文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

突撃ルポ「原発の街」「メルトダウンと書かれた保安院のメモ」…週刊朝日4月22日号から。

2011年04月12日 23時53分20秒 | 日記
放射性物質が空へ、海へ、いまもバラまかれ続けている。震災発生から1ヵ月。足を踏み入れることさえ制限された地域の実情は、「大本営発表」からはうかがい知れない。そんなとき、ジャーナリスト・形山昌由氏のルポが編集部に持ち込まれた。形山氏は福島第一原発の正面まで独自に取材していた。写真とともに掲載する。

ジャーナリスト形山昌由かたやま・まさよし 1965年生まれ。98年に渡米し、ロス市警による三浦和義氏逮捕などを取材。 95年の阪神大震災と2010年チリ地震に被災し、AERAにもリポートを寄せた。
 
原発作業員たちは防護服姿だった(右ページ)/福島第一原発の西門には「警備強化中」の看板が立てかけられていた


アーチがかかった正面ゲートにレンタカーを止めた。北東に約700メートル進むと、いま世界が注目する福島第一原発が立ち並んでいる。そう思うと、全身に汗がにしんできた。4月1日午後4時を過ぎていた。
 
防護服にマスクを着けた60歳近い守衛の男性が歩いてきた。「どちらさまですか」
 
私が名前を告げ、取材したいと伝えると、その男性は福島なまりでこう言った。
 
「取材ではここには入れません。Uターンして戻ってください」
 
ゲート近くの東京電力サービスホールの前に車を置いた。そして、放射線量計を手に、原発の金網に沿って歩き始めた。急激に数値が上昇すると線量計の警報音が鳴る。音は何度消してもすぐに鳴り始めたー。
 
少しだけ、時計を逆回転する。
 
3月30日、私は千葉で車を借り、国道6号をひたすら北上した。カッパをかぶって軍手をし、長靴をはいて、めがねをかけた。目的地は福島第一原発。圧力容器に真水の注入が始まり、1号機建屋近くの地下排水から放射性ヨウ素131を検出する前日だった。
 
私は東日本大震災以降、情報がリアルに伝わってこないことに、イライラしていた。現場を見ることで何かわかるはずだと思った。覚悟を決めて出かけることにした。
 
国道6号は道路の陥没や崩壊などでところどころが寸断されていた。他の被災地なら幹線道路は復旧作業に取りかかるところだが、ここはほとんどが手つかずだ。山側に迂回し、なんとか、いわき市の小川町に着いた。もうすぐ屋内退避指示区域の30丿圏内だ。道路沿いに警察官の姿が見えた。検問所なのか。
 
警察官は私に、
 「この先20キロ圏内は立ち入り禁止です。道中、自衛隊の検問がありますから、そこから中には入れません」 と言って、通行を許してくれた。
 
もうすぐ避難指示区域の20キロ圏内にさしかかる川内村で、歩いている男性に出会った。一時帰宅したのだという。
 
その男性が言った。「この道をまっすぐ行ってからT字路があって、左に曲がると消防車なんかがたくさん止まってる。右へ行くと大熊町に入って、そのまま第一原発まで行ける。検問なんてないよ。この先、ずーっと原発までだれもいない」
 
この男性の話の通り、何の検問もないまま、20キロ圏内に入った。亀裂が走った道路に落ちた車や崩れた民家は手つかずのままだった。富岡町の中心地にある健康増進センター「リフレ富岡」が見えた。温泉やスポーツジムをそなえた施設の駐車場には、たくさんの車が止まっていたが、建物の中にはだれもいない。部屋の奥には、ひな壇から床に落ちたひな人形が見えた。

線量計が突然 警報音を出した

車を降りて、崩れ落ちたブロック塀や屋根瓦を見ながら、歩いた。午後2時半だというのに、物音さえしない。ガラスが2羽飛んでいた。ふと、映画「バニラ・スカイ」で、主演のトムークルーズが無人のマンハッタンを疾走するシーンが頭をかすめた。
 。
ここは棄てられた街だと、景色を見て思った。震災翌日の3月12日午後には避難指示が出て、人はいなくなったのだ。

