文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

備忘録、8月28日。

2011年08月28日 16時35分30秒 | 日記

例えば、外交において、向こうが会いたいと言ってくる人間と…これは政治家についての話である。
こちらから出かけて行って、とにかくTV画面で歓待されているかのように見える様に、頼み込む政治屋。

向こうが本当に会いたい、という事は、例えば、今回のバイデン副大統領の訪中のようなものなのである。
お互いの利害が完全に一致して、アメリカは、次期首相間違い無しの人物について、熟知したかった。
一方、習近平は礼の限りを尽くして副大統領を迎え、異例の歓待を為した。

何故か、次であることが、もう決定している、彼の国家主席の着任までの重要な儀式…アメリカ訪問は、同様に、懇切丁寧に、とことん遇された者に対しての返礼として、為される事との引き換えなのである。 


Hさんへ、8月28日。

2011年08月28日 16時26分16秒 | 日記

gooにおける昨日のアクセス数は、以下の数字でした。


8月27日のアクセス数 閲覧数:7,658PV 訪問者数:582IP
順位: 740位 / 1,625,437ブログ中 (前日比 ↓)

前日よりも、残念ながら少しばかりダウンしましたが。

一方昨日のアメーバは 閲覧数:527 訪問者数:349
FC2のトータルアクセス数:395

gooの、ページごとの閲覧数ベスト20は以下の通りです。


1電子部品でもサムスン攻勢…日経新聞8月27日... 122 PV
2トップページ 82 PV
3特集 世界第2の経済大国は見掛け倒し 中... 47 PV
4日立と統合「ない」 三菱重社長が明言…朝... 40 PV
5私の履歴書 小泉 淳作…日経新聞8月27日36... 32 PV
6ある人間の駄目な所。 32 PV
7「世界同時不況」の予感 それでも日本は勝... 32 PV
8中国 建設ラッシュは見かけ倒し…Newsweek8... 31 PV
9「エリート」を考える…朝日新聞8月27日14面... 30 PV
103年後、利益の6割が海外 ユニ・チャーム... 29 PV
11中国 生活水準向上 肉食シフトで価格高騰... 29 PV
12商社、「非資源」の利益拡大 伊藤忠・丸紅... 28 PV
13Hさんへ、8月27日。 28 PV
14アメリカ経済を救う処方箋②…Newsweek8月24... 28 PV
15アメリカ経済を救う処方箋…Newsweek8月24日... 28 PV
168月27日、備忘録。 27 PV
178月27日の備忘録。② 25 PV
18続くウォン安、日本なぜ為替介入しない?…... 19 PV
19電気自動車 GM、LGと共同開発…日経新... 18 PV
20国内最大メガソーラー 三井化学・東芝・三... 15 PV


昨日の結果も、私の本望、本懐でした。


「新・堕落論 我欲と天罰」石原慎太郎著…朝日新聞8月28日13面より

2011年08月28日 13時08分20秒 | 日記
感傷的な現実主義者の姿  評・速水健朗(フリーライター)

石原慎太郎には二つの面がある。端的には小説家と政治家である。そして“フランス語は数が数えられない”に代表される暴言に見られるパフォーマティブな面と、東京都の財政再建、ディーゼル車規制などを実現してきたリアリストの面の二つがある。本書からもこれと同様、二つの面が見えてくる。

石原が原発事故以後、ことさらに訴える核兵器保有の主張。これを綴るのは、実はリアリスト石原である。戦争を主張しているわけではない。現代において「核兵器を使っての攻撃」は非現実的だ。だが核保有国が優位な「世界のメカニズム」が存在する。石原は核のテクノロジー面の変化や最新の世界情勢を交えて核保有論を記している。

日本人には、核へのアレルギーがある。原発もそうだ。しかし、「センチメント」 (感情)に流されたり、ヒステリックに反応せず「頭を冷やして考えたら」いい、それができないのは 「自我を持たぬ人間」であると批判する。確かにそうだろう。

だが一方で「若い世代の弱劣化」に対し教育勅語を復活させろという議論はどうか。こちらの主張は“昔は良かった”式の「センチメント」に読めてしまう。もっと根拠が欲しい。

