豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

日本の季節を最も強く感ずる春…函館~北斗市

2010-04-30 17:51:07 | ファース本部
私達は、北は北海道の道東から九州の鹿児島まで、日本列島全域に家づくりの理念を同じくした仲間達が存在します。弊社の出先も札幌、東京、熊本に点在しています。
この仲間達から毎日、刻々と情報が入り、本部対応の仕事をこなしています。

いまだに残雪の多い道北からは、寒さの中で行う様々な相談ごとが寄せられ、九州や四国などの南国からは、暑くて苦労している様子が報告されてきます。
毎年の事ですが、もう少し時期が進むと季節感がしだいに薄れて行く事でしょう。

この春の時期には桜前線が北上しています。私達が全国大会を行った3月末の九州宮崎県では既に桜の花が開花しておりました。今の宮崎は葉桜になっているそうです。
現在は、新潟や山形のファース工務店から奇麗な桜の便りが多く寄せらています。

ファース本部のある北海道は、渡島半島南端の松前で連休終りごろ、隣町の函館市は連休後の開花となりそうです。仲間の多くいる道東では5月中旬になると言う事です。
北海道道東の桜が開花した後の時期には、温暖地では既に梅雨の季節を予兆させます。

このように南北に長い日本列島で、厳寒地、温暖地、梅雨時期の長い地域が在り、いずれの地域にも、住んで快適な住宅システムの研究開発を行っております。寒さと闘う仲間がいて、同じ仲間が梅雨対策に奔走するのが日本列島の家づくりの様子です。

写真は、ネット画像で「春のイラスト」を貼り付けました。ちょっと気持ちが和むイラストです。巷はゴールデンウィークですが我社はカレンダー通りの勤務シフトです。


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一垂れの滴が大河になって…北斗市

2010-04-29 17:05:19 | ファース本部
百姓の子倅だった豊臣秀吉が数多の困難を乗り越えて天下人になった話は有名です。
元を質せば百姓の子倅であり、素っ裸になれば将軍も百姓もただの人なのでしょう。
たった1人の人が、その独りだけでは何をどのように頑張ったところで何も出来ません。

その1人の人が、どれほどの人々に影響を与え感化させ、支配出来たかなのでしょう。
企業も最初はたった1人の行動に賛同したり、引きずられたりしたりで、二人となり、三人となり、しだいに組織だって行くのでしょう。

国家体制にしても、国民一人一人の構成で国を為しているのであって、偉大なリーダーであれば在る程、多くの人々に抱えられ支えられている事になります。国家から見れば、いわゆる下々の人々で、国家全体が成り立っているのでしょうか。

我国は今も昔も、どんなに下々の人間であっても知恵と度胸と行動力があれば、天下国家を支配したり、大企業や大組織のトップに立つ事も可能です。確かに政治家や企業家は、二・三代目など世襲もあります。しかし彼らは創始者と異なる苦労もあるのです。

ともあれ創始者であろうとなかろうと、元を質せば1人と1滴が始まりなのでしょう。
写真は、美しい渓流を撮ったものですが、雪解け水、湧水、清水などが集まって渓流になり、その先で大河となってから大海に注いでいるのでしょう。

一滴から渓流、そして大河から大海へ…その間に多くの木々や植物を育て、魚や動物と関わりながら、その大海から水蒸気となって山に帰り、また同じ道を辿ります。
私達、人間もその自然の営みの中に生かされているのでしょう。

昨日からの台風並みの嵐も、この時間はかなり穏やかを取り戻した今日の北斗市です。

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人に好かれて損はない…北斗市

2010-04-28 18:43:22 | ファース本部
誰にも波長の合う人と合わない人がいるものです。
どうしても好きになれない人も、1人や2人くらいはいるものでしょう。
私自身も、どちらかと言えば、かなり好き嫌いの落差が大きい方でした。

誰とでも波長を合わせてしまう事の出来る人もいますが、八方美人とか信念の弱い人だ、などとの陰口が聞こえてきそうです。
私も含め好き嫌いの激しい人は、ずいぶん世間を狭くしてしまう損な性分と言えます。

