酒酒楽楽

酒店のオバちゃんが、商工会活動や家族のことなどをマイペースで綴っていきます。

義母の愛読書 ヾ(@~▽~@)ノ

2013-09-25 17:56:11 | 家族


震災後、急激に脚が弱くなってきた義母の身の回りの整理は私の仕事で、
寝室や押し入れの中の整理をしているが、
義母の愛読書ともいうべきこれらの本をどうしたものかと思案中である。


若いころからあまり丈夫ではなく、しかも人一倍医者嫌いな義母が、
微熱で苦しんだり、胃腸が悪くなった時、必ず枕元で開いてみていた本。

「お医者さんに行った方がいいんじゃないの?」と言うと、
「もう少し模様を見てから・・・」が口癖で、
患部に灸を焼いたり、煮出した薬草を飲んだりして、
家族の心配をよそに、何日も何日も様子を見ていた姿が思い出される。


中でも、一番表紙も中身もボロボロになっているのは、薬草の本だ。↓



今ではもう必要がないので、処分しようかと思っていたところ、
「あたし、その本ほしい」と娘の声。


そういうことなので、どのような活用の仕方をするのかは分からないが、
一応出来るだけ忠実に再現し、保存しておくことにした。


尚、平成8年2月14日に70歳で大腸がんの手術。
それ以来、お灸の本も薬草の本も嘗てのように頻繁に開くことはなかった。



余談であるが、
先日、福島県立美術館の「若冲が来てくれました展」
を観賞して来た娘が、鳥類好きの父親のために注文してくれた本が届いた。



「おとうは絶対観に行った方がいいよ」と言われても
とうとう閉幕までその暇がなかった父親のために、せめて写真集だけでもと買ってくれたのだ。

「若冲が来てくれました展」

            

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わが家のアイドル(義母) 88歳の誕生日

2013-06-28 17:06:05 | 家族


「今日も朝顔が咲いたよ~」と声をかけると、喜んで起きて来る義母。

娘が小さい頃は“おばぁちゃん”、ちゅらさんが始まると“おばぁ”となり、
最近では朝の連続ドラマ「アマちゃん」の真似をして“ばっぱちゃん”と呼ばれ、
すっかり我が家のアイドルとなった義母、
大腸がんを克服し、本日めでたく88歳の誕生日を迎えた。

平成8年2月14日に大腸がんの手術、3月18日退院、
2、3年間は定期的な検査を受けたが、その後
「もうどんなことがあろうと病院には行かない」と決め、
幸いにしてその後再発することもなく、今日に至っている。

因みに、年間を通して全くお医者様の世話にならない年が何年かあり、
そのご褒美として市の保健課から電気毛布、血圧計、空気清浄機などを戴いて、
特に空気清浄機は只今大活躍中である。


話が逸れてしまったが、
先日、地区の民生委員が、
早々と市長さんからの敬老証書と敬老祝い金を届けに来て下さった。

米寿の祝い金については、ちらっと小耳にはさんでいたこともあり、
そろそろかな~と思ってはいたけれど、
突然のことなので、何の準備も出来ていない。

せっかくのお祝い金を寝室でパジャマ姿で戴くのもなんだかなぁと思い、
民生委員のIさんには申し訳ないと思いつつも、
午後にもう一度来て戴くことにした。

その間、シャンプーをしたり、身支度を整えたりしながら、
もうすぐ88歳の誕生日が来ること、Iさんがお祝いを持ってきて下さることなどを話し、
お客様を迎える心の準備をしてもらった。

そして、午後、
Iさんから笑顔で受け取った義母、とても満足げだった。
義父を見送って15年、
まさかこんなに元気でこの日を迎えられるとは夢にも思わなかったので、大興奮の私であった。

今後は、1年後の誕生日も元気で迎えられるよう、自宅介護に励みたいものである。


 画像はすべてクリックで拡大

1枚目 認定書を戴いて御機嫌の義母
2枚目 庭へ出て記念撮影
3枚目、4枚目 甘いものも好きになった義母、柏餅を食べる。
5枚目 大好きな「冷たいあまさけ」を飲む義母 




