文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

論説員達よ。田原総一朗だって、既に反省してるぞ。…本日発売の週刊朝日から。

2011年04月05日 22時40分33秒 | 日記
彼の連載コラム、ギロン堂から。

小沢氏を震災の統合戦略本部長に起用せよ

東北関東大震災によって発生した福島第一原子力発電所の事故は、東京電力や政府の想定を大きく超える深刻な事態となっている。

私は事故発生当初、東電の幹部にも、民主党の複数の幹部にも取材したが、福島第一原発のI、2、3号機ともに炉心溶融は起きていないと聞いていた。I、3号機で建屋の外壁が吹き飛ぶ水素爆発が起き、2号機でも炉内の水位低下が起きていたので、炉心、つまび燃料棒が溶けているのではないかと不安を抱き、念を押すように問うたのだが、炉心溶融は起きていないと繰り返すだけだった。

…中略。

私は、政府や東電が慎重な発表しかしないのは、国民の不安をあおるのを避けているのだと捉えていた。
だが、いまにして思えば、現実ではなぐ希望的観測を発表していただけだったのではないだろうか。
 
いま、政府や東電をたたく材料はいくらでもある。またたたきたい思いも強いが、ここで東電をたたきのめしても意味はない。
 
最大の問題は、東北関東大震災に対して、政府内で統制がとれていないことだ。政府首脳や民主党幹部たちがバラバラに動いているのである。
 
原発事故対策、被災者対策などを総合的に取りまとめて指揮する統合戦略本部を作るべきではないか。
 
その統合戦略本部長を誰にすればよいか。残念ながら、菅直人首相は適格者ではない。民主党の中で、最も統治力がある人物は誰か。批判を浴びることを覚悟していえば、それは小沢一郎元民主党代表である。
 
菅首相も小沢氏も、いまやメンツや意地など張っている場合ではない。この危機をいかにして乗り切るかということに全力を尽くすべきである。
 
…中略。

そして、小沢氏が統合戦略本部長になる。
 
菅首相は危機を脱したら首相を辞めることを国民に発表する。そして自民党も公明党もみんなの党も、民主党との連立に参加する。
現在は、真に一致団結すべき危機的状況だ。これは、非難の十字砲火を浴びることを前提にしての提案である。
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禁じ手解き「新都」築こう…荻原 博子。今朝の朝日新聞13面、耕論から。

2011年04月05日 22時17分00秒 | 日記
荻原 博子さん(経済ジャーナリスト)の、意見に、芥川は、全く同感です。

日本の再起をかけて東北地方に、防災とクリーンエネルギーの世界的なモデル都市をつくりましょう。こんな夢と希望のある構想のためなら、私はあえて禁じ手とされる「国債の日銀引き受け」で、財源を確保するよう提案します。
 
国債増発の規模は70兆~80兆円。これを日本銀行が直接買い入れます。政府は約70兆円の米国債を持っているので、それを担保に資金を得る。米国政府の了解をもらったうえで。
 
国債の日銀引き受けは財徴池5条で禁止されています。莫大な戦費をまかなうため、日銀にやたらと国債を引き受けさせた歴史があるからで、戦後、この方法は封印されました。
 
でも、財政法5条には但し書きがあります。「特別の事由がある場合において、国会の議決を経た金額の範囲内では、この限りでない」と。

今回の災害は数百年に一度ともいえる未曽有のもの。十分に「特別の事由」じゃないですか。
 
財源確保の手段に「増税」を主張する人もいますが、景気後退のさなかに、そんなことをすれば、消費者や中小企業経営者の心理はもっと冷え込む。
いまでさえ税の滞納額は大きいのです。税率を上げても、税収が増えるとは思えない。
 
予算の組み替えなども合わせて10兆~20兆円をひねり出したところで、住宅や道路、橋などをバラバラに、山のようにつくって終わり、ということになりかねません。
みんなが日本の再起を夢見るには、世界に誇れる新都構想と、国内外の投資資金を動かす「呼び水」となる財政出動が必要です。
 