何故、あの人が嫌いなのか…
その理由を今一度、深慮してみると案外、浅い理由が動機になっているのが多いようです。
嫌いなあの人の良い点を探してみると、嫌いな部分に隠れていた良い点が見えてきます。
特に嫌いだった人の思わぬ良い点に触れると、普通だった人よりむしろ好きになる事があります。
全ての人は、良い点の裏側に悪い点が、悪い点の裏側に良い点が潜んでいるようです。

人を好きになると言う事は、必然的に人に好かれる事にもなります。
これを優柔不断と批判する人などはおりません。
あなたの嫌いな人の裏面に、あなたの大好きな部分がきっとあります。
いままでは、ただひたすらに封印してきただけなのかも知れません。

今日は、病院で胃カメラ診断をしてきました。
乱暴な言動で嫌な人だと思っていた看護婦さんにとても親切にして戴きました。
確かに乱暴な言動の裏側に患者の身体を真に気遣っている様子が解ります。
表面の裏側に隠れていた美しさを発見したような気分です。

さて台風のような嵐の一日の北斗市でしたが(写真)嵐のまま暮れて行きそうです。

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津軽海峡物語り…函館~北斗市

2010-04-27 18:17:06 | ファース本部
「本州の北端に辿り着き、その先に在る北の大地が見えているに津軽海峡と言う自然の大河が行く手を阻む」この文章の先には様々な物語が繋がって行くのでしょう。
歌謡曲や小説などにも津軽海峡は絶好のロケーションとなります。

写真は今日の昼に、北海道北斗市のフェリーターミナルから撮ったモニュメントの中の函館山です。この函館山の向こうには津軽海峡を挟んで青森県下北半島があります。有名な大間マグロや戸井マグロなどの漁場ともなっています。

昭和29年9月26日、この函館湾を出港した青函連絡船の洞爺丸が台風15号で沈没遭難し1000名以上の犠牲者を出しました。この洞爺丸の大惨事が青函トンネル実現の動機になったと言います。それより9年前の昭和20年には、軍事要塞となっていた函館山が、湾上に浮かぶが船舶とともに米軍攻撃で完全破壊され、悲劇の函館湾の一面もあります。

北海道側から本州の山々を望む私達道民は、津軽海峡の向こうに本州ドリームが広がっていると思っておりました。私自身も昭和42年4月に、仲間数名とともにこの津軽海峡を連絡船で渡り、夜行列車で東京に行き今の福地建装を創業しています。

この海峡を行く人、来る人それぞれに数多の人生があり、その人生が海峡を行き交っているのでしょうか。今は青函トンネルで天気に関係なく海峡を行き来する事が出来、数年後には新幹線がここ北斗市まで開通します。
しかし、何か人生の幅が狭まったような気がするのですが…

津軽海峡物語りは、トンネルでも飛行機でもなく、ドラの音を残して岸壁を離れて行く連絡船で渡ってこそ、成り立つものように感じるのは私だけでないように思います。
本州は雨天の地域が多いようですが、穏やかで春めいた今日の北斗市でした。

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北海道の南部は杉の産地…北斗市

2010-04-26 19:43:22 | ファース本部
杉の北限は北海道渡島半島の付け根あたりだと言われています。
確かに札幌まで行くとポプラやカラ松(落葉樹)ばかりで杉の木は姿を消します。
杉の木は、秋田杉が有名です。しかし道南スギの方も芯が強くて丈夫だとする意見もあります。

杉の木は、木材の表面の板目や柾目に独特な波紋がとても美しいのです。昔から杉の木は、ヒノキやヒバと並び、腐食しない丈夫で奇麗な木材として高く評価されてきました。今でも防腐防蟻の薬剤を使用しなくとも高耐久仕様の木材として認定されています。

このような優秀な木材が道南には多く植樹してあります。北斗市の山林の多くが、道南杉の大木で覆われています。しかし私達がこの杉材の使用を試みるととても高い木材になっています。伐採して山林から引き出し、製材して供給するまでに多額のコストが掛かるのだそうです。海外の木材と比べ日本の高い人件費が禍になっているようです。

写真は、道南杉の貯木場を撮ったものですが、地場産材を奨励する仕組みが出来てから、にわかに道南杉の需要が多くなったようです。地場で育った樹木を地場で製材し、地場に建築する材料として使用する事で大幅なCO2削減を行う事が出来ます。