本書で石原は「センチメント」に引きずられ、「自我」を放棄した現代日本人を「堕落」として論じるが、今年4月の都知事選の圧倒的勝利からもわかるように、彼を支持するのもまた現代日本人なのだ。ポピュリスムを批判して、ポピュリスムからの支持を受ける。それが石原慎太郎の現在であり、本書のヒットの構図でもある。

二面性こそが石原であり、全否定はできないが、今求められているのは、「センチメント」ではなく「リアリスト」の部分。それは本書の意図とも合致しているはずである。
 
     

「米国製エリートは本当にすごいのか?」佐々木 紀彦著…朝日新聞8月28日15面より

2011年08月28日 12時45分14秒 | 日記
ささき・のりひこ 79年生まれ。「週刊東洋経済」記者。休職して留学後、09年復職。

優秀な人育て上げるシステム   評・植田 和男 東京大学教授・経済学

文中黒字化は芥川。

本当のエリートがどこにいるのか分からなくなってしまった最近の日本では、飛びつきたくなるようなタイトルの本である。

本書はスタンフォード大学への留学経験に基づいて、著者が幅広い観点からエリートの国際比較を試みたものである。やはり米国のエリートは優秀だが、米国人の能力が格段に優れているからではなく、米国にある程度以上の能力を持った人を立派な知的エリートに育て上げるシステムがあるからだという。

そのポイントは大学における教育にあり、大量のインプットを学生に与え、プレゼンの仕方も含めて徹底的に鍛え上げる。評者の経験でも米国の大学、大学院の授業は日本に比べて格段に体系的で、そこを通過することによって学生はその分野の専門家になることができる。学生も必死に勉強する。

エリートの重要性は痛いほど認識されていて、優秀な学生には先生がお世辞を言ってまで自信をつけ一人前に育てようとする。ただ、こうしたシステムの成功の結果、世界中から米国に優秀な人が集まっていることも否定できないだろう。

分析はエリートの「必修科目にも及び、それは経済学、歴史、国際政治だという。同感である。労働市場のあり方の日米比較分析も紹介され、一つの仕事を離れても容易に別の仕事を見つけられる環境があるからこそ、米国人はベンチャーに行くようなリスクを取れるという。

国際比較は日米だけでなく、中国や韓国も含み、金が先か権力が先かという点の米中比較、韓国留学生の活躍の裏にある国内機会の狭さの指摘など興味深い。


読者は必ずしも著者の主張のすべてに賛成するわけではないだろう。しかし、もはや国民の平均のレベルの高さという長所だけでは国際競争に勝ち残れなくなりつつある日本にとって、本書を材料にしてエリートについて様々な思いを巡らしてみることは有益だろう。


私の履歴書 「雲竜図」完成 小泉淳作……日経新聞8月28日32面より

2011年08月28日 11時47分06秒 | 日記
1年7ヶ月、精魂込める 感慨つかの間、建仁寺の注文

10メートル×12メートルの天井に墨絵の龍を描くーー。とんでもない大仕事である。おまけに私には往年の体力はない。建長寺から注文をいただいたのは1998年の秋で、74歳の誕生日の直前だった。

まず構図を熟慮した。小さな下図を何十枚も描いては捨てて、雲の中に、玉を抱き、火焔を吐いてうねる龍の図に決めた。名付けて『雲龍図』。龍は直径8・3メートルの真円の中に描くことにした。

麻紙48枚をパネルに貼って、鉛筆描きの下図に沿って墨を入れていく。中国・明時代の名墨を使った。火焔は朱墨で描いた。梅原龍三郎先生の遺墨で、お孫さんのるり子さんから人づてにいただいた、中国の古墨である。

墨絵は塗り直しがきかない。墨の濃淡だけで絵の意図を表現するのである。神経を使い、根気も要る。120畳もある大庫裏の大広間をパネルが埋めた。作業は原則週2回にした。体がもたないのである。

建長寺のみなさんの心遣いは並々ならぬものがあった。夜、自宅に戻るときに暗い境内のあちこちに明かりが灯っている。私のためなのだと気付いたのは、しばらくたってからだ。

次第に完成に近づいても気が抜けない。脚立の上から眺め、パネルの上に渡した特製の渡り板の上を歩き回って、塗りむらなどをチェックした。完成したのは2000年4月。1年7ヵ月に及ぶ長い長い仕事だった。まさに疲労困憊。だが、やり遂げた感慨がわいてきた。