車に乗り込み、さらに東へ走ると国道6号にぶつかった。右手から来た白いバンが、猛スピードで隣町の大熊町方面へと走り去っていった。第一原発へ向かう作業員を乗せているのだろう。乗っていた4人は白い防護服に防護マスク姿だった。20キロ圏内で初めて人を見た。
 
線量計がないと、自分の身が危ない。東京都内で借りて、4月1日に出直した。
 
線量計は千葉を出るときは毎時O・1舒シーベルトだったが、富岡町辺りからは毎時20~30マイクロシーベルトを示し続けていた。山側に、ひび割れた道路にタイヤがはまって動けなくなった車が1台放置されているのが見えた。
 
その瞬間だった。
突然、線量計が警報音を鳴らした。車は、国道6号の中央台前交差点に差し掛かろうとしていた。交差点から海側に約1.5キロ進めば福島第一原発だ。
 
線量計の数字を見た。毎時100マイクロシーベルトを超えていた。ここからは線量計の数値は上がる一方になった。得体の知れない緊張感が胸の辺りに押し寄せてきた。
 
時折すれ違う車両はすべてが原発作業員を乗せた車やバスだ。

富岡町の自動車販売店のショールームのガラスは割れたままだった(原発から3.5キロ=上)/JR大野駅改札付近には駅長の手書きのお知らせが掲げられたままだった(同2キロ=下)
 

今日、届いた週刊朝日を読めば、管がやっている事は…。

2011年04月12日 22時57分09秒 | 日記
(文中敬称略)

ただのパフォーマンスだと言う事が嫌と言うほど分かる。

今朝、レベル7であると発表されたのだから、芥川も、もう遠慮はしない。

今は、これだけ遅れた被災地の復興云々よりも何よりも、原発を、日本だけではない、世界の総力を借りてでも、これ以上の悪化を食い止める事が全てだ。

もう管直人に任せて置く様な危険な事をしている場合ではないのだ。

この事態まで居たらしめた一連の事は限りなく人災なのだ…無能な人間、決断力が無い人間であることは、官邸関係者から、周辺の政治家等、殆ど全ての者が、各誌の取材に対して語っている所で、それが事実である事は疑いの余地もない。

今日の事…事務所に入った午後2時前に、市場をウォッチングして急落振りに、おやっと思ったら、朝方の市場ニュースでレベル7と発表された、と。
愕然とした。同時にやっぱり、と。直ぐに怒りがこみ上げた来た。…物事の推移が全て見えたからだ。

水素爆発以降の、訳のわからない会見から今日まで。

皆さん、本当に、褌をしめなあかん、女の人は、まなじりを決して、テレビは全く、何にも伝えない物、…簡単に言えば嘘の箱、正に痴呆テレビなのだということを、ハッキリ認識しなアカン。

もう、こんなことを続けさせたらアカン。優秀な大学を出たはずの連中が、何の調査・検証もせずに、記者クラブで流される情報だけで、物を書いたり、伝えたりしている、今の有り様は、幼稚園児と一緒なのだと言う事に、しっかり、明瞭に気づいて、特に、テレビ局を糾さなアカン。

政治屋たちは、このテレビを使って、私たちを騙くらかすのだ。

こんな原発の状況の時に、…彼が、もはや風前の灯状態であることも全く伝えず、こんな、ナチス顔負けの宣伝のみを流すテレビほど危険ものはない、
信用ならん物はないと、骨身に沁みて知るべし時だ。

もう、管は、即刻、辞めさせなきゃアカン。…当然のことなのだ、もし、原発に強力な布陣と体制を取らずに、阿呆な事を言っている場合じゃないのだし、
私たちは彼のパフォーマンスになんか付き合っている場合じゃないんだから。

それでも分からない人は、以下の週刊朝日の記事を読んでくれたまえ。

NHK7時のニュースでは何にも分からない…一日遅れの政治情勢。昨日の朝日新聞から。

2011年04月12日 22時29分38秒 | 日記
民主、見通せぬ震災国会  自民、対決色強める
 
統一地方選での菅政権の敗北は東日本大震災の復興策をめぐる国会運営にも影響するのは必至だ。野党との窓口役となる岡田克也・民主党幹事長の地元の三重県知事選でも敗北し、政権の行き詰まりも覆いようがない状況だ。自民党は「大連立」を棚上げし、首相退陣要求を強める構えだ。
  