東北には最新技術を駆使し、大災害が来てもビクともしない街や港湾、空港をつくりましょう。
東海、東南海、南海地震に見舞われそうな地域に拠点を持つ企業が新都に投資し、機能の多くを移すでしょう。
 
原発に頼らず、太陽光、風力といったあらゆるクリーンエネルギーの開発に力を注ぐ街にもできる。技術革新が進み、雇用も増え、海外にノウハウを売れますよね。
日本の産業を育てる役目を終えた経済産業省が「復興省」に衣替えし、東北に移って音頭をとるべきです。
 
1923年の関東大震災後、世界恐慌に巻き込まれた日本を蔵相だった高橋是清か救った。国債の日銀引き受けをやりました。
ただ是清か暗殺され、軍部がこの方法を多用した歴史を考えると、「禁じ手は一度だけ」といった歯止めの法律をつくっておく必要があります。
 
経済収縮の連鎖を断ち切る大胆さで「日本復興」の意気込みを世界に示そうではありませんか。
このままじり貧にしておく方がよほど、円の急落とインフレを招き、ひいては日銀、日本の通貨への信頼性を揺らがせるリスクが高いと思います。

*荻原 博子さん、全く貴女の言う通りなんです。
貴女なら、大災害の後の月曜日に、東証を開けたのなら、あの大暴落の2日間に、政府は、東証一部上場企業を…その中でも、日本国を支えて来た大企業群は特に…或る時点で買うべきだった。…何故なら、これらの企業群は日本国そのものでもあるのですから。

一番、為すべきだったのは、市場を閉鎖して…どうしても売りたいという外資からは、思い切り買い叩いて、…2日間で下落した54兆円分を買うべきだったのだ、という、芥川の論に、賛同して頂けると芥川は思う。
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自分達の保身延命等と言う、間違いだらけの大連立などに、現をぬかしているから。

2011年04月05日 21時47分14秒 | 日記
自分のことばかりを考えているから=頭が視野狭窄に陥ってしまうのです。

その結果、阪神大震災の経験があるのに、何の手も打たず、仮設住宅建設に必要な資材まで、業者に買い占められてしまうのですよ。こんな時に金儲けに走る人間と、国の金だからと、高値で仕入れる事になっても、自分の腹は痛まない人たち。なんて事に既に成っていないかと、芥川は危惧する。
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大連立ということについて。

2011年04月05日 19時13分55秒 | 日記
(文中敬称略)

芥川は、闇雲に反対しているんじゃないんだ。

例えば、株式市場が、その方を歓迎すると言うのなら、そうでも良いんだ。

問題は、本来、総辞職以外の何物でもなかった政権が、自分たちが延命の為に、利用してはならない、と言っている事は、読者の方には、お分かりだと思うが。

今回の、史上最大級の大災害と、政権トップ自らが、許し難い過ちを為した結果、今、世界が固唾をのんで見守っている状況を利用して、火事場泥棒の様に、つい、この間、問責決議案を国会に出されて大臣職を辞職した者たちを、全員、復職させた政権に、提出した側の野党が、その男が居る限り、審議にも応じられない、話にもならない、と、決議した、当の人物を窓口にして…東大同窓生のよしみだとか言ってだ…野合しようとしている事。

それに対して、朝日、日経(芥川が購読しているのは、この二紙)の論説員たちが、何も言わない、出鱈目さは、国の為には100%ならない、と言っているのだ。

そもそも、現政権が、旧・自民党が放った「けもの道」に依って迫害された小沢一郎に対して、検察は不起訴としたものを、検察審査会は起訴した。

その起訴理由とは何だったのか?

