すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

手術成功

2014-09-24 21:03:33 | うちのキヨちゃん
 今日キヨちゃんの手術が無事終わった。
 朝、神様や仏様にお祈りして、リュウの散歩だけ済ませてもらったら7時半には家を出た。行くとすでにキヨちゃんは病衣に着替えていて点滴していた。身体が小さなキヨちゃんには、一番小さな病衣でも大きく歩きにくい。今日退院するという斜め前の患者さんが、色々と親切にしてくれたとキヨちゃんから報告があった。
 9時前に手術室に。私とくりりんも一緒に続いたが、エレベーターの所で、
 「ここからは入れませんので。」
と看護師さんに言われた。待合室はあるようだが、ここは多分重篤な患者さんなどの家族のためのものらしく、自動ドアのガラスのこちらからキヨちゃんが手術室に消えるのを見届けることしか出来なかった。
 予定している時間は4時間から5時間と聞いていた。病室で待っても仕方ないので、くりりんと病院の外に出て携帯の機種変などの検討をしたりして時間を潰した。
 お昼に戻って病院内のレストランで食事して、その後は病室でうとうとしながら待っていた。すると、携帯に着信。病室で待っているとは思わなかったらしく病院からだった。早い時間の電話でちょっとびっくりしたが、予定より1時間以上早く2時間50分で手術は終わったとの事だった。
 主治医からレントゲン写真を見ながら説明を受ける。背骨に刺さったボルトの写真が痛々しかったが、手術中も脳に刺激を送りながら、麻痺が出ないか確認しながら手術し、問題無く動いているとの話だった。
 HCUにキヨちゃんを見舞う。まだ麻酔が抜けきっておらず、
 「すず?くりちゃん?今から手術?」
と聞いた。終わったと告げると目を丸くしていた。
 中枢神経のそばを手術するので、血管を焼いて止血する事が出来ない。だから自然に血が止まるまで待つしかないので、患部に血が溜まらないように管を通して抜いている。手術中の出血も多くは無く想定内だったと聞いて安心はしているが、麻酔が切れるごとに痛みが出てきて痛みを訴えるのが辛い。
 元々我慢強いキヨちゃんだから聞かれても、
 「少し・・・。」
と言うので、
 「痛い時はちゃんと言いなよ。」
と伝えた。
 HCUの面会時間も14:00~15:30と、17:00~18:00決まっているので、一旦出ることにした。台風を心配してキヨちゃんは、
 「早う帰れ。」
と言ったが、とりあえず買い物などで時間を潰し、もう一度顔だけ出して戻ってきた。
 帰ってから親戚に電話で報告。明日は私だけ様子を見に行く予定だ。まずは何より・・・。

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コメント (4)
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