「地方選挙なので、直接政権への批判と受け止めていない」。岡田幹事長は11日未明、党本部で記者団に強がった。だが、その強気とは裏腹に菅政権の行き詰まりはいよいよ深刻だ。
   
これまで「震災対応」の 一点で野党に協力を求め、持ちこたえてきたが、統一選の敗北で野党各党は対決色を強める。
民主党幹部の間にあった「統一選が終われば自民、公明両党は大連立へ軟化する」という楽観論は風前のともしびだ。
 
自民党の石原伸晃幹事長は10日夜、「国民の信を失った政権の政策が本当に国民のためになるのか」と政権批判のトーンを上げ、大連立について「信頼関係ができていると思わない」と突き放した。

首相が出席する18日の参院予算委員会の集中審議でも、自民党は原発事故対応などについて厳しく追及する構えだ。

公明党の山口那津男代表も10日夜、記者団に「民主党と連立を組むのは難しいと思う」と明言した。
 
菅政権は「復興構想会議」 「復興対策本部」など、復旧・復興への道筋やビジョンを描く会議を相次いで立ち上げる。
4月中には、がれき撤去や仮設住宅建設、壊れた漁港や道路の復旧などに充てる総額4兆円規模の第1次補正予算案を編成。
5月の大型連休前後の成立を目指し、「週明けにも与野党間の協議を始めたい」 (民主党国対幹部)考えだ。
 
だが、統一選で敗北したうえ、岡田氏も三重県知事選を落とし、復興への青写真を実現する推進力は乏しい。

自民党幹部は「岡田氏も国民からノーを突きつけられた」と語り、交渉窓口としての当事者能力を疑問視する。

岡田氏は11日未明、「党勢を立て直すために努力したい。辞任は考えていない」と語ったが、連立を組む国民新党幹部すら「岡田氏はもう交代しないともたない」と見る。
 
石原氏は「復旧についてはこれからも手をさしのべる」と語っており、協力姿勢は示すが、補正予算にどんな財源を充てるかをめぐってはなお政権との間に差があるなど、合意にめどは立っていない。今後の補正予算編成作業では、菅政権は野党から大幅な譲歩を求められる可能性が強い。
 
仮に、第1次補正予算のハードルを越えても、直後から本格的な復興に向けた第2次補正予算編成に向けた与野党協議が控える。
 
「復興基本法案」や20本程度の特別措置法案の審議をにらみ、野党が財源確保を大義名分に民主党のマニフェスト撤回を迫り、さらなる攻勢に出てくるのは必至。終始、野党ベースの復興策づくりを強いられる可能性もある。

今、NHKのニュースを見ていて…。

2011年04月12日 19時55分00秒 | 日記
地域の絆守れ、と題して、漁師の親父さんの声を聞いていた。

15歳から海で働いているから、海しかない…ここで仕事をするしかない。そうでなければ生きて行く事は出来ない。

海の人は海に、山の人は山に、田んぼの人は田んぼに、畑の人は畑に。工場の人は工場に。

それが人生なのだから。

復興が、東京に住む優等生の言葉だけのものにならない様に注意しなけりゃならん。

彼らの作る物を食べたり、利用して来ただけのネクタイ姿の男達に、間違っても、錯覚させてはいけない。


さっき、いかにもNHKと言う様な7時のニュースで…現在の政治に何の問題も無いかの如くに、
現首相の軽い言葉を伝えていた。

この人は本当に口先だけの人…単なる復興に終わらせてはいけない、創造でなければならない等と言っていたのですが。

財源に於いて、財務省の言う通りの事をやって、どんな創造が出来るのか?出来る訳はないし、
そもそも貴方がしがみついている限り、創造なんて事は出来ない。

彼と彼の、極く少数の周囲と、彼をを擁護して来たHのような者たち以外は、もはや誰も支持する者は居ない所か、与野党を問わない国会議員達の大多数から、その無能ぶりと支離滅裂ぶりに対して、完全に愛想を尽かされているような人間に、何が出来よう。出来る訳はないのだ。

日本は、リビアやシリアじゃあるまいし、何で、こんな者に、何時までも居座られなあかん?