石油1リッターの消費で2.5kgのCO2を排出しますが、海外の山林で切り出し、陸送と海運、そして港湾から国内陸送して現場まで搬送するまで、気の遠くなるような膨大な量のCO2を排出します。また地場の山林育成で大量のCO2を吸収させる事にもなります。

補助金が出るから地場産材を使用する発想ではなく、この地で育った地場産材を愛おしく思うようにしたいものです。私達も積極的に道南杉の家づくりを行って参ります。

今日は終日本社に篭って部署ごとの月曜ミーティングを開催しました。
見えていなかったスタッフの頑張りが見えてきています。このミーティングで弊社のハウジング事業部は、道南の杉の家に取り組む事になりそうです。

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毎日を笑顔で幸福に暮せる家づくり…北斗市

2010-04-25 13:31:00 | ファース本部
何年も前から夢を膨らませ、様々な住宅展示場を見学して家の情報を集めてきました。そいて一大決心をしてハウスメーカーと契約を行い家づくりを実現しました。
私の無料住宅相談コーナーに、その方から次のような質問メールが届いています。

【新築の家に住んで6ヶ月経ちました。契約したハウスメーカーに全てを任せて満足感いっぱいで入居しました。ところが住んで直ぐに東側の和室の畳に青カビが発生し、メーカーに対処して戴きましたがカビ臭さは今も変わりません。暖房設備の無い部屋は凄く寒くて、今年暖房に使用した石油購入費用が一冬で19万円も掛かりました。メーカーは全く取り合ってくれません。……】

この質問メールには、この後延々とハウスメーカーとの対応の遣り取りが書かれており、最後に「全部壊して建替える方法を教えてください」との事でした。この方への回答は、建築したハウスメーカーとの冷静で穏便な交渉の仕方をアドバイスしています。

家の建築を計画される人は、「新しい家で家族全員が毎日を笑顔で幸福に暮したい」と誰も思う事でしょう。その夢を実現するため何年も前から何の情報を集めたのでしょうか。
この方の場合も外観、内観、間取り、キッチン、建具、家具などの情報が殆どです。

出来た家で人の暮らしが始まると、外観や内観などは全く関係なく、断熱、気密、遮熱、蓄熱、換気、調湿などの情報などが、すっぽりと抜け落ちていたのでしょう。
家を販売するには見た目の良い売り易い家を提案します。しかし、家は建主さんが住んでからが本当の家づくりの始まりなのです。

家を建築して住んでから育てるには、売り易い家でなく、育つ家を提案します。
私達ファースブループは、新築引き渡しを家づくりの第一歩と位置付けています。
今日は悩める建主さんから数通の質問があり、回答のため出社していました。

写真は私達ファースブループが、家づくりの根源としている茅葺屋根の家です。
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事業仕分けはパフォーマンスか…北斗市

2010-04-24 18:04:38 | ファース本部
子供手当ての財源問題や普天間基地問題、更には高速道路の料金問題など、鳩山総理のリーダーシップが問われています。今やダッチロール気味だと言われる鳩山政権ですが、独立法人や特殊法人などへの税金の流れをチェックする、「事業仕分け」だけには高い評価があります。

一部ではテレビ中継で説明者を追い込む手法が、見せしめ的で支持率アップを念頭にした「パフォーマンス」そのものだとする論評も少なくありません。
テレビ中継を行えばそれを放映するマスコミ側の伝え方も様々です。

このような税金の使い方を精査する事業仕分けは、透明化する事が最も大切な事です。
最初からこのような方法で事業仕分けを行っていたら血税を無駄に使わない仕組みが出来ていた事でしょう。そもそもテレビ中継そのものがパフォーマンスなのです。

ある意味で言えば政治そのものがパフォーマンスなのだとも言えるのでしょう。
その繰り広げられる政治的パフォーマンスを国民がしっかりと観察出来る事です。
従来、この政治パフォーマンスをして来なかった事の方が問題であったとも言えます。

このような事業仕分けは天下り撲滅だけでなく、公務員の人数、議員定数、省庁別の縦割り行政など、政治全般の効率を事業仕分けする事も必要でしょう。
今回は、事業仕分けの実施会場を探すにも苦労したようです。事業仕分けで廃棄が決って空いた会場がありそうです。国民が自由に参加できる会場を用意する事に血税を使用すべきでしょう。