まず東京都武蔵野市の横河電機玄関ホールで公開、続いて建長寺の方丈「龍王殿」でお披露目された。法堂は改修中で、雲龍図が奉納されるのは建長寺創建750年を翌年に控えた02年のことになる。

精魂込めた仕事を終えて、「やれやれ、これでひと休み」とのんきに構えていたら、次の注文が舞い込んだ。やはり龍の天井画だった。方丈で雲龍図をご覧になった京都五山のひとつ、建仁寺の小堀泰巌管長が「うちの法堂にも龍をお願いしたい」とおっしゃるのである。

建仁寺は1202年(建仁2年)に建立された禅寺だが、禅寺の古刹につきものの龍の絵がない。小堀管長に「暴れ出すような龍を描いてください」と頼まれた。

再び横河電機にスポンサーになっていただき、作業がスタートした。絵のサイズは建長寺よりさらに大きく、縦11・4メートル、横15・7メートル。108畳の大きさだ。1匹の龍では間に合わない巨大さである。

「暴れ出すような」という注文もあって、2匹描くことにした。問題は描く場所だった。建仁寺にば作業のできるスペースがないという。困っている私に手を差し伸べてくださったのが、北海道帯広市に本社を置く六花亭製菓の小田豊社長だった。

小田社長は縁あって私の画業を応援してくださっている方で、芸術全般、とりわけ美術と陶芸の愛好者である。帯広市郊外の中札
内村で「中札内美術村」と名付けた文化施設を運営しておられる。

中札内村に廃校になった小学校があり、その体育館を使ったらどうかとの提案をいただき、中札内村の協力もあって実現した。 (日本画家)

円 スイスフラン 「安全通貨」の苦悩…日経新聞8月28日9面より

2011年08月28日 11時32分33秒 | 日記
ドルから逃避 マネーは黒字国に 
上昇基調 定着 投機筋が狙い撃ち


…前文略。

なぜ、円とスイスフランが安全通貨として買われるのか。2通貨の共通点を探ると、その理由が浮かび上がってくる。

まずは対外純資産の大きさ。日本の10年末の対外純資産は国内総生産(GDP)の52%にあたる251兆円で世界最大。スイスも136%の64兆円と大きい。ともに経常黒字国でもあり、通貨の価値が安定している。

国際市場で流動性が高いことも共通点だ。国際決済銀行(BIS)によると、為替取引のシェアは円か19%、スイスフランが6・4%で、ともに世界の主要通貨の地位を占める。通貨の流通量が潤沢であるため、投資家は安心して円とフランに資金を集められる。

「投機筋に狙い撃ちにされている」(国際金融筋)面もある。為替相場が一方向に動き続けるほど、投資家は楽に値ざやを稼げる。政策対応が後手に回り、上昇基調が定着してしまった円やスイスフランは格好の投機の的になっている。

ただ、最近ではスイスフランの上昇率が円を大幅に上回る。背景にあるのは財政状況だ。スイスでは公的債務のGDP比率が約40%と財政は健全。

これに対して日本では債務が増え続けており、中長期的に円の価値は不安定になるとの指摘もある。地理的にユー口圏に囲まれたスイスのフランはユーロの売りの受け皿とされており、ユーロ安が進む局面では円より買われやすい。

通貨上昇は輸入物価の低下につながるが、製造業や観光業には打撃をもたらす。

自由主義経済が徹底しているスイスだが、政府は通貨高に苦しんでいる中小企業を支援するため、20億スイスフラン(約1940億円)の財政支出を決めた。日本でも産業空洞化の懸念が高まっており、通貨高の弊害が目立っている。

野菜工場に 大気社が参入…日経新聞8月28日7面より

2011年08月28日 11時16分29秒 | 日記
空調設備大手の大気社は人工光で野菜を育てる植物工場の建設に参入する。

照度を従来型設備の2・5倍に高め、室温管理も徹底して結球型レタスを量産する技術を確立した。露地栽培と比べ生産期間を約2割短縮できる。食材を安定調達したい小売業や外食産業などからの建設受注を目指し、2016年3月期に50億円の売上高を見込む。

