すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

HCUから個室へ

2014-09-25 19:47:01 | うちのキヨちゃん
 キヨちゃんの入院している病院は面会時間などがきっちりしている。どっちにしても、遠いのと家事もあるので午後行くようにはしているが、昨日の今日なので朝から心配だった。
 朝病院に電話して、HCUからうつるかの確認をしたのだが、地元の県立病院なら、
 「○階の詰め所をお願いします。」
と言うと電話を取り次いでくれるのだが、ここはそうはいかず、間に入った人が確認して返答してくれた。
 「今日午後に病棟に戻る予定です。」
 これはこれでかっちりしていていいのだが、話す中で聞きたい事や確認したい事、お願い事があっても出来ない。様子も聞きたかった。
 すると、しばらくして病棟の看護師さんから携帯に電話があった。
 「先ほどお問い合わせくださいましたが、午前中に個室に替わる事になりました。」
との事。ちょうど良かったと、
 「すいません。もし水分とか摂れる状態でしたら、まだ起きて飲めないでしょうし、床頭台の中にストローありますし冷蔵庫に水やお茶があるのであげて欲しいんですが。」
とお願いした。
 午前中昨夜の雨と風で積もった枯葉を掃除し、家の中もちゃちゃっと掃除して、夕飯の下ごしらえをしておいて出掛けた。
 行くとキヨちゃんは痛みがあって辛そうだった。
 「昨日初めはこんなに楽なんじゃ・・・と思いよったが、夜になったら痛ぅて痛うて。3時に安定剤貰ってようやく寝た。」
と言う。しかも痛いのは手術した背中ではなく、首や肩だという。おそらく手術中に麻痺の確認をするために、電流を流したというので、その影響かもしれない。
 しかも病棟に移ってからしばらくナースコールに手が届かず、大声で呼んでも聞こえずで辛かったらしい。訪問時はしっかりナースコールを握っていた。
 しんどくてお昼ご飯も食べられなかったというので、ハーゲンダッツを買ってきて食べてもらった。半分は食べた。
 それから枕がやたら高そうだったので、首も痛いという事だし本人にも確認してナースコール。
 「すいません。首が痛いというので枕の調整をお願いしていいですか?」
 「分かりました。」
看護師さんはそう言って、しばらくして来てくれた。結局枕は高いのでバスタオルを重ねた物に。するとキヨちゃんが、
 「テレビの方に身体を向けてください。」
と言う。上ばかり向いているので痛いのかと思えば、
 「今夜は「嵐」があるんです。福ちゃんも出るんです!」
と来た。さすがに看護師さんも、
 「まだ早いですよ。その時にまたお手伝いしますよ。ずっと同じ方向だと赤くなりますから。」
と言った。何しろ、その時点で15時である。
 痛いのは間違いないが、松潤と福ちゃんは点滴や痛み止めよりも効きそうである。念のために録画はしている私である。福ちゃんと松潤を楽しめているといいな。

*今夜はぼっちゃんカボチャを・・。
      
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