こんな者と私たちが心中しなければならない理由は何処にもない。

そもそも嘘つきは泥棒の始まりだ。

芥川は、馬車馬の様にして働いて、様々な形で為した莫大な納税、今だって、借金してでも続けている納税。
それが、こんな男に使われているのなら、200分の1で良いから、今すぐ返せ、と言いたいを我慢し続けているのだ

それで俺の後半生は、なんとかなるのは無論なのだから。

こんな者を税金で養うために働いて来たんじゃない!

この男の事はこれにて終了。…心が腐る。

帰宅してみれば予想通り、週刊朝日がスクープ…福島保安院にあった…。

2011年04月12日 19時06分30秒 | 日記
良い様に考えれば、その通りなのだろう。

悪い様に考えれば…2年前から、あんなに、小沢一郎氏の冤罪について、孤軍奮闘してきた週刊朝日だから、それは在る理由がないな。

悪い様に考えるべしは、言ってみればKさん、とその一派。

その浅薄さと卑しさで、この事さへ伏せて置けば、今回の大災害は、自分にとってはこれ以上ない延命。

後は、パフォーマンスを上手にやれば、統一地方選も盛り返せる。自分の人気回復も間違いなし。

そう思っていただろうな。

表題の週刊朝日の表紙見出しは…福島 保安院にあった「メルトダウン」のメモ
原発「安定した」は真っ赤な〝嘘″

何にしてもですよ、

統一地方選挙が終わった途端に、事実が明らかになるなんて、おかしい話であることに変わりはない。

これじゃ、60数年前と何にも変わっていないじゃないか。

週刊誌各誌が、おかしいぞ大本営発表。或いは「大本営発表が国民を苦しめている」等、と書き続けていたのは、全く正しかった訳です。

私たちの国の論説員達は、本当に、信用ならん。

新聞の社説は、死ぬほど退屈じゃないんだよな、辺見さん…貴方が宮城県出身であることは誇りに思うが…彼らはとんでもない食わせ者たちだった訳です。

退屈なんじゃなくて、危険極まりないもの…国を誤らせ、滅ぼすものだったということです。

だから、今、彼らが異口同音に言い出している消費税増税やTPPもまやかしだと思った方が正しいと芥川は断言する。

考えてみたら分かるじゃないか。

この20年超、財政再建、財政再建と連呼して、やり続けた結果が、20年に渡るデフレ…芥川が指摘し続けて来た上下900兆円もの国富の喪失だったのだから。

もはや100%、まやかしだと思った方が良い。

東大出であるとか東大教授であるとかは、全く関係がないことだ。

今回の復興会議の人選だって、どうやら朝日の論説員達の言論通りだったらしいし…あの座長の名前を朝日の論説員たちは連呼していたと、くりきんとんさんが教えてくれた。

クワバラ、クワバラ…新聞、テレビほど信用ならないものはないのだから。

こんな恐ろしい国が何処にある。

だから、芥川が登場したんだよ。

財源については、荻原博子さんや、藤巻健史氏、及び、芥川の提言を採用した方が良い。

それで日本が沈む事は絶対にない…彼らの言う通りにやり続けたら、もう日本は浮揚しないぞ。

小沢一郎よ、今すぐ出でよ。

ここで、全国一致で、心底からの東日本復興と同時に、日本を、再浮揚させて「文明のターンテーブル」に戻すのだ。

卑しくて下品な者たちには、今ぞ、即刻の引導を渡さねばならぬ。 Time Has Come!…中学校の英語のやり直しをしている訳じゃないので悪しからず。

誰もが、妙な顔をしているな、と思っていたのではないか。

2011年04月12日 17時50分26秒 | 日記
(文中敬称略)

もし、心が真っ白な無私無欲の人=本物の政治家=Statesmanならば、この様な時には、全国民が、それこそ感涙に咽ぶほどの名演説が打てるはずだった時に、

現首相は、皆様方が良く御存じの様に、妙な顔をし続けていて、或る、確かな週刊誌の取材に依れば、「言葉が浮かんで来ないんだよな」、等と言っていたとは既述の通り。

ぶら下がり取材に全く応じなくなった事、こんな時のなのに、連日、さっさと公邸に帰っていた事。…周囲が「これで良いのだろうか」と、心配していた事についても同上の通り。