新技術は機械設計会社の森久エンジニアリング(神戸市)と共同開発した。従来の植物工場は非結球型のサニーレタスは量産可能だったが、結球型のレタスは高い照度と厳密な温度調整が必要で、量産が難しかった。

新技術は蛍光灯を自動車のヘッドライトと同じ構造の反射板で覆い、光の漏れを防いで照度を高めた。野菜を育てる棚ごとに小型の空調設備を配し室温も厳密に管理する。照明の数は減らせるため、電気料金を従来型より75%抑制できる。

東洋紡 カネカ 植物由来素材を拡大…日経新聞8月28日7面より

2011年08月28日 10時46分30秒 | 日記
東洋紡 LED反射板向け
カネカ 分解する農業資材


素材各社で石油の代わりに植物から抽出した原料を使った素材を開発・生産する取り組みが広がっている。東洋紡が電子部品素材、カネカは生分解性樹脂を増産。日本触媒はバイオ燃料の副産物で紙おむつ向け樹脂を作る本格的な実証実験を来年にも始める。消費者の環境意識の高まりや原油高を背景に新市場の開拓を急ぐ。

東洋紡はトウゴマから抽出した「ひまし油」が主原料で、発光ダイオード(LED)の反射板に使うポリアミド樹脂を増産する。融点がセ氏315度と耐熱性が高く、高熱を発するLEDの部材にしても品質が劣化しにくいため、今後需要拡大が見込める。

現在は福井県敦賀市の敦賀事業所で生産しているが、同事業所などに数十億円を投じ、2013年春にも年産能力を最大で現在の6倍の6000トンまで増やす計画。16年度に100億円の売上局を見込む。

カネカは微生物の分解能力を活用して植物油から作る樹脂の本格生産に高砂工業所(兵庫県高砂市)で乗り出した。こうした生分解性樹脂は強度や耐熱性で原油由来の樹脂に劣ることが多かったが、カネカは性能を原油由来のポリエチレンなどと同等に高めることに成功した。

農業用フィルムなどに使われ、生産量を早期に現在の10倍の1万トンとし欧州企業などに拡販。売上高を100億円以上に増やす。
日本触媒は世界で3割弱のシェアを持つ紙おむつ向け高吸水性樹脂(SAP)を植物由来の原料で作る。バイオディーゼル燃料を生産する際に生じるグリセリンからSAPに必要なアクリル酸まで作り出す試験プラントを姫路製造所(兵庫県姫路市)に12年にも新設する計画だ。

独自の触媒技術でグリセリンを活用する技術を開発し、原油由来原料とほぼ同じコストで製造することにメドをつけたという。
東レは6月、社内に「繊維グリーンイノベーション室」を設置した。石油などで作っていた繊維を植物由来原料に切り替えるための研究開発を急いでいる。

植物由来原料を使った繊維の売上高を20年度までの10年間で4倍程度に増やす計画だ。植物由来の素材は生産コストの高さが普及の足かせになっていたが、原油高に伴って石油原料と調達価格の差が縮小している。

調査会社の富士経済(東京・中央)によると、植物由来原料で作る樹脂製品の世界市場は10年に1000億円を超え、11年、12年も10%超の伸びを維持すると予測する。

幼稚というべきか、精神年齢12歳のpeasantというべきなのか。

2011年08月28日 09時21分37秒 | 日記
日本のマスメディアが、反民主主義的な者に与した、その結果として、史上最低と言っても過言ではない内閣を作った。

実質的には、国民の90%以上が、即刻代わって欲しいと、代わるべきだと願っていた訳である。

2年半前に始まった、民主主義にあるまじき事に与し加担したマスメディアが、66年前と同じように、何の反省も為す事なく、民主党の代表選に於いて、反民主主義的な迫害を受けた小沢一郎氏の支持を受けた、海江田に対して、何の意図があっての事なのか、執拗に小沢一郎氏の「政治とカネ」を質問していたらしい。

何という、一体どのように表現したらいいマスメディアなのだろうか。
幼稚というべきか、精神年齢12歳のpeasantというべきなのか。

いずれにしても、すべては、このマスメディアの罪というか、彼等が作ってきたもの。