梅田を関西旗艦店に 東急ハンズ、きょう開業 年商50億円目標 京都進出にも意欲
雑貨店を展開する東急ハンズ(東京・渋谷)の榊真二社長は18日、大丸梅田店内に19日開店する梅田店を関西の旗艦店と位置付け、年商50億円以上を目指すことを明らかにした。関西での出店拡大にも意欲を示し、「京都は候補地の一つ」と述べた。今後は売上高(2012年3月期は860億1870億円見込み)の3分の1を西日本が占めるとした。
榊社長はJR大阪駅に直結する駅ビル内にある梅田店を「都市型店のハンズには最高の立地」と評価。10~12階の約6000平方メートルの売り場に約10万品目を用意する。オフィスが集積する立地をにらんで文具の品ぞろえを増やしたほか、「コーヒー」「ランニング」などテーマを絞った売り場を提案する。10階には直営の「ハンズカフエ」を併設。おすすめ商品にスマートフォン(高機能携帯電話)をかざすと、商品の利用法などを動画で紹介する拡張現実(AR)技術を利用した販売促進など、ハンズ初の施策も数多く導入する。
東急ハンズは関西で大阪府内2店(心斎橋・江坂)、兵庫県内1店(三宮)を展開している。心斎橋店は自社内競合が避けられず、現在の年商50億円弱から落ち込むと分析している。26日には大阪・阿倍野の複合商業施設「キューズモール」内に新店を開く予定で、同12億円以上を見込む。
一方で、今後は小型業態「ハンズビー」を含めた中小型店を中心に関西での出店余地を探る考えだ。27日には丸井が開業する「京都マルイ」内に 「ハンズビー」を関西初出店する。
雑貨店を展開する東急ハンズ(東京・渋谷)の榊真二社長は18日、大丸梅田店内に19日開店する梅田店を関西の旗艦店と位置付け、年商50億円以上を目指すことを明らかにした。関西での出店拡大にも意欲を示し、「京都は候補地の一つ」と述べた。今後は売上高(2012年3月期は860億1870億円見込み)の3分の1を西日本が占めるとした。
榊社長はJR大阪駅に直結する駅ビル内にある梅田店を「都市型店のハンズには最高の立地」と評価。10~12階の約6000平方メートルの売り場に約10万品目を用意する。オフィスが集積する立地をにらんで文具の品ぞろえを増やしたほか、「コーヒー」「ランニング」などテーマを絞った売り場を提案する。10階には直営の「ハンズカフエ」を併設。おすすめ商品にスマートフォン(高機能携帯電話)をかざすと、商品の利用法などを動画で紹介する拡張現実(AR)技術を利用した販売促進など、ハンズ初の施策も数多く導入する。
東急ハンズは関西で大阪府内2店(心斎橋・江坂)、兵庫県内1店(三宮)を展開している。心斎橋店は自社内競合が避けられず、現在の年商50億円弱から落ち込むと分析している。26日には大阪・阿倍野の複合商業施設「キューズモール」内に新店を開く予定で、同12億円以上を見込む。
一方で、今後は小型業態「ハンズビー」を含めた中小型店を中心に関西での出店余地を探る考えだ。27日には丸井が開業する「京都マルイ」内に 「ハンズビー」を関西初出店する。