今に成って見れば、彼が何を考えていたのかは、全てが分かるではないか。

周知の様に、彼は口が軽い男であることは、参議院の時の、突然の消費税10%増税発言と、それ以降の二転三転の話しぶり…彼は自分がマイクを向けられると黙っていられない性分である事を、当然ながら知っていた訳だ。

だから、この1ヶ月、何回かの恰好つけの記者会見…これも原発の事については、一切答えず、官房長官に任せた振りをし通した…あれらの時の、一体、どうして、こうなんだろう…普通の人間なら、こんな時こそ、心底からの言葉が出てくるはずじゃないか。

考えても見て下さい…被災者の方たちの言葉が世界を唸らせ、大きな感動を与えたのは、彼らの中の誰一人…当然ながら…嘘を付いたりする人間はいなかったからだ。

心のそこからの悔しさだとか、無念さ、そういうものがにじみ出ていたから、世界は感動したのである。

つまり、管直人の頭の中に在ったのは、言わば、原発スケジュール…その実態を明らかにするのは、この日だという日程表だけだったのであろう。

そう思えば、誰もが、彼の表情や発言に納得がいくのではないか。

彼が、今為すべき事は、即刻辞任する事、ただそれだけだと芥川は断じる。

何故なら、彼らに対して、芥川の口から出てきた言葉は、「なんちゅう、××たちだ」
ということだからだ。

ここに入る言葉は、飢えると、おにだからだ。

桜の下で酒を飲んで騒いだりする趣味はなかったから桜を見には…

2011年04月12日 17時09分31秒 | 日記
(文中敬称略)

これまでは強いて行かなかった。

数年前に、せがまれて桜ノ宮に行ったきりだったのだが、既述した様に、4月8日の夜に、突然、どうしても、今年は桜の咲く場所に行かなければと思った。

芥川は、その規模に於いては、桜ノ宮が日本一ではないかと思っていた。
8日の夜に、そう強く思った時に、帝国ホテル手前の源八橋の上に行こうと思った。

昨日、今日、とカメラを持って出社していた。
さっき、やっと行って来たのだった。思い通りの写真が撮れただけではなく、帝国ホテルの前の桜の木に、ひよ鳥が二羽、目の前で、夢中で桜の蜜を吸い、動き回っていてくれた。

それでも、前章で気が付いた事への怒りは、収まった訳ではなかった。

これは忘れられる事ではない…歴史的な事実だろう。

芥川は、原発の事故について、ずーっと、おかしいな、実態は、もっと重いんじゃないかと感じていたが、書かなかった。

不要・無用の不安を煽るようなことはしたくない、と思っていたからだ。

しかし、今になって見れば…芥川の場合は、本日の午後に知った訳だが…彼らの、何と言う下種さ。

もはや誰の目にも明らかだろう。

彼らは、日曜日の統一地方選挙までは、真実を隠し続けた訳だ。

その理由は言うまでもなかろう。

何と言うふざけた連中であることか!

最初から最後まで、自分の保身しか考えていなかったのだ!

こんな者に肩入れしたHを始めとした論説員たちは、本当に、二度と物を言ってはいけない。

こんな事も見抜けなかった日本のマスメディアは猛省してもらわなアカン。

古館さんよ。元々、貴方も、原発の現場で仕事をするべき人間の立場に、両足が乗っかっている一員だった訳だが、週末の、あの特集は酷いぜ。

高橋真理子さんが居なかったら、重大な犯罪の共犯者に完全に成っていた所だし、
現場でねじ締めは免れなかったと芥川は思うよ。

マスメディアはひきつづき権力の意のまま、いや、…辺見庸の文から。

2011年04月12日 15時32分29秒 | 日記
マスメディアはひきつづき権力の意のまま、いや、いまよりいっそうたくみに偽装された権力の構成要素でありつづけるだろう。

先ほどの、辺見庸氏の、檄文を、読みやすい形に変えました…芥川のブログは、朝日ジャーナルの様に、紙面の都合で、詰める必要はないので(笑)

噛みしめて読むべき一行、一行であることは疑いの余地がない訳だから。

どうぞ、再読して見て下さい。

冒頭の文は、前ゝ章、前章の、芥川の視点を完璧に補強するものだろう。
…語尾は芥川のもので辺見氏を真似たものではなく、只の偶然の一致(笑)

おまけに、どこまで心根が腐った連中である事か!

