加藤さんに堺さんと年の差結婚が話題ではありますが、年の差もいいもんだよねえ、なんて思わせてくれるのがいわゆる夏フェス。
今年はサマーソニックにジョン・ライドン(P.i.L)が。フジロックにはフェイセズとYMOも参加。
トッド・ラフングレン、バディ・ガイといった名前もフェスならではの味わい。もちろん20歳前後の若手バンドもオンステージ。約60年を経て豊潤になったロックのヒストリーを濃縮するかのよう。ロックがあれば年の差なんて。
その幅が広がったシーンの中にあってド真ん中に君臨するバンドのひとつが、今年はサマソニのヘッドライナー(トリ)を飾ったレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。83年の結成ですから、間もなく30周年、立派なおっさんバンドですが、ロックのヒストリーを現役真っ直中で疾走中。
ニュー・アルバム「アイム・ウィズ・ユー」を聴いてみても、ロックの過去と現在をミックスしたような縦横無尽かつ先鋭なサウンド展開。メンバーの個性が聴こえてくる、そのパワー&テクニックはマジヤバイっす。……と若者風に書いて称えたりして。やっぱり年の差感じるか(笑)。