この事業仕分け実施こそ、政権交代を果たした意義が多いに在ったものと思います。
写真は、いまや事業仕分けチームのアイドル的存在となり、先の事業仕分けで「スパコン何故1位」の発言が話題となった蓮舫参院議員のネット画像です。

テレビ公開をすると発言した言葉尻だけが独り歩きするのも宿命なのでしょうか。
今回はとてもソフトな語り口の蓮舫さんですが、大いにその活躍を期待しています。

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総論賛成と各論反対のメカニズム…北斗市

2010-04-23 18:27:26 | ファース本部
「みんなで良い国をつくろう」との総論に反対を唱える人などおりません。
良い国をつくるためには、役人を半分に減らそうとすると大反対が巻き起こるのです。役人を半分に晴らす事の住民サービスの低下などがクローズアップされるからです。

新政権が打ち出した「高速道路無料化宣言」の総論は賛成です。いざ実践しようとすると道路保全、新設道路の財源やCO2排出量などの問題が浮上します。
各論に入れば、其々の損得勘定がからんでくるため抵抗勢力が必ず跋扈します。

会社の利益を倍増して社員報酬を大幅アップしようとの総論には誰もが大賛成です。
そのため貢献度の低い社員をばっさり首にすると今のままでも利益が倍増しますが、後で大きなしっぺ返しを喰らいます。総論の実践には、手段を選ばない訳にも参りません。

打ち出した総論を成し遂げるには、各論を積み上げなければなりません。
企業の各論とは、社員一人一人が着実に連携して成果をあげる事なのでしょう。
社長と言えども自分一人で出来る事などは極めて限定されます。
まして社員が一人では何も成就出来ません。会社がひとつに纏る事が肝心のようです。

鳩山政権の迷走ぶりが報道されていますが政党と政府との連携に課題がありそうです。私達の会社もともすれば経営者と社員との一体化はまだまだ不十分のようにも感じます。会社とグループがひとつに纏れば、掲げた理念に向かって一気に飛躍する事でしょう。

政権政党の迷走ぶりを皮肉ってみても何の問題解決にもなりません。
その前に自分達の足元にある各論を積み上げる事なのでしょう。
今日は朝から気温と雲の低い、どんよりと一日が少しずつ暮れてゆきます。

写真は、北斗市本社の前から撮った綿帽子をすっぽりと被った現在の函館山です。

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北海道新聞「朝の食卓」…北斗市

2010-04-22 17:41:39 | ファース本部
北海道新聞は、580万道民の多くがこの道新を読んでいるようです。
この道新が創刊時から大切にしているコーナーに「朝の食卓」と言う欄が一番目につく場所にあります。今年1月から約40日に一回のペースで「朝の食卓」600文字の原稿を担当しています。

初回は「ニッカポッカ」と言うテーマで茶髪の青年がはいていた作業ズボンの話と、その青年が見た目よりはるかに機敏な仕事の風景を書いています。2回目は「キャリアーウーマン」で、仕事に厳しい女性行政担当官がうっかり見せた母親の優しさを書きました。3回目は空港で見た母子の様子とその後の展開ですが、道新の編集責任者から承諾を戴き、その原稿をそのまま載せます。

【海外留学の青年】  
空港搭乗者ロビーのガラス越しに泣きそうな顔で手を振る母親と思われる人に、背を向けて飛行機に乗り込んだ青年がいました。
彼は私と同じ飛行機の窓側、私は通路側の座席につきました。飛行機滑走を始めた途端、それまで外をじっと見ていた彼の目から大粒の涙があふれ出て、しゃくり上げるような嗚咽が聞こえました。そっと渡した私のハンカチが、くしゃくしゃになってしまうくらいでした。到着した空港で互いの乗り継ぎ便の待ち時間に彼と話をすると、母親の強い勧めでイギリスに留学することになったそうです。
 それが縁で彼は、留学先から私が毎日配信しているブログ「福地脩悦・社長日誌」を欠かさず見てくれてメールの便りもくれるようになりました。
 母1人子1人なのに留学を勧めた母親を憎たらしく感じ、その心をわかろうともせず、空港での態度を悔やんでいたようです。彼は、2年間の留学を終え、就職のためこの3月に帰国したようです。
 彼のイギリスからの最後のメールには、成田空港に迎えに来ると言う母親を、自分の両腕でしっかりと抱き、声を出して感謝の言葉を述べますと書いてありました。
 2年ぶりに再会した母子の歓喜の光景が見に浮かびます。
彼は、強くて賢明な母親の思い通り、着実に成長したようです。(福地建装社長・北斗)