2011年04月12日 14時53分53秒 | 日記
おまけに、どこまで心根が腐った連中である事か!

芥川は、これで、やっと分かった…先週末のニュース・ステーションで、突然、ベントについての、政府側からの一方的な見解…今、東電が、何にも言えない立場に在る事を利用して、あの小姓と言う以外に表現しようのない側近 Politician に弁舌さわやかにしゃべらせていた意味と、

日曜日の朝日新聞朝刊で大きな紙面を割いて、その追従記事を書かせた…HなのかPolitician 一派なのかは知らぬが。

外国報道や、読むべし週刊誌を読んでいるかた達なら、お分かりの様に、…これまで、このPoliticianたちが発表してきた事と、実態のレベルは違うぞ、との声が彷彿として上がりだしていた…しかも、その中には、現場の原発設計に携わった技術者まで…殆ど、ありとあらゆる原子力専門学者が、声を上げ出していたこの時、

もはや、これ以上、レベル7であった事を隠しとおすことは出来ない。

それで世論操作を開始した訳だろうが、選挙の当然にして見事なほどの惨敗で、それも吹っ飛んだが、今日、予定通り、…選挙明けに発表はした。

何と言う下種で、心根の腐った輩たちだろうか。

日本に、今日、存在している悪の数々…全ては、東京や大阪の大都会からもたらされたものだが…の親玉こそ、お前たちだと、芥川は断罪する。

ベントの件=あの、どこから見てもおかしい視察が引き起こした大惨事であることが、事実に間違いはんかろう。

週末の映像に続いて、日曜日の朝日紙面…国が必ずバックアップするから、俺たちの言うとおりにしろ、それが事実であろう。

東電よ、これらのPoloticianたちの命運は、もはや風前の灯だし、彼らを作り支えた論説員たちも同様に、既に、明日をも知れぬ罰が下っているのだ。

何の遠慮も要らぬのだ…彼らでなければ、貴方がたの会社が救えないなどと言う事は有る訳がない事に気付くべし。

東電に、国民にとって必要な部分が在る限り、国は、そこは支えるし、一緒に成って原発推進を為したのも国だし、彼らなのだから。

毎日、毎日、心も潰れる状況…おまけに株はボロ株寸前まで売り込まれた訳だし…だからと言って、こんな幼稚園児にも劣る様な脅しに屈してしまうほどに弱い、秀才たちだったのか、貴方がたは。

芥川は確信しているのだが…俺の同級生や先輩、後輩たちなら、そんな情けない者は一人もいないぞ、と。

副社長さんよ、…恐れることなぞ何もありはしない…真実を話して良いんだ。

それを隠すことこそ、罪の上塗りにしかならない事に、気付くべし。

それこそがエリートとしての、最後に残された役割、

首の皮一枚残った役割だ。

原発レベル7で、市場も下落。芥川は、このPoliticianと論説員たちの罪を…。

2011年04月12日 14時08分59秒 | 日記
(敬称略)

市場を見れば、大幅下落…只今、日経平均は180円前後の下落。

芥川は思う。

マスメディアが自分たちが為した所業ゆえ、動こうとしないのだろうから、小沢一郎よ、一刻も早く動くべし…もう動いているとは思うが。

今頃に成って、原発レベル7だと言い出した事の裏に何が在ったのか。

芥川が言い続けている…初動に於ける管直人の信じられない行動…彼らの説明に在る不都合な真実。

この愚かな人気取りの、絶体絶命回復の絶好のチャンス…こんな下種な根性でなされた事は間違いがない視察。

この結果がもたらした重大事態を、今日の今日まで隠蔽しておく必要が、彼には在った。

実に、ふざけた話ではないか。

昨日発売の週刊誌が、管直人はA級戦犯である。と、見出しに書いていたが。

3月11日の朝に、…厳格な法律解釈で行くならば、政治家としての政治生命が絶たれても何ら、おかしくはなかったスキャンダルを、我が国一番のオピニオン・リーダーである朝日新聞に、一面トップの大スクープで掲載された Poitician 、それまでも数々の、行きあたりバッタリの、独善的で、無責任な思いつきで、日本の政治を混乱させ続けて来た Politician が言う所の、市民政治家でクリーンだなどという戯言を、