政治資金規正法違反…収支はピッタリ合っているのに、記載の時期が漏れたという様な案件で、まともな法曹関係者の大半が、これは冤罪であり、無実にしかならない、と言及しているような案件だ。

正に、これを利用して…何であれ起訴されたのは事実として、小沢一郎を、党員資格停止などとして、サンデー毎日が言う所の座敷牢に閉じ込めた。

この事に対して、現執行部構成者たち…管直人、前原、仙谷、岡田などが、取った態度、或いは、それだからだとした…法律厳格 主義を適用し続けるのならば、
管直人と前原は、言うまでもなく、即刻、議員辞職しなければならない。…外国人から政治献金を受けた場合は議員資格を失う…それは今や国民の半分は知っている法律ではないか。 仙谷は、己の息子が関与した政治資金規正法違反で、座敷牢に入っていなければならぬ。

これらの事は出鱈目にして、小沢一郎だけは悪人だとし続ける、呆れた有り様は、国の為に成らないどころか、…こんな事を放置したら、わたし達の国は、その内、致命的な大損失や、大災害を被るぞ、と、芥川は言っているのだ。…これまでの、後手後手だけの対応という悪しき事例だけを残す事にもなる。

大連立をやるなら、小沢一郎こそ無実であり、現執行部こそ有罪なのだ、という真実に則って、大連立をやれ、と言っているのだ。

小沢一郎こそが、現存する最高の政治家だとして、彼の元に集った200人の国会議員たち…民主党410人の内の半数で、その特徴は一致団結する力を持っている事…を、活用せずに、何が、挙国一致内閣か!

そういう出鱈目、見え透いた嘘をつくな。即刻反省せよ。その反省すらも出来ない論説員達は、二度と言論の表舞台に立つな、と言っているのである。

貴方がたが、この20年超、力の有る者を叩き続け、出る杭を打ち続けた結果としての、「失われた20年」、であることに、気づかせる為に、今回の大災害とフクシマは、在ったのだと、知るべし。と言っているのだ。

でなければ、死者たちは浮かばれない、彼らを供養する事は出来ない…しかも、その過半数の人たちは、今も、遺体すら発見されていないだけではなく、福島沖を漂流している遺体は、貴方がたが推進賛成世論を形成して来た結果のフクシマで、放射能まで浴びて放置されているのだから。…と、言っているのである。

だから貴方がたの罪は海よりも深く山の頂きよりも果てない、と言っているのだ。
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心理と経済を語る ダニエル・カーネマン〈著〉…朝日新聞読書欄から。

2011年04月05日 18時20分59秒 | 日記
行動経済学を楽しく奥深く
 
人間の心理は、時に奇妙なよじれを見せる。評者は十万円もらっても売らない本を持っているが、それを盗まれても五万円で買い直すかわからない。売るのと買うので価値評価がちがうのだ。
 
同じものの価値が状況によって変わるー朝三暮四のサルを笑えない! これは従来の経済学では想定外の事態だ。力‐ネマンは、それを実証的に示し、行動経済学という新分野の先鞭をつけた。本書は、そのカーネマンのノーベル経済学賞受賞講演と自伝、そして論文二編を収録し、業績を一望できる日本独自編纂の一冊だ。
 
カーネマン自身の解説で、自分を実験台に各種知見を確認できるし、著者がその知見に到達するまでのエピソードも秀逸。初めて触れる人でも楽しく勉強できるはず。
 
訳はきれいだし、監訳者の解説もポイントを押さえていて有益。欲をいえば、現実への応用について紹介がもっとほしかった。著者や監訳者の嘆く、行動経済学が既存経済学を全否定するという誤解は、具体的な応用が見えにくいせいもあるのだから。
 
たとえば国民に自由意思で健康保険に入ってほしい場合、「みんな保険入ろう!」と言うより「全員保険に登録しとくけど、やめたい人はお好きに」と言ったほうが、同じ保険でも最終的な加入者はずっと増える。

行動経済学の応用は様々だが、何よりこうした政策の提示手法面で大きな示唆を与えるはず。それがわかれば、既存の経済学を否定するより補完するものだと納得しやすいと思う。
 
また巻末の二論文は、人間の幸福という大テーマに挑む。かれの最近の研究結果では、人間は所得が上がっても幸福は頭打ちだが、人生への満足度は上がるとか。幸福でないが人生に満足しているって、どういう状態? 哲学的な問題としても奥深いし、己の人生を見直す契機になるやもしれませんぞ。

