大阪市内で大型商業施設の開業が相次ぐ。大丸松坂屋百貨店は19日、大丸梅田店の売り場面積を6割増やす増床工事を終えて全面開業。
東急不動産は同日、26曰に開業する大型商業施設 「あべのマーケットパーク キューズモール」を報道陣に公開した。
5月4日にはJR大阪三越伊勢丹の開業を控える。百貨店やスーパー、ショッピングセンター(SC)など業態を超えてしのぎを削る。
〝大阪ショッピング競争″が早くも熱気を帯びてきた。
19日に全面開業した大丸梅田店は、「東急ハンズ」を新たに開業したほか、宝飾品売り場などを大幅に増床・改装した。
売り場面積は6割増の6万4000平方メートルで、2012年を予定する阪急百貨店梅田本店の増床開業までは梅田地区で最大となる。
午前10時の開店前から買い物客の行列ができ、大丸松坂屋百貨店の山本良一社長らが1階で出迎えた。
会見した村田荘一執行役員(梅田店長)は「客層の拡大が改装の大きなテーマ。他業態に流れていた顧客に帰ってきてもらう店づくりをした」と話した。
大丸の強みである高額商品の充実に加えて、先行開業した「ポケモンセンター」や「東急ハンズ」などで家族連れや若者層の取り込みに意欲を示した。
大丸梅田店の12年2月期の売上高は、前期比8割増の670億円を目指す。
キューズモール、26日に 年1700万人集客狙う
大阪市阿倍野区で26日に開業する大型商業施設「あべのマーケットパーク キュースモール」は、関西圏で初となる専門店街「SHIBUYA109」や大阪市内初出店の「イトーヨーカド恚などが核テナントとして入居する。
1日約78万人に上る周辺駅の乗降客を取り込み、年に約1700万人の来場を目指す。年間の売上高は、400億円になる見込みだ。
キューズモールは地下1階から地上4階までの5フロアで、店舗面積は約6万900平方メートル。254店舗が入居する。
東急不以外の地権者らによる再開発区域を含めた「キューズタウン」(地下2階地上6階建て)全体では320店舗に上る。
周辺にJRや地下鉄など複数の駅がありながら、駐車場も1500台収容と充実させた。
35店が入居する「109」のほか、東急ハンズやユニクロなど若者に人気の店舗が集積。女性のポイントカード会員のみが利用できる化粧室や音楽ライブなどができるホールを用意するなど独自性も打ち出している。
東急不動産は同日、26曰に開業する大型商業施設 「あべのマーケットパーク キューズモール」を報道陣に公開した。
5月4日にはJR大阪三越伊勢丹の開業を控える。百貨店やスーパー、ショッピングセンター(SC)など業態を超えてしのぎを削る。
〝大阪ショッピング競争″が早くも熱気を帯びてきた。
19日に全面開業した大丸梅田店は、「東急ハンズ」を新たに開業したほか、宝飾品売り場などを大幅に増床・改装した。
売り場面積は6割増の6万4000平方メートルで、2012年を予定する阪急百貨店梅田本店の増床開業までは梅田地区で最大となる。
午前10時の開店前から買い物客の行列ができ、大丸松坂屋百貨店の山本良一社長らが1階で出迎えた。
会見した村田荘一執行役員(梅田店長)は「客層の拡大が改装の大きなテーマ。他業態に流れていた顧客に帰ってきてもらう店づくりをした」と話した。
大丸の強みである高額商品の充実に加えて、先行開業した「ポケモンセンター」や「東急ハンズ」などで家族連れや若者層の取り込みに意欲を示した。
大丸梅田店の12年2月期の売上高は、前期比8割増の670億円を目指す。
キューズモール、26日に 年1700万人集客狙う
大阪市阿倍野区で26日に開業する大型商業施設「あべのマーケットパーク キュースモール」は、関西圏で初となる専門店街「SHIBUYA109」や大阪市内初出店の「イトーヨーカド恚などが核テナントとして入居する。
1日約78万人に上る周辺駅の乗降客を取り込み、年に約1700万人の来場を目指す。年間の売上高は、400億円になる見込みだ。
キューズモールは地下1階から地上4階までの5フロアで、店舗面積は約6万900平方メートル。254店舗が入居する。
東急不以外の地権者らによる再開発区域を含めた「キューズタウン」(地下2階地上6階建て)全体では320店舗に上る。
周辺にJRや地下鉄など複数の駅がありながら、駐車場も1500台収容と充実させた。
35店が入居する「109」のほか、東急ハンズやユニクロなど若者に人気の店舗が集積。女性のポイントカード会員のみが利用できる化粧室や音楽ライブなどができるホールを用意するなど独自性も打ち出している。