっ、この上に小学校?



間違いなく、赤い矢印に「こどものつうがくろ」とある。



さらに驚いたことに、校舎はこの校庭のさらに上に建っていること。
この学校の児童たちは、毎朝この階段を昇って足を鍛えているのだ。


で、この門の正体は・・・*明徳堂

18世紀後半に7代藩主秋田倩季により、藩士子弟の教育を目的として設けられた藩講所の表門で、倩季の筆による明徳堂の扁額を掲げていることから明徳門とも呼ばれています。戦後、歴史民俗資料館下の駐車場から追手門があった三春小学校入り口に移され、小学校の校門として親しまれています。』三春町観光協会HPより


三春町は、県の自由民権運動発祥の地であり、運動の指導者であった河野広中らもこの門をくぐったのだ。

   三春と自由民権運動


<おまけ> ゴーヤとアオガエル
     


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今年もまた嬉しい再会が

2010-08-21 09:10:29 | 日記

     さるすべり・百日紅(撮影:20108.18)

遅まきながら、18日に実家のお墓参りへ。
途中、姉の家によって義兄の仏壇にもお参りし、
姉と妹を交えて早めの昼食をとり、それからお寺へ。
このお寺に、実家と義兄のお墓、それに親戚中のお墓もある。
本堂の傍に大きな百日紅の木があり、カンカン照りの青空にピンクの花が映えていた。
お墓参りの後、今度は実家へ寄り、義妹とお茶を飲みながらおしゃべり。


車で片道たった15分の道のりで、行こうと思えばいつでも行ける距離なのだが、
商売の関係で時間に束縛されるため、ついつい、夜に行って仏壇にお参りしただけで、お墓へ行くのは次回にしようなんてことが多い。これは反省しなければ・・・・・


それからすると、先日(15日)お出でになったIさんは、見習うに値する人だと思う。

『仙台市の石垣さん。
今年76歳になられたそうですが、
お盆には必ずお母様のお墓参りに来られます。
小さい時に別れたきりで、お母様の記憶は全くないそうですが、
何年もこうやって続けてこられるので、私も感心したり考えさせられたり。
「守ってもらっているどおもってっしゃ。」「あど何年こられっか」と。

今日12時近くの地震のころはおそらく新幹線の中だろうと思いますが、
ご無事でお家に着いたことと思います。』     
2005.8.16 旧酒酒楽楽『お客様との再会』 より転載


石垣さん、おん歳80歳。今年もお会いできてよかった~。
お花をいっぱい手に提げて、新幹線とバスを乗り継いで・・・
薬を飲んでるそうなのだが、足が痛そう・・・。
お見送りした時の後ろ姿が、今までとどこか違ってた。
またお出で下さいね~~。





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     連絡先 加登屋酒店 メールアドレス:katoyasaketen@theia.ocn.ne.jp


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カープ色のさくらんぼとゴーヤの花と

2010-07-07 21:47:13 | 日記

     山形のIさんから戴いたカープ色のさくらんぼ

   昨年の『カープ色のさくらんぼ』

添え書きに「遅くなってすみません」と書いてある。
「開花が遅れたため、生育が例年より一週間以上遅れてしまった」とのこと。
また「雨天や寒暖の差が少ないなどの悪循環が重なり着色がなかなか進みません」と。


そして最後に、
*私は、当地出身のプロ野球『広島東洋カープ 背番号5 栗原健太選手』を応援しています。と。

6日、福島県いわき市のいわきグリーンスタジアムにて、対巨人戦を観戦。
残念ながら、カープは7回裏に逆転されて7:8となり、そのままゲーム終了。

勝てる試合と思ってたのに・・・Iさん、応援お疲れ様~。
     


さて、がらりと変わって、次はゴーヤの花について・・・

先日、ゴーヤの育て方を調べていた時、ゴーヤには雄花と雌花があることを初めて知った。
我が家の2本のゴーヤに咲く花は、咲いては散り咲いては散り、
一体ゴーヤの雌花とはどういうもんなんだろうと考えながら緑のカーテンを眺めていると・・・ようやくゴーヤの雌花を発見!