評者:山形浩生 評論家
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日本再生政策綱領…「大磯小磯」今朝の日経新聞17面から。

2011年04月05日 18時08分23秒 | 日記
なお先の見えない大震災後の日本の対応を、世界中が固唾をのんで見守っている。原発事故は日本だけの問題ではない。消費マインドも冷え、工業生産も落ち込んで総需要の一時的大幅減は避けられないが、それゆえに。日本の底力が試されている。悲惨な大災害だからこそ、閉塞感に満ちている日本を変える契機として生かす必要がある。
 
子ども手当や高速道路無料化予算を復興財源に振り向けるのは当然だろう。民主党も 「国民の生活が第一」とのマニフェストに沿う修正の名目が立つ。一時所得として貯蓄され波及効果の小さい子ども手当が、復興財源として住宅再建に回れば、乗数効果も大きく総需要拡大に資する。
 
自粛ムードによる需要低迷から、いっそうのデフレに陥る危険もある。今なら日銀は、インフレ招来との批判を恐れず、極めて大胆な金融緩和を実施できるし、そうする責務かおる。現時点で予想をはるかに超える規模の金融緩和を実施すれば、デフレ脱却の糸口がつかめるだろう。これほどの政策機会はまたとない。

関東大震災後はモラトリアムが発令された。資材や部品の調達ができなくなって引き渡しのできない産業や、自粛の影響を受けた企業など、多数の分野での資金調達を、国を挙げて支援しなくてはならない。膨大な復興資金需要は、貸し出し需要不足に困っていた金融機関にとっても新市場である。
 
米国のバンク・オブ・アメリカは、1906年のサンフランシスコ大地震と大火災で全市が壊滅した際、無条件ですべての人に復興資金を貸し出した。それが市民の信頼を集め、1件の事故もなくすべて返済されて、その後の発展の基礎を築いた。
 
今こそ金融機関の出番である。数年後に日本が復興することは明らかで、リスクも少ない。大震災後の円の急騰や株価急落後の反騰は、海外市場が日本の先行きを楽観視し、現在を投資機会と見ていることを示している。日本の金融機関経営者の視野と度量が試されている。
 
世界から称賛される震災後の規律と礼儀正しさ。節電への協力と自粛ムードで東京の夜は暗く出歩く人もまばらだが、世界は日本人の美徳を見ている。大胆な財政支出組み替えと金融政策。政府、日銀、金融機関一体となった復興支援は、日本再生の鍵となるデフレ脱却実現のチャンスである。

日本再生政策綱領(桃李)
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日本への初訪問の準備を急ぐ投資家が…今朝の日経新聞15面から。

2011年04月05日 18時00分21秒 | 日記
日本への初訪問の準備を急ぐ投資家が、カナダのモントリオールにいた。ローン・スタインバーグ・ウェルス・マネジメントのスタインバーグ社長だ。
 
豊富な現金資産に注目して、日本企業への投資を始めたのは1年前。今では自社の割安株ファンドの資産の4分の1を日本株が占めるようになった。
 
「ラフカディオーハーン 小泉八雲」が描いた日本人の深い精神性に引かれる」と言うスタインバーグ氏は、東日本大震災後に日本への投資を増やした。3月中旬にファンドの現金比率をいったん85%まで高めたが、足元は60%程度に縮小。余資の多くは、技術力に定評のある日本の中堅機械メーカーや、電子部品会社に向けられた。
 
大震災後の2週間で約1兆円の日本株を買い越した外国人投資家。その1人である日本びいきのスタインパーク氏も「日本市場の先行きには大きな不確実性が残っている」と語る。だからこそ自分の足で歩き、企業と人が戦後最大の国難を切り抜けられるかどうかを確かめたい、と。
東京電力福島第士原子力発電所の事故は、最悪の事態でも東京に大きな被害をもたらさない。そう見極めた外資系証券会社が先週まで、日本重視の姿勢を競って表明していた。そして今週からは、実際に株式や債券を売買する投資家の日本調査が相次ぐという。