もうひとつ、喜ぶべきかどうか分からないが、
実は私メもこの22日に晴れて65歳の誕生日を迎えている。
今月初め、私あてに介護保険証も届き、名実ともにというか正真正銘の老老介護となった。
介護保険証を受け取った時には思わず笑ってしまったのだが、
すぐに正気に戻り、これは笑い事では済まされない、ここで気持ちを引き締めなければと反省。
早寝早起きで健康維持に努め、義母の介護も楽しみながら…

写真は、昨夜のスタンプ会の懇親会の模様を。(須賀川市・松喜寿司にて)



落ち着いた雰囲気の寿司店で、親しい仲間たちと2時間半余りの歓談。
美味しいものを食べながらの至福の時間だった。

義母と私の誕生会は、都合により明日(29日)に予定している。
家族4人だけでささやかなパーティーを。


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たわいのない話

2013-01-09 20:59:42 | 家族


実家の庭のピラカンサス(撮影:2010.1.1)

外歩きが出来ないので、手持ちの適当な写真がない。よって過去の写真を。


「たわいのない話」三題

1月7日、全国的に「七草粥」の日であるが、
私の二人目の子供(男児)が、生まれてすぐに天に召された日でもある。

前日買い物に行けなかったので、
細かく刻んだ大根と、細かく切って冷凍しておいた大根の葉だけの「お粥」を戴いた後、

「h君が生きていたらもう28歳だね。僕お姉ちゃんより先に結婚するって言ってるかもよ」
「あたしだって、弟がいたらとっくに結婚してますよ。仕事だってもっと堅実なのを選んでいるし」って。
あはは・・・・・なんも反論できない。

そして、その夕方、予定より早く帰ってきた娘が、私に替わって夕食を作りたいという。
時計の針は、4時45分を指していた。

「あら、もうこんな時間。お米を研がなくちゃね」
「お母さん、あたしはいつも5時に始まってるでしょ。それまで本を読むんだから…」
「あっ、そうだね~。mちゃんは、時間を無駄にしないものね。誰に似てるんでしょ。お父さんかな?あたしは身体全体からして無駄なことばかりだし」
「そうだよ。お母さんは全く無駄なぜい肉ばっかりで・・・」って。

ここで、二人の話を黙って聞いていた夫「それではちょっと言い過ぎでねぇが」と。
あははは・・・・・夫よ、ありがとう♪


階段を一段一段慎重に下っていると、階下では義母が怪訝そうに見上げている。
私が「あのね、この家には、ばぁ様が二人いるのね」と言うと、
義母は何にも言えずに、ただ「ふふっ」って。



こんな雰囲気の中、新年も早や9日が過ぎていきます。
そして、私の膝痛と腰痛は、
4日と7日の1時間半もの丁寧なマッサージのお陰で、少しずつ緩和されてきています。


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釈迦堂川花火大会  実家へ

2012-08-19 22:35:49 | 家族



18日(土)は、須賀川市の釈迦堂川全国花火大会があった。

久しぶりに行ってみようということになり、
市内は混雑するので、前に行ったことのある宇津峰山の中腹辺りに丁度見晴らしの良い場所があり、
そこに決めた。

2006年8月20日 釈迦堂川花火大会 (旧酒酒楽楽)

ビール、ノンアルコール、お茶と枝豆を持ってワンボックスカーに乗り込む。
義母はどうしても行かないというので、時間前にお風呂に入ってもらい、
直ぐに寝られる用意をして出かけた。

