文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

先程のニュースで、愛知6区の補選で、川村昌代さんは落選だったが…。

2011年04月24日 21時21分01秒 | 日記

先程のニュースで、愛知6区の補選で、川村昌代さんは落選だったが、締め切り前の時点で投票率が29%だった時に、私は、ありゃー、と思っていた。
言うまでもなく、得票率が低い時には、支持基盤が決まっている政党、及び候補者が強いのは選挙の常識。
川村さんの様に、無党派層が生命線となる候補者には致命傷。
残念な結果ですが、川村さんには必ず次回が待っていますから大丈夫ですよ。
さて、先週、ウメサオタダオ展を再訪した時、素晴らしく広い万博公園の「チューリップの庭」が見事に咲き誇っていた。
これから後の文章は、少し熱いものとなりましたので、メルマガ22:50分発行の号外としました。
どうぞ、ご購読下さい。
読む価値はあります。


最後の審判を生き延びて 劉暁波著 4/24日経新聞読書欄から。

2011年04月24日 21時09分57秒 | 日記

私が、朝日と日経を購読している事は既述の通りですが、これは、両紙、今日の読書欄の白眉だと思う。
評者:飯野勝彦(論説委員)
文中黒字化は私。
ノーベル平和賞中国人の詩文集
昨年ノーベル平和賞を受賞した、中国の反体制派知識人の詩文集。
中心となる近年の時事評論は、中国共産党の一党独裁体制が生み出す様々な病理現象を鋭くえぐり出し、読み応えがある。
例えば2004年に香港誌に発表した文章は、1989年の天安門事件後に人格を形成した若い世代について「生活にかかわる一種の実用主義と機会主義の態度」に染まっている、と分析する。
人生の目標は官僚や金持ちになること、消費を楽しむことで、理想や信念には大して関心がない、と。

こうした若者たちの生き方は中国共産党の「やり方」と似ている、との指摘は痛烈だ。機会主義的な「利益第一主義」と「目的のためには手段を選ばない」やり方が共通しているという。
攻撃的な色彩を強め世界の不安の的となっている中国のナショナリズムも、若者たちと共産党の機会主義的な姿勢の表れ、とみる。
幾度も投獄されながら、あくまで中国大陸にとどまって社会の変化を見てきた著者ならではの見方で、うなずける。

08年の「漢人に自由なければ、チベット人に自治なし」という短文は、チベット問題を中国全体の民主化と関連づけ、示唆に富む。
末尾の一文は秀逸。
「ひっくり返しても同じである。チベット人に自治なければ、漢人に自由なし」 

真摯な人柄と深い思考を伝えるのが、天安門事件の直前にニューヨークで書いた文章
「私の中国への批判は、西洋文化の絶対的理想化を前提としている」と、自らの立場の弱点をあえて暴露する。
そのうえで「西洋文明は、現段階において中国を改造するのに有用なだけで、未来において人類を救済できない」と指摘する。

非暴力による民主化や人権の確立を訴える著者だが、その筆は時に激しい調子を帯びる。
そんな特徴が強く出ているのは、著名な作家の巴金が亡くなった時の文章だ。
「御用文人」十「政治的飾り物」。
死者にむち打つ苛烈な評価だが、著者の覚悟をよく示している。
巻末の訳者解説は子安宣邦・大阪大学名誉教授の批判を浴びている。
確かに首をひねってしまう部分があり、わかりにくい文もある。
解説を読むときは注意を。


国民7割が呆れている「菅総理」無様な危機管理…4/28号週刊新潮から。

2011年04月24日 19時01分53秒 | 日記

黒字化は私。
「あなたとは違う」。
4月12日の記者会見で「総理の存在自体が国民にとって不安材料になっている」と追及された菅直人総理は、質問した記者とは認識が異なるとして冒頭の台詞を吐き、原発事故を含めた震災対応を誇ってみせた。
だが、カン違いしているのは……。
同じ会見の場で菅総理はこうも言い、原発事故対応に胸を張ってみせている。
 「原子力事故に対して、しっかりとした体制を組んで、全力で取り組んでいる」
しかし哀しいかな、世の中、頑張っているからといって評価されるとは限らない。
大事なのは結果である。
〈福島第一原発事故への対応に限ると(中略)「評価しない」67%〉(4月18日付朝日新聞朝刊)
〈政府の原発対応「評価せず」68%〉(同日付毎日新聞朝刊)

