いくつか台風が過ぎゆき、すっかり秋風を嗅ぐ季節になった。
そろそろ、アイスコーヒーや冷やし緑茶麦茶のPETともお別れ。落ち着いた「通年銘柄」のドリンクに嗜好が向き変わってく。
本日はそんななか、サントリーの弱炭酸ジュース『オランジーナ』について。知ってる方は「ナンで今ごろ」的なネタだが数か月前、パッケージと中身が変更された。
具体的に、どこが❔を(まだ旧ボトルの記憶が残るうちに)まとめ直しておこうと思う。
まずはキャップ。基本カラーが「ド青=真夏イメージ」から「スカイブルー=通年イメージ」に。
もともと『オランジーナ』は渋み(果実を剥いた薄皮の部分)も余さず絞り、弱炭酸で仕上げた「おとなの果汁ドリンク」。クソ暑い盛夏だけをメインにゴクゴク、量を飲んでもらう目論見の清涼飲料とは違う。このカラー変更は正しいと思う。
次に、側面のバーコード。円い「変形デザイン」だったのを改めて、通常バーコード刷りとした。それに合わせ、食品情報も底にグルっと印字してたのを、一般の缶飲料などと同じくバーコード周辺に移した。
いや当たり前だろう。
ナンで(これまでは)円形のコード刷りにしたのか真意がワカらん💧 会計時、ムダにハンディを当てにくくするだけの非機能性。
そして内容物(つまり果汁ドリンク自体)は、ズバリ低糖に代った。より果実本来の甘さ、それを引き立てる「おとなの渋み」が堪能できる。
その一方で今回、変わらなかったのは容量(← 大事だね💗)とヌードボトルのデザインだ。
これまで通り、4種のエンボス加工を施されたヌードボトルが継続して使用され、(デザインが)変えられたのはプラスチック・ラベルとキャップだけだ。
でも本来、プロダクト意匠やロゴをボトルに「彫る」のは「ラベルレスボトル」を志向してのコト。上からラベルを巻いちまっちゃ、せっかくのエンボス加工も魅力の目減りは避けられない。そこんとこは引き続き、今後の大きな課題だろう。
=了=
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