     ゴーヤの雌花(撮影:2010.7.4)

w( ̄▽ ̄;)wワオッ!! これが雌花か~~。

そうすると、今まで見ていたのは全部雄花だったんだね~。道理で咲いては散り・・・。


     ゴーヤの雄花(撮影2010.7.6)

朝食後、さっそく雄花を摘んで厳粛な儀式を。
そっとそ~っと雌花に受粉した。


     受粉が済んだ雌花(撮影:2010.7.6)



午後にはちょっと萎んだ感じになってた。
ゴーヤチャンプルーやゴーヤジュースになるのは、いつのことやら・・・






この間の茨城県のお客様、Nさんから「かしまグリーンメロン」が、
埼玉の夫の従妹tさんから小田原の干物が贈られてきた。

Nさんへは電話でお礼を、tさんへは夜遅くなったのでCメールで簡素化??
「お中元届きました。ありがとうございます。早速イカを焼いてビールをグイッと。明日はタイです。」
すると、
「心ばかりです。タイですか。いいですね気をつけて行ってらっしゃい楽しんでね」だって。

あはは、タイを「鯛」と変換するのが面倒だったので、そのまま送信して、勘違いされちゃった。
ごめんねごめんね~~。


<追記> 2010.7.8
「Iさんのさくらんぼを食べてみたい」という方は、コメント欄に一言付け加えてください。
Iさんのメールアドレスをお知らせいたします。


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セリ、ナズナ・・・・・

2010-03-16 21:45:13 | 日記

         雪の朝(撮影:2010.3.17)


    <追記>雪の朝を迎え、トップの画像を加えてみた。
今日の天気予報は、曇りのち晴れ。もう晴れ間が見えてきた。(2010.3.17 午前9時45分)




セリ、ナズナといえば、春の七草。
後にゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロと続く。


七草が近付くと、毎年のように“セリ”を持ってきてくれたYさんが、
我が家に顔を見せなくなって久しい。
昭和60年に台所その他を増築した時、鼻歌を歌いながら電気の配線工事をするYだった。
町の体育協会や野球協会の会長、バレーボールの審判員なども務めていたので、
それらに関する事々を、夫や私にいろいろと教えてくれたものだ。
何故か相手の顔を見ないで、横っちょを向いて話していたYさん。
突然くも膜下出血で倒れて以来一線を退き、我が家にも来られなくなった。

それでも町内に火災が発生した時には、
「だんなもたいへんだな~~」とYさんから必ず電話があった。
Yさん、お元気~~?
今日はYさんのことを思い出しながら、家の近くの田んぼでセリを摘んだ。




早朝ウォーキング時に目に入った“ナズナ”
むかしむかしに摘んで食べた記憶があり、また食べてみたいなと思った。



ちょうどその日、外歩きをしていた夫が、ポリ袋をぶら下げて帰宅。
食べたいと思っていた“ナズナ”とほかに“ふきのとう”が入っていた。
近所のお姉様、Mさんから戴いたのだと言う。
袋を開くと、爽やかな春の香りが・・・う~~ん、幸せ~。

早速“おひたし”や“胡麻和え””天婦羅”にしていただく。
甘味があってこれが“ナズナ”?と思える美味しさである。
思いがけず約50年前の味に再会できた。


むしれば雑草、摘めば体に良い食材に・・・

ん?? どこかで聞いたようなフレーズ    

『捨てればごみ、分ければ資源』というのがあったわね~



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秋晴れの日に・・・

2009-10-10 20:59:49 | 日記


その昔、小学校や中学校へ通うために歩いた学校道(がっこみち)から、駅前のビッグアイと、その先の安達太良山を。

久しぶりのポカポカ陽気とKちゃんとの思い出に誘われて、実家までのドライブ。
弟夫婦がこの辺りの田んぼでコシヒカリの刈り入れをしている筈なのだが・・・、
見渡しても二人の姿はない。

実家の稲刈りや脱穀の手伝いをしていた頃、
この辺りの隣り合わせの田んぼで仕事をしていた同級生のKちゃんに会うと、
必ず同級会の話などをしたものだ。




少し角度を変えると、西の山々が見える。


『安積野(あさかの)のはて 山青く
工都(こうと)の煙 のぞみつつ
明日の日本を 我らは担う
高らかに理想をかざし
進みゆく 学びの道を』
       高瀬中学校校歌(3番) 作詞 源後三郎 作曲 古関祐而


中学校校歌で思い出すのが、3年の時のクラスの歌だ。
私たち3年B組のクラスの歌は、Kちゃんが作詞し、私が作曲した。

『天気良くても悪くても 僕らの心は 日本晴れ
 勉強に励む私たち 希望に向かって進みましょう!』(1番の歌詞のみ)