その場所へ行くと、もう車数台の先客があり、
真っ暗で顔は見えないのだが、区長さんはじめ区の役員の方々であることがその声から分かった。

「いっこんまさん、焼き鳥があるよ」と言われ、
持ってきた飲み物と枝豆をわたして、物々交換の成立~。

近くにいた娘の同級生や、誰だか分からない人にもビールを上げて、
本当は娘と私がビール、夫はノンアルコールと思って用意した訳だったけれど、
夕御飯の時にもビールを飲んだので、お腹がいっぱい。
なので、早速写真撮りに取り掛かる。



いや~~~~、やっぱり花火の撮影は難しい。
何枚もジャカジャカ撮ったものの、自信を持って公開できる写真が一枚もない。

連発の花火を連写すれば「数うちゃ当たる」でどうにかなったかもと
悟った時はもう遅しで、電池切れであった。
バッグの中に替えの電池があるのを知っていたが、
蚊に刺されるし、くたびれたしで花火の美しさを直に堪能することとした。


家に帰ると、もう眠ってしまったかと思っていた義母が、
テレビの真ん前に陣取って、歌番組を観ながらひとり悦に入っていた(ホツ!)



今日19日は、二十日盆に行こうと思っていた実家へ。



4年生のaちゃん、3歳のyちゃんのふたりが、
「コーヒーはブラックですか?」なんて言いながら、
私のと、おじいちゃん、おばぁちゃん、パパ、ママの分と、
みんなのコーヒーを淹れてくれた。

その後、すぐ近くの長姉の家の仏壇にお参りし、
帰りがけにいつものスポットであるこの駐車スペースへ車を入れると、
私のために畑から枝豆を採って来て、さっきまで家族みんなでお茶を飲んだりして楽しく過ごしていた弟が、
草刈り機にオイルを入れているところだった。
孫のために通学路の草を刈っているのだとか。
猛暑の中、我が弟ながらちと感心。



↑↓稲穂が少しずつ色づいている。
8月27日生まれの孫のために、母は「美穂子」と命名した。
30数年前のあの年も、きっと美しい穂波が母の眼に映ったのだろう。





↑↓昨日、花火大会を見下ろした宇津峰山



この山を見るとホッとする。



*都合により、コメントのご返事が遅くなります。


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ござれよ~

2012-08-16 23:03:41 | 家族


平成12年頃までお客さまに進呈していた竹製のうちわ

当時のうちわを希望者に差し上げます。先着50名様まで
*職人さんの手により一つ一つ丁寧に作られたものです。


16日、仏様はナスの牛に乗ってゆっくりと帰って行きました。

娘が小さい頃、義母が盆棚の供物の一部や精進揚げ等を新聞紙に包んで
わが家の下を流れる川へ橋の上からポ~ンと投げる時に
「秋の彼岸にござれよ~~」と言ったのだとか。
その時から、この一大イベントのことを、娘は『ござれよ』と言っている。

その『ござれよ』のこと、義母はもうすっかり忘れていたようなので、
「あら、今日はござれよの日だわね~」
と言いながら仏壇にお供えしたものをかき集め、ゴミ箱の中にポ~~ンと。
川に流すのは躊躇われるので、超簡単に家の中で済ませた。


13日
義姉の家族(義姉、長女とその旦那様、孫二人)と義弟が泊まり、
4人家族が倍以上の10人に膨れ上がり、
娘が腕をふるって作ってくれたカニピラフ、唐揚げ、米ナスミートソースチーズ焼き、
パンプキンスープ、ポテトサラダなどなどが
キンキンに冷えた生ビールと共にあっという間にすっぱりときれいに片づいた。

珍しくビールを飲まないわが家の夫の運転で皆が温泉へ行ってる間、
私は後片付けを途中で切り上げ、義母と一緒にお風呂に入り、
髪の毛を洗ってあげて、背中を流してあげて、
足がふらつくというので、ちゃんと着替えるまで油断できない。

その後、実家の弟が持ってきてくれた山ほどの枝豆をゆでながらの後片付けは、
11時近くまでかかった。
枝豆は枝から切り落とす(花ばさみを使って)のも、きれいな緑色にゆでるのも時間がかかる。

