上野の国立博物館で開催されている特別展「京都-洛中洛外図と障壁画の美」に行ってきました。
「洛中洛外図」は室町時代から江戸時代に京都の市中(洛中)と郊外(洛外)の景観を髙い視点から見下ろすように描かれた風俗画です。
今回展示されているのは数多くある「洛中洛外図」のうち国宝・重要文化財の7件です。
滋賀県の舟木家の所有であったことから「舟木本」といわれる岩佐又兵衛の作品は7メートルもあり、
現在でも残る京都の街並み、名所、人々の暮らし、風俗、四季の行事が細かに描かれています。
登場人物はなんと2500人!
近くでよーく見てみると・・・。
歩けずに両脇を抱えられている花見の酔っ払い。
祇園祭を楽しむ人々。
喧嘩をしている人。
女性を追っかけまわしている男性。
南蛮人、南蛮人のコスプレをしている人なんていうのも!!
四季を楽しむ日本人は400年前も変わらないのですね。
紅葉の後は、あっという間にクリスマス、大晦日、お正月、そして国立受験。
駿台生が晴れて大学生となる桜の季節を楽しみに、もうひと踏ん張り!
(wty)