大震災が経済や企業業績に与える影響もさることながら、「市場に異例の不確実性をもたらしてきた東電の原発問題」 (JPモルガン)も投資家の大きな関心事になるだろう。
 
市場に漂う「損害賠償額は数兆円」といった数字をそのまま信じるなら、3兆円弱の純資産を持つ東電の財務基盤は揺らぐ。東電の約60万人の個人株主には、配当や値上がり益を生活費の一部として当て込んでいた人も多い。東電株の下落はそうした投資家に逆資産効果をもたらす。
 
社会的責任投資(SRI)の助言会社インテグレックス(東京・渋谷)は3月15日、福島第1原発の事故に関する情報開示などに問題かあるとして、東電のガバナンスに対する評価点を20%下げた。これを受け、SRI投信が東電株の売却に動いている。
 
投資のお金は速く動かざるをえない。ならば存続可能な東電の姿について、市場発の日本の知恵をもっと出していい。

「一目均衡」  編集委員 小平龍四郎
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芥川の読者の方…今ハーバードで政治・行政を勉学中の方のレポートを読んで下さい。

2011年04月05日 17時34分13秒 | 日記
http://ameblo.jp/koutarou0123/entry-10845635048.html

今日、午後に、彼の文章を読んだ芥川は、涙が出ました。…最後に直面した悪に苦しめられた半年、そして昨夜の事…その様なものと対峙するものとして、…或いは、オノ・ヨーコさんの素晴らしい歌の数々の中から、先日も、御紹介した曲。

♪ あなたが一人で見る夢は、ただの夢だけれど、皆が同じ夢を見れば、それは現実に成る ♪

その様な事を思ったのと、芥川が、後、40年、書き続けることに対するエールを頂いた、そんな気がしたのです。
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最後のページ。…産経新聞、阿比留瑠比 記者、から。

2011年04月05日 17時26分54秒 | 日記
自民、公明両党から実務型閣僚を起用しようが、政権合意に基づく本格的な大連立であろうが同じだ。障害はただ一つ。菅首相の存在なのである。

 「首相はリーダーとして何を国民に発信し、呼びかけていいのか悩んでいる」

 首相周辺はこう漏らした。別の周辺は「首相はぶらさがり取材が好きじゃないんだ」と打ち明ける。

 これらの証言を裏付けるように首相は3月11日の震災発生後、一度も記者団のぶらさがり取材に応じていないが、取材を拒み、執務室に引きこもる首相の真意は見え透いている。

 「ややもすれば取材を受けることによって政権運営が行き詰まるという状況も何となく感じている」

 これは昨年6月、首相が就任記者会見で語ったセリフだ。要は、国民に原発事故への対応や将来の復興ビジョンを自らの言葉で語るという首相の責務を果たさず保身を優先させているだけではないか。

 首相は就任時、原則1日2回が慣行だったぶらさがり取材を明確な理由も説明せず1日1回に減らした。昨年6月の参院選公示日以降も2週間にわたりぶらさがり取材を拒否した。

 「民主主義とは期限を区切った独裁だ」と明言してはばからない人なのだからさもありなん。だが、その帰結として首相には常に「保身」と「隠蔽(いんぺい)」がつきまとう。日本が危機を迎えている今だからこそこんな人に首相は任せられない。(阿比留瑠比)

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110404/plc11040421040017-n3.htmから。
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前章の続き。

2011年04月05日 17時21分00秒 | 日記
今回の視察は、東京電力福島第1原子力発電所の状況がなお予断を許さず、政治空白を生む懸念もある中で強行された。震災発生翌日の3月12日にも福島第1原発に視察に行き、事故対応の遅れにつながったと指摘されているにもかかわらず、「現場主義」を標榜(ひょうぼう)する首相は周囲の制止を振り切ったと聞く。