その顔相を見ればわかるだろうものを、その嫁はんまで持ち上げて…その結果、この Politician の周囲では、嫁はんに聞いた方が早い等と言われれいたと或るちゃんとしたメディアは伝えていた有様な Politician を担いだ、Hを筆頭とした朝日新聞や、日経新聞…その他も同様だろう…論説員たちの罪は、絶対に許されるものではない。

彼らも、管直人と同時に、表舞台から消えて、二度と言論を為してはならぬ。

それが嫌なら、対抗馬で在った本物の国民政治家を、これ以上ない位の悪役に仕立て上げ、数え切れないほど罵倒して、自分たちが選んだ、Politician が、原発の初動で為した致命的な過誤…己の保身…今日の産経オンラインは、あの日、3月11日に、管直人が、これで2年は大丈夫だ、ともらしたと、民主党議員たちの間で噂になっていて、彼では駄目だと言い続けて来た議員たちが、「国家の一大事ににも、自分の保身を考えていたとは、もう本当に許せない。即刻辞めさせなければ駄目だ」との声を上げ出している事を、伝えている…

それゆえであったことは、何処から、どの角度から、どの視点から考えても明らかな、
重大な過誤…レベル7の重大事故にした過誤を償い、贖う為に、今すぐ、Hを筆頭にして、フクシマの現場に行って、ポンプかつぎでもホースかつぎでも、ねじ締めでも何でもいい、お前たちも作った怪物を抑え込むために、死ぬ気で行って来い。

その後で、何事か反省するのなら許してやるが、そうでなければ二度と、貴方がたは表舞台に出て来てはならぬぞ。

芥川は、絶対に許さぬぞ。…60数年前に為した emperor-banzai-fascism の様に、うやむやには絶対にさせないぞ。

信長殿の大音声を、芥川のペンとして、お前たちが罪を認めて、国民に…特に福島県民に、謝罪するまで、絶対に許さない。



詩人ならではの猛毒(笑)に、遥かに牧歌的な記事を配列した方が良いかな、と。

2011年04月12日 12時22分23秒 | 日記
一昨日の日経新聞から…先週の「週刊新潮」に刺激されて書かれた記事かなとも思うが…。


原発事故への国際協力で米国やフランスから原子力災害用のロボット提供の申し出があった。この知らせを東京工業大学のロボット研究者、広瀬茂男教授は歯がみする思いで聞いた。
 
実は1999年に茨城県東海村で起きた核燃料加工会社ジェ‐・シー・オー(JCO)の臨界事故の時も当時のクリントン米大統領からロボット貸与の申し出かおり、ロボット大国を自負する日本のロボット研究者らは悔しい思いをした。
 
JCO事故の後に経済産業省は遠隔操作の災害対応ロボットの開発プロジェクトを発足させ、2000年の補正予算で30億円を投じたものの、約1年後に試作機をつくっただけで打ち切りとなった。「原子力災害ロボットが必要になる事態は日本では起きないから、必要ないと言われた」と広瀬教授は話す。

このとき参加したのは三菱重工業や東芝、日立製作所など原発関連企業で、6台が試作されたという。
いま、1台は東北大学工学部の玄関にモニュメントとして飾られている。もう1台は「仙台市科学館に無理を言って引き取ってもらった」 (田所諭・東北大教授)。残りは、分解・廃棄されたかもしれない。
 
今回の福島の事故で、日本の技術者がやっているのは紙おむつ用樹脂やおがくずをトレンチ(坑道)に流して汚染水の琉れを止めようとするような作業だ。ロボット研究者でなくても、「これが日本の技術水準の実態か」と嘆息する。
 
原子力災害の現場で働くロボットは放射線から電子回路を守る特殊な技術が要る。放射線を浴びると大規模集積回路(LSI)などは誤作動するためだ。耐放射線用LSIは注文生産的な色彩が濃く、普通の素子に比べ10倍以上局価だといわれる。
 