アルバイト(家庭教師)から帰って来た娘が、
今日は足が棒のようになった。お母さんもよくやってたね~と言ってくれたが、
「お母さんは、今まで一人でお店番しながら台所もやってたんだよ。」


14日
朝食後、義母と私を除くみんなでお墓参り。
その後、カルタやブーメランづくり等暫し遊んだ後、義姉の家族は帰って行った。
義姉の孫たち、ようやく慣れてきたところなので、
特に4歳のお兄ちゃんは、「もう一つ泊まりた~い」って、泣いちゃって…
私のパソコンで遊んだ「トミカ」今度は直ぐ出せるように、お気に入りに入れといたからね~。

昨日わが家へ到着後、夕食までの間、
親子4人で市内にある“ペップキッズ”で思う存分遊んだのもいい思い出になったようだ。

<14日の夕食>
 
焼き肉パーティ


11日、12日、13日と3日続けて私と一緒にお風呂に入った義母、
今日は入りたくないという。

しかし、
お薬が効いているのか、顔の表情も話すことも大分改善されてきているのは確かである。

15日
特記すべきようなことはなかったかも。
お店が忙しく、バタバタとしていたのかな。
<15日の夕食>

海老チリ、とりご飯、蒸しナスその他

16日
今年も仙台のIさん(83歳)がお出でになった。
家を朝の7時に出て、バス、新幹線、バスを乗り継いでわが家へ。
両手に大きな紙袋を提げて。
片方にお墓用の生花と仙台の水。
もう片方には仙台名物のお土産(ささかまぼこ、三色最中等いっぱいと本日の河北新報)を。
因みに、Iさんは我が家の親戚にあらず。
なのだが、もう親戚の叔父さんみたいな関係かな~。
若いころに某ホテルの支配人だったIさん。とっても律儀な方だ。
私たち夫婦も、新婚の頃、Iさんのお世話でそのホテルに泊まったことがある。

お墓から戻って来るのを待って、冷たいお茶とスイカと枝豆を出してあげて、
汗っかきのIさん、ハンカチで額を拭きながらと~っても喜んでくれた。

7月にお腹の調子が悪くなり検査入院したらしく、
その間に、庭で育てていた野菜たちが枯れてしまったんだとか。
新鮮な野菜が手に入ったら、お酒やあま酒と一緒に送ってあげましょう。

一通りお話をした後、Iさん、義弟の車に送られて帰って行った。
また来年会いましょう!!
水はありますから、お花だけでいいんですよ。

*13日から今日まで3食昼寝付きの義弟、
私の頼み事は何でも聞いてくれるので助かります。
明日から出勤らしいので、明日も早起きして朝食を作らなければ…

明日夜はm子さんのマッサージを予約した。
3日に続いて今月2回目、もう少し頑張ろう。




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幸せになれるよ~♪

2012-02-21 22:31:25 | 家族


ある日の食卓から 真ん中の瓢箪は「百年貴醸酒」

「幸せになれるよ~♪」
夫が良く口にしているフレーズだ。

どんな時に?と聞かれれば、直ぐには思いつかないが、
う~~ん、例えば、「どっちにしようかな?」と迷っている時、
「あたし、やっぱり○△■△○することに決めるね」と言うと、
「うん、それでいいんじゃねぇの。そうすれば幸せになれるよ~♪」
と、まぁこんな感じかな。
夫は元々ノーテンキな人間である。

三陸で被災した同級生のhちゃんから、生の「鳴瀬牡蠣」が届いた。
「鳴瀬」は、この地方が合併する前の地名からとったものなのだろう。

偶然にもこの日は夫の誕生日である。
大ぶりの牡蠣なのでフライで戴くことにした。

あまりにも美味しすぎて、夫曰く「なんだこれ?」と。
「揚げ方はいつもと変わりないんだけどね~」と私。

昨年の2月に仙台の“千よ新”で食べたのと比べて、
カリッと揚がっていてずっと美味しかった。
あの時は、前の日から美味しいものを食べ続けたせいで
胃がおかしくなっていたのかもしれない。
あと一袋残っているし、パン粉を絡んだのも冷凍してある。

カキフライと冷凍の海老と銀杏(一昨年の)入り茶わん蒸しと、
もずく酢とお客様からもらった白菜の漬物(これが超美味なのだ)となめこ汁、
そしてデザートはいつものカスピ海ヨーグルト。

それほど手の込んだお料理ではなかったけれど、
夫は幸せになれただろうか?