 そこまでしながら米崎小での滞在時間はわずか20分間。現場の被災者に復旧・復興を約束することもなく、自己満足のパフォーマンスに終始するとはあきれるしかない。

 もっとも首相の不謹慎さは今に始まったことではない。平成16年10月に愛媛、高知両県で台風が甚大な被害をもたらし、直後に新潟県中越地震が発生、10万人以上の避難者を出した。この際、首相は自らのホームページにこう記した。

 「あい続く天災をストップさせるには、昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか」

 まるで政権交代すれば天災は起きないかのような無責任な言葉ではないか。そして当の本人が、被災地の復旧・復興に向け、自民党をはじめとする野党に全面協力を求めているのだから笑えない。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110404/plc11040421040017-n2.htmから。
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アメーバで、読者の方が教えてくれた新聞記事。

2011年04月05日 17時15分24秒 | 日記
アメーバで、読者の方が教えてくれた新聞記事。

「無能な味方は敵より恐ろしい」 危機だからこそ首相退陣
2011.4.4 21:02 (1/3ページ)

 相次ぐ失政と醜聞により、「退陣」と「やぶれかぶれ解散」の二者択一を迫られていたはずの菅直人首相が、東日本大震災を奇貨として続投を決め込んでいる。

民主党の岡田克也幹事長は「危機的状況で首相を代えるなどありえない」ともっともらしい理屈をつけるが、菅首相でなければならない理由はない。

むしろ危機に直面した現状において無能な味方は敵よりもよほど恐ろしい。
 
2日午前、約160人が避難生活を送る岩手県陸前高田市の市立米崎小学校へ視察に訪れた首相は、赤いランドセルを見つけ、被災者にこう話しかけた。

「新しいんですか。ナントカ直人がくれたのかと思いました…」

大震災で多数の児童が死亡・行方不明となった。

新聞やテレビでは、泥だらけのランドセルをなでながら涙を流す遺族の姿を繰り返し報じてきた。その非情な現実を知らなかったのか。首相のくだらない冗談との落差に愕然(がくぜん)とする。

そのくせ、昨年末から全国の児童施設に人気漫画「タイガーマスク」の主人公・伊達直人を名乗ってランドセルなどが贈られたエピソードはチェックしていたとみえる。

自らの名が「直人」であることを意識し、ちゃっかり自己宣伝に利用するところが実に不謹慎だ。そこに被災者に寄り添う姿勢はまったく感じられない。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110404/plc11040421040017-n1.htm

から。
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「キャンプ・センダイ」…22年間の軍隊生活で連携が最もうまくいった事の一つ。

2011年04月05日 16時23分35秒 | 日記
近所のカレー屋さんで、遅めのランチを摂って居た時に読んだ毎日新聞から。

総数300人弱の、米軍が、仙台空港を急ピッチで整備回復し、無数のテントを張って、前線基地として、物資輸送の拠点としている、と。

元々、仙台人である芥川としては、宮城県沖に停泊している艦船を基地にした米軍海兵隊の精鋭たちが、朝早くの、吹きすさぶ寒風の中、気仙沼で孤立している島のために、「サクセン・トモダチ」で頑張ってくれている姿。

三陸の「北風吹き抜く寒い朝」に、上陸艇に、びっしり乗りこんで、「この仕事ができる事に誇りを感じている。今は、寒さと闘うことに必死だが…。」

今回ほど、現代の日本人は、アメリカ人の勇敢さや、自己犠牲の精神を感じた事はなかっただろう。

第二次大戦の時に、欧州の人々が感じた、アメリカの偉大さを、私たちは、今日、感じていると言っても過言ではありますまい。
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政党名を、以下の様に替える事が一番分かりやすのではないか。

2011年04月05日 15時40分48秒 | 日記
俺たちは、大臣になんか成らなくても良い、自分の命を掛けてでも国民を守る、そのことが実現できれば、それで良いんだ党と、