写真は大勢の人々の営みを抱えて飛ぶ飛行機から撮った東北上空です。

この「朝の食卓」記事は、掲載後、ファース本部オフシャルサイトのトピックス欄【福地社長の新聞投稿やブログ更新情報】にアップして参ります。

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一流アスリートのプライベートタイムとは…北斗市

2010-04-21 18:04:42 | ファース本部
昨夜遅くひょっこり我が家に遊びに来たのは、バトミントン元日本チャンピオン佐々木 翔 君です。今月11日「大阪インターナショナルチャレンジ2010バドミントン選手権大会」で堂々の優勝を果たし、その夜のフライトでインドに遠征していました。

一昨日、帰国してから直ぐに北斗市に瞬間帰省をしています。
バトミントン人口は他の種目よりとても多く、1000万人もあると言われています。
バトミントンと言えば、お正月の羽根つきの延長のようなスポーツに思えますが、空中格闘技とも称される、とんでもない激しいスポーツなのです。

飛んできた羽根を空中高く飛び上がり、ヘアピン状に煽った全身をバネを戻すように逆ヘアピンに返し、その先に握られたラケットから飛び出す羽根は、時速200kmのスピードになると言います。それだけに日頃の鍛錬は想像を絶するほど厳しいようです。

その彼がプライベートの時間に身を置く時は、写真のようにとてもシャイで穏やかで、礼儀正しい好青年です。彼の妻(私の長姉の孫娘)は、7月の出産を控えて私の隣の実家で静養をしています。母子ともに順調で嬉しそうな彼の笑顔が印象的です。

彼は、一昨年の日本チャンピオンでありながら北京五輪には選考されませんでした。
三年後のロンドン五輪を目指していますが、先般の大阪INC選手権大会のような試合で実績を残さなければ、例え当年のチャンピオンであっても選考されない場合があります。バトミントン競技の五輪出場は、シングル1名枠を得る、とても激しい競争なのです。

この北斗市からは、今年のバンクーバー五輪、滑走スキーの佐々木 明 君が見事、出場しています。同郷で同姓の佐々木 翔 君も是非とも五輪出場が出来る事を期待します。
翔君自身も、故郷である北斗市の市民の方々に、バトミントンを通じた身体づくりや、メンタル面での強化などで貢献出来る活動を企画しているようです。

20日北海道新聞掲載の記事をブログに載せる承認が得られました。明日アップします。
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感動する3分間スピーチの極意とは…北斗市

2010-04-20 18:16:15 | ファース本部
年度替りでの人事異動や事業団体の総会などがあちこちで行われています。
この時期は、私自身もそのようなイベントに参加する機会が多くあります。
ボランティア団体の会合でも最後まで判で押したようなスピーチばかりでした。

司会者の開会案内、代表者の挨拶、主賓の挨拶、来賓の挨拶までが新鮮味を感じないスピーチばかりです。イベントの主旨のためには、必ず言うべき事はあるのでしょうが、社会的地位の高い人が、言わずと知れた事ばかりの言葉の羅列が多いようです。

特に毎日、人前で喋り慣れている人のスピーチは、気持ちを抑揚させるような体験が少ないのです。むしろ新人の挨拶などは、ピリピリと緊張して肩に力を入れながらも、懸命に自分を認めて貰いたいと思う気持ちが伝わり感銘する事があります。

人前でのスピーチでは、自分の言いたい事、訴えたい事を、その言葉に魂(情感)をどのように込められるかなのでしょう。喋り慣れると必然的に情念、情感が希薄になりがちです。
私も人前で話をする機会が多く、喋り慣れからくる情念のこもらない単なる言葉の羅列に気を付けているのですが…

