関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

フリー画像、無料素材の配布サービス業者って、国内だけでも多種多彩だった話でアハ体験ww

2018年08月15日 | 日記

先だって、【煩悩💗探検隊】でエディケアのモデル探しをした。おかげさまで、地味ながら一定の反響を頂いている。

で。 その「捜索」中に商用素材画像の配布サービスが話題に上ったのだが、日本(のネット界)には今や商用素材すなわち有料配布サービスならずとも、無料配布サービスも結構な数、存在する。

群を抜いて知名度が高いのは『ぱくたそ』だろうが、きょうは(もう少し)マイナーな配布業者さんをネタにしたい。

その業者、屋号名を『GAHAG | 著作権フリー写真・イラスト素材集』、と言う。
GAHAG ……「がはぐ」?? イミフな屋号だなあと思うかもしれない。 綴りの意味(読み?)は「GアハG」で、画像素材を言わば「具」としたときに、「具を探す合間にアハ体験ができる」という意味を込め「具アハ具」、すなわち『GAHAG』と名付けたようだ。

ご存じのかたも多かろうが、そもそも「アハ体験」とはカンペキ和製英語(つか、英語の和製用法)で、例の「脳トレ映像クイズ」のことだ、と思ってるのは日本人だけである。 英語の「Aha! Experience」はもっと難い(むずい、と読むな。かたい、が正解)心理学用語で、あんな脳トレ遊びとは関係ない。 (日本のどこの)誰が言い出したか知らないが、「脳トレ」=「気づくと頭がスッキリするクイズ」=「ガイジンなら、きっと"Aha!"ってなる」=「アハ体験」と連想を膨らませたのだろうか。 今頃は「まんまと流行った」とでも悦に興じてるか。 自分に言わせりゃ「ただの暇人めっ、テメみうらじゅんか」てえ話だが。

ま、予断ついでだが、日本で言うところの「アハ体験」という遊び自体が、日本以外では超!マイナーである。 たとえば北米なら、昔っからおなじみの「画像2枚を並べた(通例は3ヵ所くらいの)間違い探し」が俄然、メジャーな脳トレ種目。 嘘だと思ったら、ようつべで「Spot The Difference challenge」とでも検索してみるがいい。 いまだに山ほどの(やらせる側、やった側の双方から)投稿が続いてるだろが。

何なんだろね。 やっぱ言葉の壁(が築き上げた社会の壁)か。 こんだけネット大全盛で意識がグローバル化してるとか礼賛しても、どーしてどーして日本でしか通じないガラパゴスな現象は、平成が終わろうて今も次々生まれるんだかんねー。

感慨に耽ってる場合と違うな。 脱線はこのへんで

さて、それじゃ『GAHAG』じゃ画像を陳列がてら、どんな感じで脳トレゲームも楽しめるのか。 ひとつの無料画像ページを例に取るとな感じだ。


スタートボタンをクリックすると、(この画像の場合)下に上げた2枚の【上の画像】から【下の画像に】へゆるゆる~っと変化するのだ。 どの部分が変わったか?お分かりだろうか。
 

 ↓  ↓  ↓

そう。 正解は「トップスの丈が長くなった(下に伸びた)」、である。

配布されるのは(あくまで)変化前の画像。 下のようなダウンロードボタンが毎ページの下方にあり、クリックすると高解像度&大容量の画像ファイルへとリンク。 無料で落とせる……という案配だ。
 

まァ仕掛けは楽しい。 しかし、冷静に考えると「不安になってくる」人も💧いるかもしれない。

つまり、画像を無料掲載&配布するだけでも「たいしたボランティア仕事」で元が採れそうにないのに、こんな「アハ体験ゲーム」まで(扱う画像の全部に)一枚一枚、問題を考えて加工して……とか(!?)やってたら、一体全体どうやって運営が成り立つのだろう…?? などと考えると。

とてもじゃないが大赤字。 元なんか採れっこない。 これは(もしかして)フリー素材、無料ダウンロードなんて体裁を騙(かた)りつつ、実は実は、超悪質な「引っかけ商法」ということはないのだろうか???

結論から言うと、回りくどい言い方になるが「悪質な引っかけは無い」…である。

どういうことか。 同様の(悪質ではないため繁盛し続けている)無料サービス系サイトがよくやる、例の『クリック報酬型広告』で地味ィに稼ぎ、帳尻を合わせているようなのだ。 たとえば以下のようにひとつの画像ページから関連画像ページに誘導するフッター・メニュー。


よく見りゃ間違えることはないが、キレイに8つ整列したリンク画像のうち、3個は(フリー素材のサムネイルではなく)外部にリンクした広告だ。急いでたり、スマホみたく画角の小さいディスプレイで見てる人は(つい間違えて)クリックしてしまいやすい。『GAHAG』の運営主は、この「クリック間違いによるアフェリ収入」を見込めるようあえて紛らわしいメニューボタンを配置し、クリック数を拾い集めているのだ。

まあ「引っかけ」と言えば「引っかけ」。 だが、詐欺商法に含めるほどの悪質さは無い。 意図せぬサイトに飛んだからといって、課金詐欺にかかるワケではない。 利用者は【もどるボタン】を1回余分にクリックするだけの"実害"しか受けない。 何より、こうした『関連コンテンツ・トラップ』はIT大手Yahooさんですら(ずっと以前から)大っぴらに展開※ しているのだから。
トップページ「▼あなたへのおすすめ」を筆頭にトラップ多数。

以上……『GAHAG』の大まかな内容、用法と面白さ、安全性などについて(ざっと)俯瞰してみた。 いかがだったろうか。 次回またフリー素材ネタを取り上げるとしたら、今度は海外サイトにでも挑戦してみるかな。 それでは
=了=

 
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