直近の大手紙の世論調査によれば、菅総理の自画自賛とは裏腹に、国民の約7割が彼の無様な危機管理に呆れているのだ。
実際、「危機管理では、『自分は何ができるか、何を知っているか』よりも、『誰が何を知っているか、何をできるか』や『どんな装備資機材、技術がどこにあるか』を知っている方がはるかに大事です。
次々と原子力学者たちを参与にして、レポートを読み、講義を聞いているようでは、危機管理などできません」と酷評するのは、危機管理の専門家である初代内閣安全保障室長の佐々淳行氏だ。

現に「原発への放水も後手に回った。警視庁の高圧放水車で失敗し、消防車もダメ、自衛隊のヘリによる海水投下も、ホバリングできず海水が風に流されてしまった。
結果、東京消防庁のバイパーレスキュー隊が出動する事態となりました。
これは民主党内閣が官僚を過度に排除してきたために、どの組織にどんな装備があるかといった情報を把握できていなかったことの弊害。
菅総理の原発事故対応は、ことほど左様に失敗の連続です

また原子核工学のプロは、「官邸、原子力安全・保安院、来電の3者が別々に会見を行っているがゆえに、原発に関して国民はどの情報を信じればいいのか分からなくなってしまった。
危機管理体制がお粗末極まりない」(東京工業大学助教の滓田哲生氏)

さらに海洋学のエキスパートは「止むに止まれぬ事情があったにせよ、放射性物質を含んだ汚染水が海に放出されてしまいました。汚染された海水を元に戻すことはできません。それなのに、地元の漁師の方などに説明なく放出した政府は、〝闇討ち″と言われても仕方ないでしょう」(愛媛大学沿岸環境科学研究センター教授の田辺信介氏)
このように、方々から聞こえてくるのは、批判の声ばかりなのだった。
しかし、肝腎の菅総理本人は、「原発への放水、遺体捜索、物資輸送と、獅子奮迅の活躍をする自衛隊のことを、彼らは〝ドラえもんだ″と言っています。
自らの無策を棚に上げ、常に助けてくれるドラえもんのような存在だと無邪気に喜んでいるわけです」(民主党幹部)
何とも能天気な認識の菅総理には、最早こう言うしかあるまい。
「あなたこそ違うんですー。」


後は、政治を自分達の人生の職業とした政治家たちが、瞬時に黙って行動するだけ。

2011年04月24日 12時33分39秒 | 日記

今日の統一地方選も、民主党が惨敗するのは当然だろうが、私は、大惨敗の結果を現政権に、該当選挙区の人たちが叩きつけてくれる事を願う。
特に、愛知の衆議院補選に於いては、川村昌代さんが、圧勝することを確信している。
後は、政治を自分達の人生の職業とした政治家たちが、行動するだけ。
最初から正当性など何もなかった様な者が我らが偉大な国の最高責任者である等と言う不自然を、これ以上続けるのなら、貴方がたには、政治家としての資格も値打ちもないと言うだけの事だ。
スポーツでも何でも一流は表には見えない所で努力している者、そして或る日、一気に、その姿を現すのである。
我が国にの政治家に、「自分は一流である」との自覚と自負を持っている者が居るのなら、今が、その時である事が分からなければ話にもならんだろう。
真の一流が常にそうであるように、或る日、突然、その姿を現す。
…事は、黙って一気に為すもの。
これまでの20年を作り続けて来たマスコミなぞの事を考えている必要はないのである。
事は、言うまでもない様な事ごとだった。福島をフクシマにしてしまった有り様は、特に、許されぬ事!
一瞬にして姿を現した後に、これらの責任者たちを、戦犯として、国会で、真実を明らかにして、徹底的に追及しなければならない。
一人の愚か者とその追従者達のために、何故、我らが、こんなに愛している国が、山が、川が、畑が、田んぼが、海が、めちゃめちゃにされなければならぬ。
いわんや、あれほど「美し国」だった福島、定年後の移住希望地としてダントツの一位だった福島のことを思えば、なおのこと!