縦板に水のように上手でなく、たどたどしくても一向に構わず基本は、何を主張したいのかを絞り込み、その言葉に魂を込めると情念が乗ってほぼ3分間で纏るものです。
3分間スピーチとは、魂を込めた言葉で発すると聴く人に感銘を与える事になるようです。

さて今日は終日社内で様々な仕事をこなしています。
今日の北海道新聞の朝刊に載った「朝の食卓」の記事に関する感想分にも感謝したします。次号は6月2日になるようです。
写真は今の北斗市本社の様子です。朝からそぼ降る春の雨に見舞われていますが、「春雨じゃ 濡れて行こう」には冷た過ぎる雨です。

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自己管理の出来ない人は管理職もままならない…北斗市

2010-04-19 19:00:00 | ファース本部
男は多少なりも下腹が出っ張って、顔もふっくらしていた方が貫録があって良い、とした時代があったようです。確かに痩せて細い顔や身体の男性は、貧相に見えて、太った人より貫録が劣るかも知れません。

ところが昨今は、企業に社員の健康診断が義務付けられました。そこでメタボ検査が行われます。
ウエスト85センチ以上の男性は、メタボ症候群と言われ肥満体の仲間入りです。
85センチとは、普通体より少しふっくらした人は全てのようです。

私は身長166センチ、体重60キロの標準体ですがウエストが82センチです。
あと3センチでメタボ体格となるのですから普通の人の大半がメタボか予備軍にです。
肥満体の男性は、世間から冷たい視線を浴びているのでしょうか。 

実際、超メタボな社員が心臓発作を起こす割合が高いと言う統計があるそうです。
風船のように肥り、顔も腫れたように大きく、太鼓腹を抱えながら歩くのは、かなりの無駄もあるのでしょう。社内を見回すと何人かそれに近い社員がいます。

健康診断書に要診断、要精密検査と書かれている社員も多いようです。
体重を数キロ落とすには簡単で要は食べない事です。
自己管理の出来ない人は管理職にも向いてないと言われても仕方ないでしょう。

「食細くして命を長く」との格言があります。すると「食べたいものを我慢してまで長生きなどしたくない」との反論がありそうです。しかし、人が健康を害すると否応なしに血税での医療費負担が掛かります。健康の管理は、自分だけの問題はないのです。

写真は、弊社札幌事務所で撮ったもので常務の扇 寿志です。
彼の自己管理力は見習うべきものがあり、身体も動きもスリムで敏速です。
さて、今日も激動の一日が暮れてゆきます。

北海道の方は、明日の北海道新聞朝刊の「朝の食卓」当方が草稿した原稿が載りますので…
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ブログネタは目の前に転がっている…北斗市

2010-04-17 12:52:20 | ファース本部
私のブログ歴は5年近くになります。私にとってのブログは仕事ではありません。
ブログ更新をしなければ何故か締りない一日を過ごしてしまうような感じがします。
ブログは、義務感で書けるものでもなく、またうんと好きだからでもなく、嫌でもなく、自然体で見た事、感じた事をそのまま文字にすると1000文字くらいになるものです。

一日24時間、過ぎ行く時間の中に身をおいていると目に見えるもの、耳に聞こえるもの、嗅覚で感じるもの、肌で感じるものなどの全てがブログネタになります。
一日いっぱい病院のベッドの上で過ごした時は、注射の痛さや看護師さんの怖さ優しさなど、格好のブログネタになった事があります。

今の自分の机上には、生の観葉植物の鉢と人口観葉の二つの鉢が置いてあります。
人口観葉(写真)は、たまの手入れも台所でじゃぶじゃぶと水洗いだけで充分です。
生植物は、葉っぱを一枚一枚拭いてあげたり、水を与えたり総務課のスタッフがかなりの手間をかけています。

手間をかける生植物の方は、手入れをするスタッフから愛されている様子が解ります。手間のかかる子供やスタッフなどが可愛いのは、きっと同じ理由かも知れません。
写真の人口観葉を一見して人口だと解る人は殆どいません。このようなモノを造る過程や発想を抽出するだけで、とても興味深いブログになるのでしょう。

このようなブログで人様に何かを教えたいとかアピールしたいなどを思考すると、とたんにブログそのものが陳腐化するものです。人を傷つけないような配慮はしつつも、思いのままに思った事や訴えたい事、社会の出来ごとなど配信出来るのがブログです。