俺たちは国民なんかの事よりも、自分たちが権力を握る事、…大臣に成りたいんだ、…自分の一族の為に己の立身出世を果たすんだ党。


今回の地方選に於いても、芥川は、残念に思っている事があるのだ。
それは、大阪を活性化する=大阪を本来の大阪に戻すために立ちあがった橋下徹が、維新などという言葉を使った事。

「大阪を西日本の首都にするんだ党」、或いは、「20年にわたる凋落を座視し続けて来た大阪市を変えるんだ党」とでも言えばよかったのにな、と。

安易に言葉を使うと、不要・無用のマイナスをもたらす事に気づいて、…明日からでも、連呼してくれないか、と、芥川は思う。

大阪都というのは、そう言う事でしょう。…「大阪を西日本の首都に戻すんだ党」。
日本は、東京と大阪が、車の両輪で大きくなったんだ党」そう言うべきなんだよ。

その方が、ずっと分かりやすいじゃないか。そしたら大勝利だよ。橋本さん。

言葉のことなら、芥川に聞いてよ。

7年前の、僕の文章は読んだでしょう。

或いは、「大阪は、過ぎた20年のままではいかんのだ党

芥川なら無限に出てくるのだ…いつでもメッセージを下さい。

直ぐに、連絡先を書いて返信するから(笑)
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原発賛成党と、原発反対党に分かれた時に、反対党に加わる方には必須の資料の一つです。

2011年04月05日 15時24分44秒 | 日記
芥川の提言通り、原発賛成党と、原発反対党に分かれた時に、反対党に加わる方には…無論、芥川もAbsolutely(絶対的)に加わります…必須の資料の一つです。

http://www.atomin.go.jp/reference/energy/world/index02.html

後は、芥川が、近日中にメルマガに書きあげる、簡潔な論文も必須の資料ですが。
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民主党だとか、自民党だとか、言う呼称には何の意味もないのだと、貴方がたは公言している訳だから

2011年04月05日 14時51分28秒 | 日記
人の不幸を、国土の不幸を出汁にして、今だとばかりに、大連立を為そうと欣喜雀躍している人たちに、言うべき言葉が、出て来た。

民主党だとか、自民党だとか、公明党だとか言う呼称には何の意味もないのだと、貴方がたは公言している訳だから…本性は、大臣病、或いは、政権の側にいたいという事かもしれないが。

ならば、貴方がたは、すべからく解党して、例えば、原発賛成党、と原発反対党に分かれるとした方が、よっぽど、国民にとっても良い、と芥川は断じる。

*因みに、原発反対党に廻った方たちには、…芥川が…皆様方には絶対に言えない視点から…たった一行の視点と言っても良いのだが…完全必勝、圧倒的大勝に導く、簡潔な論文をプレゼントします。…そのためにチェックした事は、次章でお伝えします。


或いは、有事の時に、本物の国民政治家の元、正しい判断を下し、全員一致団結して国民を守る党と、有事の時には、右往左往して、構成員たちが百家争鳴の事を言い、船頭多くして船を陸にあげるだけではなく、代表以下、全員がテレビ映りだけを考えた、言わばイケメンの集まりで、国民を殺し、世界の肝を冷やさせる党。

悪役顔を代表者に担ぐ党と、イケメンを代表者に担ぐ党。

テレビなんぞには、愛想は振りまかず、ひたすら国と世界の情勢分析に、没頭し、100戦100勝を達成し、国富をアメリカと同様に、順調に増大させ続ける党と、暇さえあればテレビに出て、イケメンが、耳触りの良い、センテンスの短い言葉を述べる事に腐心し、未曾有の有事に於いても、「話すべき言葉が見つからないんだよな」などと言う党。

北は北海道から南は沖縄まで適正な施策を為し、メディアも分散させ、国力の全体的底上げ、全国7大地方、或いは州(国)が、それぞれに活性している党と、このまま東京1極集中で良いんだ党。

反論の中にも真実があれば、耳を傾け、取り入れ、施策として実行する党と、反論は一切受け付けない、反論は粉砕、総括する党。etc. 無限に出てきて、きりがないので、ここらで。
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