1週間ほど前にヨーロッパで話題となり、数日前には日本でも少々バズってた「スペインの"尻まくり"おじさん」。
Google当局の対応は機敏で、ネットで話(と画像)が広まるや、ただちにストリートビューに写し出された「当該人物」の全身にボカシ加工を施した。
現地のTVでもオモシロおかしく"追跡企画"でご本人に突撃取材
※モザイクはブログ主が施したもの。オンエアは無修正だった
※モザイクはブログ主が施したもの。オンエアは無修正だった
さっそく、話題の「ストリートビュー」探訪に出かけた。日本に紹介された外電では、撮られた場所が「スペイン北部の『ア・コルーニャ』という観光地」などと記載されてたため、場所の特定に手こずった。実際には『ア・コルーニャ』なんかでなく、それより30キロも東の『アス・ポンテス・デ・ガルシーア・ロドリゲス』という長ったらしい名前の街の郊外だったからだ。
ようやく見つけてみると、ボカシ具合もキョー烈で💧 限りなく「存在を消した」に等しい状況。
古来ふんどし文化の在る日本じゃ、この程度の「おとこの尻」などNHKの大相撲中継とかで「日常的に見慣れてる」ワケだが、欧米でスタンダードな倫理観では「(ネットでタレ流しておく画像としては)許しがたい存在」だったようだ。
そも、Googleの画像検索だって(通常こそポルノ画像は検索されてこないが)、ひとたび「porn」とか「xxx」とかを付け足して複合検索するだけでおおっぴらに💧ドっとあふれ出てくる「妙ちくりんな」ザル規制しか敷いてない。
そーゆう現況と併せ見ると、この程度の他愛ない酔狂に「抹消ボカシ」で即応したGoogleさんの"倫理観"たるモノも、全体の整合性と言うか、十分な説得力には欠けるなア……と思うのである。
=了=
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