また自分が配信したブログを後で読んで感じる事が多くあります。自分が書いたブログに感動したり、赤面する思いをしたり、内容の乏しいものだったと反省もします。
どんなブログでも所詮ブログは、自己を満足させるための道具なのでしょう。
今日の北斗市は曇天で風もなく穏やかですが乾燥しているので空気の冷たさが堪えます。
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「マナー」は法律でありませんが…函館~北斗市

2010-04-16 21:04:02 | ファース本部
インターネット投稿欄に「エスカレーターに乗る際は左右どちらかに寄って立ち、空いたスペースをお急ぎの方が通れるようにする」そのマナーから外れた人がいると「マナーを知らない人」「迷惑な人」との記事がありました。

私も空港などで急ぐ時、そのような人と遭遇するとそのように思う時があります。
しかしエスカレーターは、安全面でステップの中心に立ってくださいと規定されています。いつの間にか脇を空けるマナーが出来てそれが当たり前となっているようです。

エスカレーターは、脇を空ける必要がないのなら、あんなに広い幅も要りません。
1人用で狭いなら理解できますが幅広の場合は、急ぐ人をすり抜けさせるための幅をとった設計だったのでしょう。

状態や環境によって決め事やマナーが見直されなければならないと思います。
マナーによって私たちの命や生活、人権が守られていることは認めざるを得ません。
喫煙マナーによっては、受動喫煙の害から守られている実情も実際にあります。

大衆が望めば新しいマナーは次々に生まれ、暗黙の了解になり、中には法律になるものもあります。
私は、マナーとは独りで生きられない社会生活にあって、人々との連携を司るために必要な、気遣い、気配りの一環だと思うのですが…

今日は家庭裁判所での調停業務を行い、苦悩する夫婦間の調整を行いました。
夫婦であっても一定の気遣いや気配りが出来れば家庭裁判所に来る事も無かったでしょう。

家庭裁判所から調停協会総会と懇談会に参加して帰社したら、弊社研究開発室の村上次長が、1人居残って仕事をしていました。(写真)
彼の家庭は極めて平和ですが、彼の仲間思いや家族思いには、常に気遣いや気配りが行き届いているかでしょう。

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ボランティアとビジネスの境界線…札幌~丘珠空港~函館空港~北斗市

2010-04-15 18:47:23 | ファース本部
私達は、北海道の住宅雑誌としてデビューした「リプラン」㈱札促社の社長兼編集長の三木奎吾さん(写真)が主宰する「住宅110番」の回答業務を担っています。
リプランは、写真撮影のアングルや濃淡など独特な表現法で評価の高い住宅雑誌です。

この三木社長率いる札促社は、完全ボランティアの「住宅110番」にも多くの労力を割いています。その回答を行う私達も家についての質問者の苦悩を少しでも緩和しようと、出来うる限りの情報を集めて回答を行っています。

ボランティア活動には、その熱心さから企業理念を察して戴き、雑誌を購入して戴くとか、私の場合も少しでもファースの家の存在を知って戴く事が念頭にあります。
企業の存在とは、企業収益を上げつつも社会にどれだけ貢献出来たかも評価の対象となるのでしょう。

住宅110番は、その質問を受けて回答者に回答依頼を行い、戻った回答書を校正編集してサイトにアップするため、相応の労力がかかります。雑誌社の中でも手慣れたスタッフがその業務にあたっています。このボランティア活動もリプランの札促社は、雑誌を買って戴く機会をつくる事が究極の目的であり、私達はファースの家を理解して戴く事が目的となっています。

しかし、この自分達の企業利益を追求するビジネスだけがギラギラするような行動は、情報を受ける側に決して評価されない事でしょう。誠心誠意にボランティア精神に則った行動が評価されてこそ企業は、その存在感を知らしめるのでしょう。

札促社は、住宅雑誌リプランを北海道から東北地域に拡大して、次に東京首都圏に販路を広げつつあります。住宅110番の有効活用と住宅雑誌リプランも愛読ください。
ついでに私達、ファースの家も是非、体感見学の機会を戴ければ幸いです。
今日は三木編集長と懇談の後に空路で函館に戻りました。
外気温2℃で冷え込んでいます。明日は家庭裁判所の業務が日程に…

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