この日、私にも嬉しいことがあった。
アトリエ★Kmさんにお願いしたレッグウォーマーが届いたのだ。

ふわふわの温かいレッグウォーマーが膝を保温してくれる。
これで3月3日の同級会では痛みを忘れて楽しめそう。

mさん、ありがとう♪

 

いつの間にかブログ生活8年目に突入してました。
相変わらずマイペースで続けてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


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元気のもと

2010-05-05 17:47:15 | 家族



ゴールデンウィークに入る直前、「腰が痛い」と言いだした義母。
寒い中、畑仕事をしたので冷えたんじゃないかと思うのだが、
「奥の方が痛くて、お腹にまで通っている」なんていうので、
12年前の義父のことを思い出し、ひやっとした。
義父の病気は、坐骨神経痛(本人曰く)から始まったからである。

ところが・・・

4日の朝食後、隣の部屋で誰かと電話で話していた義母、
突然、「岩手に行ってくる」と言い出したかと思うと、30分後にはもう車に乗っていたので、
84歳とは思えない決断と行動力に唖然としていた私も、
義母と運転手の義弟を見送った後、思わず噴き出してしまった。


2日に義妹家族が、孫(義母にとってはひ孫)のHちゃん(1歳4ヶ月)を連れて来て、
義弟もそろってみんなでワイワイガヤガヤと・・・
長旅の疲れでぐずっていたHちゃんも、次第に私たちに慣れてキャッキャッしていた。


     義妹が送ってくれた東京早稲田ボワ・ド・ヴァンセンヌの南部小麦の手作りパン
     テーブルに並べてみたら、こんなにイッパイ。マダムの丁寧なお手紙も添えてあって嬉しかった~。
     で、早速親しい方へお裾わけを。


そんなことが功を奏したのか、翌日には腰の痛みを忘れて義弟と一緒に畑へ。

岩手の義姉家族、ひ孫のR君、Hちゃんといっぱいおしゃべりして
さらに元気になって帰ってくるに違いない。


Sさんから、奈良のお土産品で古代の「蘇」という非常に珍しいものををいただいた。
搾りたての牛乳を時間をかけて煮詰めて作られたもの。添加物は一切使用していない。


     「蘇」と「蘇 生キャラメル」(蘇入り生キャラメル)

「蘇生」という言葉がある通り、薬効効果があり、美容と不老長寿も期待できるらしい。


このほか、4月から5月にかけて美味しいものを沢山いただいた。
清遊人さんのお土産は、千葉県産ナシ入りのケーキ(ブランディー&紅茶)
お客様のAさん(須賀川市)からイチゴ大福
同じくお客様のMさんからふんわりとしたチーズ入り洋菓子
娘の後輩・K君からちょっぴり塩味のきいた豆大福

そして、今日4日は、いわき市のNさんから打ち立ての蕎麦を戴いた。

     紙に丁寧に包まれていたのを撮影にために・・・

丁度「お蕎麦が食べた~い」と思っていた時に、あたかも願いが通じたかのように、
こんなに沢山の、しかも最近なかなか巡り会えなかったしこしことこしのある
美味しいお蕎麦で、たった3人できれいさっぱりと完食した。
もちろん、日本酒は、き~んと冷やした仁井田本家の特別純米酒「穏」である。

   特別純米酒「穏」が南部杜氏鑑評会で第2位に選ばれました


親と子、孫、さらにはひ孫との触れ合い、
それから美味しいもの、どれもみんなみんな元気に生きていくための大切なもの。
皆さんありがとう!!!


