こんにちは、駿台ジャカルタ校です!
算数や数学で速さの勉強を進めていくと、「瞬間の速さ」とか「平均の速さ」とか出てくるかと思います。一般的に速さの計算問題とは平均の速さのことですね。例えば3時間かけて60km進むと、60÷3=20で、答えは時速20kmということになります。でもこれってよくよく考えてみると不思議ですね。動き始めたその瞬間から止まる直前までずっと変わらずに時速20km出ているの?って思いますよね。
もちろんそうではなく、最高時速のときは時速20kmより速く、止まる直前は遅くなるわけです。そこで考えるのが「瞬間の速さ」です。これは文字通りそのときの一瞬の速さのことですね。車のスピードメーター表示などがそれに当たります。でも生徒の皆さんは自分で車を運転することはないので、あまり瞬間の速さを数字的に実感できる場面が少ないと思います。
でも、海外だと実感できるものがあります。例えば香港でミニバスに乗ったことのある人、タイの中距離バスに乗ったことのある人は、スピードメーター表示が車内前方に取り付けられているのを見たことがあるかと思います。今時速70kmだ!とか時速100km超えた!とか数字的に体感できますね。日本ではあまり見られませんので、海外に在住している間に、是非体験してみてはいかがでしょうか。きっと速さの問題が得意になりますよ。
駿台ジャカルタ校 M.F