すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

9月1日は父の誕生日

2011-09-01 21:07:32 | ひとりごと
 死んだ人の歳を数えるものではないというが、やはり誕生日は命日と同じくらい気になる。今日は父の誕生日だった。もっとも、死んだピンク(父の姉)によれば、本当は5月の夏祭り生まれで付け出すのが遅かったというのが真実らしい。この誕生日をばあやんが覚えていたのには悲しい実話がある。(むかしむかし 祭りの夜参照)
 とにかく父にとっても私たちにとっても、今日は父の誕生日だ。格別に何をしたという事は無いが、美味しそうなパンを買ってお供えした。キヨちゃんは後から
 「電話すればよかった。お酒と赤飯でもお供えしたらよかった。」
と言った。それもそうだなあ・・・。そこまで思いが及ばなかった。
 蒸しパンでも作ってお供えしようかとも思ったが、作れるときに作り置きする「バカの一つ覚え」餃子60個で、メンテナンス仕立ての身体ではあるが、「お疲れねえ~」となり、台風の影響か頭痛もするのであきらめた。
 餃子を作っている間、キヨちゃんは私が「世陸」が気になるだろうと、実況中継。
 「黒い人早いわ!」
 「や~!抜かれた!」
 「あほよ!くそぼけよ!何しよら!(何て暴言)」
・・・って、全く分からない。しかも
 「観て!みて!観て!」
と来るから、その都度
 「ん?」
と画面をえしずk覗きに行かなきゃならない。で、
 「出来たんか?」
と聞かれても
 「・・・まだ。」
としか言えないだろう。
 父がいたら、一緒に笑ってくれただろうな。リュウは雷が怖いので、キヨちゃんが寝てから玄関へ移動。明日台風が近付いてから・・・という約束だったのだ。



 きっと父もリュウとじゃれていただろう。台風来ないと良いね、父ちゃん。


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コメント (6)
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