すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

辞令を受け取る誰もが苦い顔・・・

2014-09-01 21:43:35 | ひとりごと
 今日辞令があった。他に数名異動や兼務、昇格があったが、どの顔も決して晴れやかではなく、部長職を受けた先輩職員は笑顔ではあったが、
 「欲しくないんですけど・・・。」
とジョークで上司に訴えていた。
 辞令が下りていない人でも、3足のわらじを履くことになった職員がいる。それこそ、あっちへ走り、こっちへ走りである。
 私は他の職員2名と、シフトを酌んで、デイの入浴時間の忙しい時間に見守りに行く。時間としては1時間から2時間程度の事だが、月に10日もあれば本業務が滞るのは目に見えている。
 管理者と言う名前もあれば、当然「名ばかり」なわけにはいかず、それでは大変だろうから、自分の担当様をもう一人に2~3人取ってもらえ…とは、これも無茶な話で、当然彼からは、
 「無理です。精一杯です。そこまで言うならここでは働けません。」
と反発が来る。だから言ったでしょ、無理なんだってば。私が逆の立場でもきついと思うのだ。
 電話で「名前だけ」と嘘っぽいとは思いつつ、断れなかったが、昨日は部長が来て、
 「名前だけの管理者なんてあり得ないから、勤務実績が必要。施設長にはあれほど口を酸っぱくして、名前だけなんて事言ってはいけないと言ったのに・・・。」
と、見事なチームワークのペテン師みたいだ。
 流石に嫌みの一つも言いたくなって、電話の上司が来た時に、
 「お怨み申しておりますので、謹んでお受けください。」
と言ってみたら、
 「そういうことはあまり言わない方がいい。」
と不機嫌になった。
 私にも意地があるし、利用するお年寄りには何の罪もない。あの方たちのためには頑張るしかない。とりあえず、出来るだけやってみる。無理ならつぶれる前に辞める。

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コメント (2)
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