よく、「井の中の蛙になるな。もっと広い世の中を見ろ」なんていうことを言います。
でも、そう言っている人たちは、自分がどれだけ広い世界を見ているのでしょうか。
大昔、海の向こうは滝になって、そこから水が流れ落ちていると信じていた人たちを笑う現代人ですが、宇宙の広さを考えたとき、現代のわれわれがそれなりに広い世界を見えているだなんて、こっぱずかしくて言えませんよね。
実は、あの有名なことわざ、「井の中の蛙大海を知らず」には続きがあります。
井の中の蛙大海を知らず されど空の青さを知る
どうでしょうか。確かに見えている世界は狭い、だけどその狭さのおかげで、大きく夢見ることは忘れていない、という話ですね。
中途半端に世間が見えている気になるより、視野なんか狭くてもいいからでっかく夢を見てやろう、という気概、なかなか悪くないですよね。
駿台ヒューストン(HO)