<おまけ> 香木実(かぐのきのみ)


     先日娘が会津若松市で求めたもの  桐の箱に入っている



只今きんぽうの冷たいあまさけ販売中

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あの日あの時(昭和60年)

2010-05-01 12:27:50 | 家族

     花桃(撮影:2010.4.30)


5月10日は、義父の13回忌なので、連休に入る前の28日に13回忌法要を済ませた。
ここで、義父が元気に活躍していた頃の昭和60年の出来事を振り返ってみることにした。

3月31日の朝、2歳の娘の泣き声に異変。と同時に少々のおう吐あり。
大きなバッグにおむつを詰め込み、義父に送ってもらい、市内でも有数のK小児科医院へ飛び込んだ。


只今満開のSさんちのしだれ桜(撮影:2010.4.29)


案の定、初めての入院。
ベッドに横たわって数本の点滴。娘はおとなしかったが、隣の男の子が大声で泣いている。

検査の結果、『腸重積の疑いあり』ということになり、近くの綜合病院へ転院。

診察室から娘の大きな泣き声が漏れてくるたび、
「1月に子供を亡くしたばかりの私が、何故又こんな切ない思いをしなければならないのか?代わってあげられるものなら・・・」
この時ほど生きた心地のしない時はなかった。


で、結局、腸重積症ではなく単なる“べんぴ”であることが判り、
夜中に何度もおむつを替えて・・・白いものがいっぱい。バリュームだ。
熱にうなされていた娘が、「おかあさん」と一言発した時には心底ホッとした。
小児科病棟の小さいベッドに2泊して家に帰ってきた。




4月2日、退院して家に戻ってくると、すれ違いに義母が入院。
1月頃から体調がすぐれなかった義母、孫のことで心配が重なったのだろう。
知らず知らずのうちに、様態が悪化していたのだ。

翌日から、家事と育児と商売とさらに義母の元へ病院通いが始まった。
JAの理事長選挙目前のその頃、理事をしていた義父のもとへも来客、電話が殺到し、
我が家は、四六時中てんてこ舞い。

そんな中、義父の叙勲のしらせが舞い込み、ますます慌ただしくなった。

          
                 恩師の故W先生から戴いた色紙


皇居での授賞式には夫婦同伴で参列しなければならない。
その上、服装は男性が黒のスーツ(だったかな?)、女性は“色留袖”と指定されている。

入院中の義母を連れ出し、駅前○武デパートの着物売り場へ直行。
着物、帯、草履にバッグその他細々としたものを、上京する前日までに届けてもらう約束をして病院へ戻る。

と、そんなわけで完全に快復しないまま授賞式に出席した義母、写真を見ると顔が浮腫んでいて別人のような顔つきに写っている。

その後、親戚が開いてくれた祝賀会(於:竜宮城)と地区の盛大な祝賀会(於:区民会館)などなど、
不幸せなことの後には、必ずこのような素晴らしいこともありなのだ。


     国道沿いの花桃(撮影:2010.4.29)


宇津峰祭りと宇津峰登山大会のこの日、靄のかかった朝を迎えた。
幸い、祭りも登山大会も予定通りに決行、雨が降り出す前に、ほとんどが山を下りてきたようだ。

この日、春の叙勲の栄誉に輝いた方々の“声”と写真が新聞紙上に掲載され、
我が地区でも、親しくさせていただいたりお世話になっている二人の先輩が受賞。
この快挙は、同じ地区民としても大変喜ばしいことである。




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9月になって、うちわな話

2009-09-01 22:31:18 | 家族
昨日の寒さは何だったのか?

