日本の都道府県はシンボルとして都道府県の花、木、鳥を定めています。これは1970年の大阪万博を期に毎日新聞社が提唱して、各都道府県が制定しました。条例として定められているものもあれば、慣例として認識されているものもあります。ちなみに東京都の花、鳥はソメイヨシノ、ユリカモメです。
そのなかで、長野・富山・岐阜の三県がライチョウを県の鳥としています。ライチョウには冬になると羽の色を白に変える種類と変化させない種類がいます。複数の県でシンボルになっているから、たくさん生息しているというわけではなく、希少動物の部類と云っていいでしょう。
同じようにアメリカ50州もそれぞれ、州の花、州の鳥をシンボルとして制定しています。そのなかで、モノマネドリ(Mockingbird)という鳥がテキサス州をはじめとして、5つの州で州鳥とされています。
さて、皆さんご自分の住んでいるところのシンボルはご存じですか?なぜ、その花、鳥がシンボルになったかをご存じでしょうか?自分の身の回りのことに関心を持つと新しい世界が見えてくることもあるかもしれません。
(yos)