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北米(や現代日本のキャンプ用品界)で言う『スキレット』と言えば鋳鉄製のフライパン、それも底浅かつ厚底の、ずっしり重いソテーパンのことだ。
この、見るからに野趣あふれ重厚な”鉄スキ”ってやつほど、世の男性の「焼きたい、煮込みたい、料理したいっ🔥」の生理的願望をかき立てる調理具はない。もちろん、小生も「そのひとり」であり40年間🍲自炊一筋で食ってきながら、あえて購入せずに「いつかは鉄スキ」の熱望だけを温めてるんである。
言っても、さほど高価なもんじゃない。Amazonで数千円で買える。還暦も越えた自分が買えないでいるのは、単に極貧ニートに堕ちた経済状況ゆえ💧…だけなんだが(泣) フツーのフライパンがあるのに、追加でさらにこれを所有するだなんて「ひどくゼータクな ご身分」に思えちまってイヤなんだな。貧乏人の哀しさか、自分に対しても清貧キャラで縛りたがる。
ちなみに、アメリカで(圧倒的な)人気アイテムなのは……鋳鉄製調理器メーカーの老舗(しにせ)"国産"ブランド《ロッジ》による、26cm径スキレット
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その数千円相当の鋳鉄パンを、買うんぢゃなく自作しよう❕❔ と思い立ったのがスウェーデンの田舎在住。鉄加工系のDIYネタを配信し続けている中年ユーチューバー、トールビョルン・オーマン氏だ。
まずは件(くだん)のスキレットを辛抱強く、手槌で「打ち出して」く全工程
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常人には真似できない「忍耐」。これぞ鍛錬の手工芸ホビーだね。いくら趣味でも、こんな鍛錬を強いられるんなら(最初から)数千円出してAmazonで買う💧って人、多いんじゃないだろかw
ま、趣味とは「そーゆうもん」だわな(結論)
DIY界の匠たちが発信する動画を観ていつも思うのは、たいていの手造り名人たちは「作品を作るだけじゃない」。そもそもが、効率よく手造りするのに適した「オリジナルの工具を自作する」とこまで遡って始めてること。そこに求道者の域が拡(ひろ)がる。情熱が結実してってる気がするんだな。小中生の頃まで工作が好きで無心にモノを切り貼りしてた自分としちゃあ、こういう中年シニアに成人してるオトナが羨ましくってねえ💚
この動画のオーマンさんにしても、製作小屋に鉄を くべる囲炉裏(いろり)が据えてあるだけが特別なんじゃない。何気に(動画の左側に)映ってる打ち出しハンマー🔨の本数にオドロかされたよ。まさに❕ 氏の鉄工に賭けた年季、経験の年季の蓄積を「そこに見た」気がするんだよな。
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=了=
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