目をつぶると、Mちゃん、Nちゃん達に交じって、黒い学生服姿のS君やKちゃんの笑顔も見える。
冗談を言ったりしながら、ワイワイ、キャーキャーと歩いていたものだ。

農家の長男だったKちゃんは、岩瀬農業高校に進学し、私は市内の女子高へと進み、
再会したのは、約20年後に確かこの辺りの田んぼでだったような・・・。


昨年の3月に同級会を開いた時、返信用ハガキの「欠席」に○がついていたので、
Kちゃんに直接誘いの電話をした。
「俺はいいから、みんなで楽しくやって来な!」って。
身体の具合がおもわしくなかったのかもしれない。

遠い昔のいつも優しく穏やかなKちゃんのことを思い出しながらクラスの歌を口ずさんでいたら涙がにじんできた。

中学時代、K君と呼んでいたのか、あるいはKちゃんだったのか、もうそんなことはどうでもいいことだ。

Kちゃん、今日の私は、この空のように「日本晴れ」とはいかないけれど、
時々Kちゃんのことを思い出しながら、頑張っていくからね。

ふと見ると、田んぼの畦道からKちゃんがひょっこりと顔を出した。


2009年10月9日午前10時 Kちゃん永眠 享年61歳     合掌


そのまま真っ直ぐ実家へいくと、
二人は、丁度畑から帰ってきたばかりだった。
田圃の稲の収穫は私の同級生のT君にお願いして、毎日毎日野菜の出荷のため直売所通いだとか。
忙しくて遊ぶ暇がないって嘆いていたけど、元気で働けるのはいいことだと思うよ~。
ごぼう、人参、キャベツ、カリフラワー、ネギとニンニク等々いっぱいもらえた。





皆様へお願い

このブログを覗いてくださる多くの皆様へ私からのお願いです。

どうぞまほさんのこの記事をご覧になってくださいませ。

「脳脊髄液減少症」の治療促進の署名のお願い




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旧「酒酒楽楽」も覗いてね。



(*^m^*)ムフフな日

2008-04-26 21:26:43 | 日記

           庭の花桃が色鮮やかに(2008.4.24撮影)



奥の桜が葉桜となり、今は花桃ともくれんが咲いている。



しゃくなげも咲いてるけど、きれいに撮れなかったので・・・しつこいほどに。


義母が、初曾孫の初節句お祝いのために花泉へ。
いつものように母娘で新幹線下りホームで見送ることにした。
案の定、新幹線はこの時期満席で、
83歳になる義母に、混雑の中で指定席を捜すのは無理だろうから
乗り込んですぐに座れる自由席がいいかも知れない・・・と、

しかし、その思いやりがアダとなり、
自由席は、120パーセントのこみ具合で、それでも、義母は笑顔で旅立った。
後で聞いた話だが、仙台まで立ち通しだったとか。

「福島駅で誰か降りるかもね」とか、
「お年寄りなんだから、誰か譲ってくれるでしょ」
なんて、そんな考えは甘かったのか。

前半はそんな「はずれの日」でもあったのだが・・・


ムフフ(その1)
駅前のヨド○○でPCなどを見た後、
この街に昔からある中町の百貨店まで足を伸ばすことに。



二人でパンストなんかを買って2千円ちょっとを支払ったところ、
予想だにしない展開となり、
「Welcome Days」とかいうそうで、こんなものをいただいた。


最近のデパートも考えてるね~。


ムフフ(その2)
そのデパ地下でお寿司やお惣菜を買って家に帰ると、
先日、「おいしいごはん♪」のmさんにお願いしたUVカットの帽子が届いていた。(*^m^*)ムフフ~

ワイヤーが入っていて、自由自在に形を変えることが出来るし、すごくいい感じ。
次回の外出を楽しみにしている私である。


ムフフ(その3)かな?
娘が飲み会に行ったので、夕食は夫と二人だけ。
この間Sさんからいただいたいわき名産の“めひかり”を天ぷらにし、
デパ地下で買った惣菜の残り(レンコンの金平)と三つ葉と豆腐のかき玉汁、
それにいつものカスピ海のヨーグルトで簡単に済ませた。いかにもムフフ~~。


ムフフ(その4)
何年か前にYさんから頂いた水芭蕉が初めて咲いた。うれぴ~~~。





只今パソコンの不具合で、大変不便な思いをしております。
この記事は、娘のパソコンを借りて編集したものです。
ダラダラと長い記事を読んでくださいましてありがとうございます。




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