豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

願うことと実現できることの違い…鶴岡市~天童市~山形市

2015-03-24 21:09:05 | ファース本部
先般は吉田松陰が興した萩市に現存する松下村塾を見学してきました。
刀を腰にさしていた江戸時代の藩政から明治維新を成し遂げた人々の集った場所です。
天下の政道を揺るがす改革は、押し迫る海外勢力に対抗するため、国が一つにならなればならないとする改革青年の学び場でした。

明治維新を成し遂げたからこそ彼は歴史に名を遺すことが出来ました。
改革に失敗していたら単なる反逆者としか評価されなかったことでしょう。
迫り行く潮流に対応するため、志をもって決起しても、一人では何も為し得ません。
吉田松陰は、自分の身を投げ出す覚悟で行動したことに、若い志士達が追随しました。

理想を掲げ、思いを述べるだけなら誰にでも出来るのです。
勿論、ビジョンを打ち立て志を同じくするモノを参集させるための主張は必須なのですが。
彼らが事を成し遂げるまで、どれほど多くの同志が犠牲になったことか。

私達、経営者も理想を語り、ビジョンを掲げて賛同者の協力を得なければなりません。
特に工務店経営者は、数十社にも及ぶ協力業者さんをお施主様の幸せづくりのために取り纏めなければなりません。そのためには工務店ごとの「経営理念」がなくては…
その経営理念に人が賛同し、お施主様の信頼を得るための大きな要素となのでしょう。

今日は、鶴岡市の工務店様の親和創建さまと河北町の工務店様の鹿忠建さま、そして私達の大切なパートナーである天童市のFAS工務店、東住宅産業様を訪問しました。
この三社とも自分の理想とビジョンを掲げて、立派に工務店経営を実践しておりました。

写真は、東住宅産業様で撮りました。前右が社長の白鳥功さんと左が奥様で常務の白鳥明美さんです。後右から石川沙織さん、塩野三香さん、高橋紀明さん弊社常務の扇寿志です。東住宅産業様とは13年前からのお付き合いになりますが、理想を語りつつも、協力業者会の立ち上げなどと、私達の見本となるような先進的な工務店経営を成し遂げていました。

家づくりには、構造や温熱性能などの知識と技術、家を建築する匠の技能、それにお施主様に持っている技術と技能をアピールする営業力、そして人を束ねる経営手腕が必要です。
このような幾多にも及ぶスキルを重ね合わせて工務店経営を行っています。

今日の山形地方は吹雪と強風の大荒れの天気でしたが、学ぶことの多かった工務店訪問でした。明日は東京新橋で開催の経営者セミナーに参加してから四国高松に向かいます。

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