このまま寒さに向かっていくのか?と思えた程寒かった~

が、今日は台風一過の澄み切った青空。

気温も真夏のようにぐ~んと上り、

ガソリンスタンドで洗車をしてもらっている間に、近辺をテクテクと。

う~~ん、歩くってなんてこんなに気持ちいいんだろう。


あ、うちわの話。うちわ・・・団扇ではなく・・・内輪。

そうそう、内輪な話だった。

これまでも、ほとんどが内輪の話ではあるが・・・

またもや夫のことで・・・

本日、郡山市より

35年間の消防団活動が認められ、「特別表彰」というのを戴いた。

今日の表彰式に先立ち、8月27日の福島民友、28日の福島民報には
特別表彰(35名)自治功労賞(3名)が顔写真入りで掲載された。



そんなわけで・・・・・いや、全く関係はないのだが、

明日から、ちょっとそこまで出かけて来ます。


      8月26日の朝、大阪の叔父の出発の時


では、後を追って行きましょう。





先日携帯を水没させたため、全てのデータを紛失し、
どうしようかと迷っていた矢先、いいことを教えてもらいました。
前の携帯に電源を入れると、見事に復活。
これで、データ(電話番号・メールアドレス)を新しい携帯に移行することが出来ます。

*昨年9月以降に番号・アドレスが変更になった方は、
ご面倒でもお知らせくださいますようお願い致します。


*お時間のある方は、こんな話もどうぞ~~。


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元気はつらつ 77歳!!

2009-08-30 19:22:34 | 家族



9月11日に喜寿を迎える大阪の叔父が、
今年も岩手県花巻の『イーハトーブの里 ツーデーマーチ』に参加後、
我が家に寄ることになり、家族で喜寿祝いをすることになった。

   *2005年8月の「元気はつらつ 73歳!!


叔父の目標は、100歳まで生きること。
88歳までウォーキングを続けること。
85歳まで大好きなドライブをすること。

今年3月には、地球一周4万キロを達成。
このことは、祝4万km達成!!として、「ウォーキング ライフ」の5月号に顔写真を掲載された。

春に注文した話題のプリウスが、11月には手元に届くそうだ。
来年の今頃にはプリウスで颯爽と登場!・・・か?


喜寿祝いの参加メンバーは〆て5人。
兄弟4人中、伯母と我が家の義父が亡くなったので、兄弟二人が残された。

叔父本人とくまたぱんの叔父夫妻、我が家からは義母と夫。
叔父から「いっこんまさんも是非いかがですか?」と誘われたが、
娘一人に留守番させることも、この家を空っぽにして行くこともできないし、
そんなわけで、二人で留守番しようということになったのである。

場所は須賀川市の「おとぎの宿 米屋

予約した際、フロントには次の3点を告げた。
80歳前後のお年寄りであること(*夫だけ50代)
胃腸の弱い者が多いこと
喜寿祝いを兼ねていること

係の若い男性から「細かく切りますか?」と聞かれたので、
そこまでしなくても良いこと、量より質でお願いしたいこと等々を伝え・・・フフ
面倒な客だと思われたかな~?


25日の朝、先ず夫が感動して帰還。
(感動した割には写真が3枚だけなのは何故?)

夫が普段使っているのは普通の一眼レフなので、私のデジカメでは撮りにくかったかもしれない。



そんなわけで、写っていたのは前菜の一枚と、宿の人に撮ってもらった集合写真2枚だけ。


その後帰ってきた叔父も義母も大満足の様子で、
宿の造りも露天風呂も、料理も働く人たちのおもてなしも申し分ない、
ということだった。

これで場所を設定した私もホッとした。

叔父は25日に我が家にとまり、
翌26日、会津若松市、新潟県上越市、長野県上田市と転々として
29日には予定を二日繰り上げて、大阪市の自宅へ無事に着いた。


<おまけ> フライドポテト


しまった~。青のりをふりかけるのを忘れちゃった!

戴いたメークインで作ったフライドポテト
キタアカリや男爵と違い、カリッとした食感がいい。
やっぱりフライドポテトは、メークインがあってるようだ。


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