日本でおなじみの二足歩行ロボットはごうした部品を採用しておらず、使い物にならない。
そもそも二足歩行は足場の不安定な場所での作業には向かない。

原子力災害ロボットを実用化するにはI度きりの試作では足りず、現実に近い環境で繰り返し試験、改良をしていかなければならない。
 
日立の中西宏明社長は 「軍事技術を手掛けない日本は(核戦争への備えがある)米仏やロシアに比べてハンディキャップがある」と話す。
米国などでは放射線だけでなく高温や、がれきだらけの場所など厳しい使用環境で働く軍事ロボットが数多くつくられている。
 
田所教授によると「フランスには耐放射線用のLSI専用工場まであり、国がロボット製造を支援する態勢がある」という。
日本のメーカーも大きな開発費を得ていながら技術をお蔵入りさせたままなのは情けない。
 
原子力関係者はいわゆる「安全神話」を広めてきた。深刻な事故に至る前の段階でトラブルを食い止める手法はいろいろ工夫してきたかもしれない。しかし、起きてしまった後の対応については手薄だった。原子力災害ロボットの開発中断でも同じことが言える。
 
日本ロボット学会などロボット関連研究に携わる学術団体が4月4日に共同声明を出した。

「東日本大震災と福島原子力災害への対策およびそれからの復興に対して国内外のロボット技術を早急に役立てるべく、日本ロボット技術関連団体は最先端のロボット技術とそれに関与する科学者・技術者を総動員」するという。ロボット研究者の自負と踏ん張りに期待したい。
   
(編集委員 滝順一)

週刊朝日緊急増刊 朝日ジャーナル 知の逆襲 巻頭の、辺見庸…震災前に発行されたものです。

2011年04月12日 12時10分23秒 | 日記
本当の、超抜粋ですが、辺見庸が、ただものではないことは十二分に分かるはず。

…前略。

貧しい者はよりひどく貧しく、富める者はよりいっそうゆたかになるだろう。

すさまじい大地震がくるだろう。

それをビジネスチャンスとねらっている者らはすでにいる。

富める者はたくさん生きのこり、貧しい者たちはたくさん死ぬであろう。

階級矛盾はどんどん拡大するのに、階級闘争は爆発的力をもたないだろう。

性愛はますます衰頽するだろう。

テクノロジーはまだまだ発展し、言語と思想はどんどん幼稚になっていくであろう。

ひじょうに大きな原発事故があるだろう。

労働組合はけんめいに労働者をうらぎりつづけるだろう。

おおくの新聞社、テレビ局が倒産するだろう。

生きのこったテレビ局はそれでもバカ番組をつくりつづけるだろう。

ファシストだかスターリニストだかエコロジストだか市民主義者だかモサドの回し者だかわからない、あやしげな男が人気をはくするであろう。

サイバー・アナキストがふえるだろう。サイバー・スパイ(公安)もふえにふえるだろう。サイバー・ラッディズム(Luddism)が生まれるだろう。第二、第三、第四のジュリアン・アサンジが登場するだろう。

秋葉原事件によく似た無差別殺傷現象が続発するだろう。死刑制度はなくなるだろう。むごい私刑があるだろう。

国家権力と秘密機関がうらでからむ不可思議な謀殺、暗殺、みせかけの「自殺」が連続するであろう。

マスメディアはひきつづき権力の意のまま、いや、いまよりいっそうたくみに偽装された権力の構成要素でありつづけるだろう。

そして、死刑制度復活の声がたかまるであろう。

戦時下でも、たとえ核爆発があっても、ワールドカップ・サッカーとオリンピックはつづけられ、大いにもりあがるだろう。

大手広告代理店が戦争関連CMをつくるだろう。

日本人宇宙飛行士のコメントと日本の新聞の社説は、ひきつづき死ぬほど退屈でありつづけるにちがいない。

あの老人Aの死は、だれの記憶にも記録にものこってはいないだろう。

そしてちかい将来、貧者たちのおおくは、直腸熱が四十五度にもなって、陸続と死ぬのだ。

すべてはthe probableかthe inevitableである。

…後略。